ロンドンから日本生まれの良いものを世界に発信するセレクトショップ「クラッチカフェロンドン」6月の人気商品を紹介!

サッカー留学で英国に渡り、ロンドン在住時に自身のアパレルブランドを立ち上げる。そんななか、ひょんなことから日本の出版社と出会い、ブランドをやりながら、日本の雑誌やプロダクツを販売する「クラッチカフェロンドン」のディレクターに。今や日本生まれの良いモノを英国から世界に発信することになった男が送る、英国のファッション事情や、現地の人たちが着こなすジャパンプロダクツなどなどをゆるーく紹介していくのがこの記事。今回は、「クラッチカフェロンドン」の6月の月間人気アイテムをカウントダウンでお届け。

【5位】Snail Brand Bandana Red 60cm

ロンドンの印刷会社The Printer’s Devilとのコラボレーションで作られた「スネイルブランド」による日本製のバンダナ。よくある53cm規格よりもひと回り大きい60cm四方サイズで、Tシャツや襟付きシャツの上から首に巻けば、ほどよい存在感でサマになる一枚だ。色は4色展開で、中でも一番の人気はベージュ地に赤のデザイン。

https://clutch-cafe.com/products/snail-brand-bandana-red-copy

【4位】Clutch Cafe Cotton Canvas Tote Bag Ecru

 イギリスでプリントされたオリジナルロゴ入りの15オンスコットンキャンバストートは、お土産にも最適。やや縦長なシルエットに加え11cmのマチで、収納力も十分だ。お土産枠では同じデザインのラージサイズを購入される方も多いが、汎用性の高さから、こちらに軍配があがった。

https://clutch-cafe.com/products/clutch-cafe-cotton-canvas-tote-bag-ecru

【3位】Cushman Lot.21040 Linen Cotton Canvas Dog Ear Jacket Black

6月でも最高気温25度を下回るロンドンでは、ベーシックで万能な軽羽織りが欠かせない。アメカジの王道とも言えるドッグイヤージャケットをリネンコットン素材でアップデートした同アイテムはロンドナーにも人気。1930年〜60年代のアメリカン・スポーツウェアにインスピレーションを受けて生まれた日本のブランド「クッシュマン」によるもの。

https://clutch-cafe.com/products/cushman-lot-21040-linen-cotton-canvas-dog-ear-jacket-black

【2位】Warehouse&Co Lot.4059 Ringer Tshirts Navy/Cream

「ウエアハウス」より、説明不要なリンガーT。はっきり言って傑作。コントラストの効いたパイピングの配色とヴィンテージライクなスリムシルエットが特徴で、ラフにデニムと合わせたい一枚。希少な編み機で編まれたやわらかな天竺生地の着心地は言わずもがなだろう。

https://clutch-cafe.com/products/warehouse-co-lot-4059-ringer-t-shirt-navy-cream

【1位】Paraboots Barth Deck Shoe Marron/America

そして6月のベストセラーは、「パラブーツ」のバース。ミカエルなどクラシックへの支持もさることながら、やはり夏のアメカジスタイルの大定番であるデッキシューズはロンドンでも不動の人気。赤みがかったブラウンのベジタブルタンニンレザーは経年変化も醍醐味のひとつ。この夏はタフな相棒を足元に携え、街に、海に、繰り出したい。

https://clutch-cafe.com/products/paraboot-barth-deck-shoe-marron-america

この記事を書いた人
岡部隆志
この記事を書いた人

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

クラッチカフェロンドン、アレヴォルディレクター。20歳のときに(2000年)渡英。ロンドンで過ごす時間が人生の半分を過ぎたころから日本語力が衰え始めてきた九州男児。中学生のときに購入したアメリカ製のジーンズをきっかけにアメカジにハマるも一番の好物はサッカー。将来の夢はサッカーチームのオーナー。
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