サウスウエストスタイルと呼ばれるコンチョベルトは、1920〜’30年代のナバホ族のヴィンテージ。コインシルバー特有の鈍い光沢感もたまらない。「ベースのベルトは旧くないですが、コンチョは歴史を感じる作り」
フレッドハービースタイルのメディスンバッグは、1950年代。ショルダーにはカウントアップで当時のリバティコインを使用。「現在は収集するにも難しいコイン。当時の装飾方法がそのまま残り、文献としても興味深い」
当時のシルバースミスが知恵を絞り、労力を掛けたナバホ族ヴィンテージ。「ホールマークの入っていないヴィンテージは作家の想いに視点を巡らせることができ、製作環境を研究するには打って付けの題材です」
GEORGE SCHERR COというNYのメーカーが出していたメカニック向けのツールチェスト。1949年のカタログに掲載されている。「トランクショーを開催する際に、ジュエリーボックスとして活用しています」
渋谷にあったアメリカン衣料の名店であるバックドロップに飾られていた雑誌LIFEの実物。業界人が大きな影響を受けた。「縁があって譲ってもらったもの。大切に飾っており、当時の状態を保っています」
Photo by Kazuya Hayashi Text by Shuhei Sato 佐藤周平 取材協力/Larry Smith https://larrysmith.jp
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