アメリカ製よりアメリカらしい、メイドインジャパンを着る。

  • 2023.05.07

昨今、メイドインジャパンのプロダクションは目を見張るものがある。〝アメリカ以上にアメリカらしいプロダクツ〟においては本家以上だ。その土台には、90年代に起こったヴィンテージレプリカブームで培われた経験やノウハウが確実にある。日本の生地や縫製技術に信を寄せるブランドたちのアイテムでコーディネイトした4スタイルを見ていこう。

1.清潔感あるホワイトコーデもメイドインジャパンで。

マスター&コー

エポレットや比翼仕立てなどM-51のディテールを踏襲しつつ、春めかしいリラックスしたモッズコートは、ワンサイズ展開にこだわっているとか。ストーンウォッシュ加工で雰囲気上手なこなれ具合だ。63800(マッハ55 リミテッド TEL03-5846-9535)

ヤングアンドオルセン ドライグッズストア

クタリとしたヴィンテージ調の柔らかさは、吊り編み機で編み立てた天竺生地によるところが大きい。ご存じの通り、現在、吊り編みができる昔ながらのループウィール機は世界中でも和歌山でしか稼働していない。9900(三角形 www.youngandolsen.com)

バンブーシュート

前身、後身ともに大胆なベンチレーション用スリットが設けられ、裏地はメッシュという、高温多湿の我が国のためのシャツ。奇天烈な企画を形にできたのは母国生産ならではの綿密なコミュニケーションの賜物。2900(バンブーシュート TEL03-5720-1677)

アワーク

セルビッジは何もインディゴとは限らない。岡山で織り上げられる高品質な耳付きのデニムはこんなナチュラルカラーも用意され、タック入りワイドテーパードというエレガントさにマッチ。26400(スマートクロージングストア原宿 TEL03-3406-0012)

ヤングアンドオルセン ドライグッズストア

某ミリタリー支給メーカーの軍需ボートシューズを、日本のムーンスター社の工場にて忠実に再現したもの。職人の手作業が仕上がりを左右するヴァルカナイズド製法は、やはり日本生産に美しさの軍配が上がる。16500(三角形 www.youngandolsen.com)

ヤエカ ライト

工具入れをモチーフとしたツールバッグは、ハンドル部などがジーンズのようにリベットで補強され、道具としての雰囲気が漂う。厚手のキャンバスは実はリネン混。軽く、ラフなシワ感が持ち味だ。27500[W50×H36×D26cm](ヤエカ TEL03-6426-7107)

2.本家に負けないアメトラコーデもメイドインジャパンにお任せあれ。

サウスウィック

アメトラ名門テーラーの伝統を、シップスが継承し話題に。USメイドも展開するが、こちらは尾州ウール謹製。紡績から加工まで一貫生産する工場で織り上げたプンタウール生地は、上質な光沢を宿す。71500(シップス 銀座店 TEL03-3564-5547)

コロナユーティリティ

タックインしやすい丈感のクラシックなBDシャツは、50年代のアメリカ製シャツがベース。ヴィンテージの雰囲気を左右するボタンなどの付属は日本の工場だからこそ取り揃えられているのだとか。28300( TEL03-6300-5043)

ポストオーバーオールズ

NYにて旧きよきワークウェアを甦えらせたブランドも、数年前より大淵氏の帰国に合わせ日本製にシフト。時代が変わり、ヴィンテージ風の生地やパーツの復刻がスムーズになったためだ。3800(ポストオーバーオールズ中目黒 TEL03-6303-2160)

アイヴァン

圧倒的な軽さを誇りながら、しなやかでタフ。βチタンは理想的なフレーム素材のひとつだが、加工難度から、日本の工場なくしてはこの繊細なデザインは適わない。さすがジャパンメイド。41800(アイヴァン 東京ギャラリー TEL03-3409-1972)

J.プレス オリジナルス

「ヘリテージ ストック プログラム」と銘打たれた、本国アメリカの伝統をジャパンメイドで受け継ぐ新ラインより。赤のドットはブランドロゴになっており、繊細なモノ作りが垣間見られる。12100(J.プレス&サンズ 青山 TEL03-6805-0315)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部