2022年秋、日本初上陸メガネブランド。独創的なギミックで席捲する「ウジック・ジョー」。

人間に与えられた最大の喜び。それは創造力を発揮することである。創造性の翼でアイウエアをどこまでも飛翔させようとするデザイナーがいる。数々の有名デザイナーを輩出したアントワープ王立芸術アカデミーにて研鑽を積んだというウジック・ジョー氏はぜひ覚えておきたい1人だ。

他にはないギミックで世界と熱くコミュニケート。

グラフィック、イラスト、アニメーションなどを韓国の美術大学で学んだ後、ファッションの世界を志し、数々の有名デザイナーを輩出したアントワープ王立芸術アカデミーにて研鑽を積んだというウジック・ジョー。

卒業後はイケアとウォルター・ヴァン・ベイレンドンクのプロジェクトにグラフィック、プロダクト、アニメーションのデザイナーとして参加するなど、多彩すぎる活躍を見せてきた。

「ウジック・ジョーはテーマやコンセプトを自分の目でしっかりと見つめて、他にはないギミックが楽しめるアイウエアを生み出しています。ウジック・ジョー自身が持ち合わせているものにアントワープで磨かれてきたものが混ざり、数あるアイウエアブランドのなかでもユニークなポジションを築いていますね」

そう語るのは、2022年秋にウジック・ジョーの日本初上陸ショップとなったコンティニュエのプレス根本茂行さん。独創的なギミックを現実のものにしているのは、日本の職人たちだ。

ストーリーテリングなデザイン手法で魅了する。

他とは違う独創性がウジック・ジョーのアイウエアに命を吹き込んでいる。アーネスト・ヘミングウェイによる人類史上最大の傑作と言える小説『老人と海』をテーマにした2019年のファーストコレクションで、その独自の創造力は爆発。

サングラスを折り畳んだ姿が老人サンチャゴが乗り込むボートのメタファーになっていたり、メガネをジャケットの胸ポケに挿しておくと万年筆のように見える仕掛けだったり….。物語を込めているのだ。

「ウジック・ジョー」のおすすめ眼鏡3本。

W1“HIS PEN”

柔らかなパントシェイプから伸びる右テンプルに万年筆モチーフのディテールを配している。『老人と海』の作者ヘミングウェイを着想源にして、執筆する姿や彼の雰囲気そのものをアイウエアに焼き付けた。6万2700円

W3 “HIS ROPE”

『老人と海』の物語から「結ぶ」をテーマに据えてデザイン。ロープとボートの関係のように別売りのクリップとフレームが結ばれる。クリップには結び目の意匠をあしらう。フレーム4万7300円、クリップオン2万3100円

W7(3232)

こちらは最新作のカクテルコレクションから。カクテルパーティーのためのリングとして1940年代に米国で流行したカクテルリングをテーマにした。スワロフスキーを配したリングが汗止めの前方に鎮座する。10万3400円

【問い合わせ】
コンティニュエ
TEL03-3792-8978

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 2023年4月号 Vol.193」)

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

名作[ハリケーントップ]誕生から40周年! 「CHUMS」の「ハローウェア」が再登場

  • 2026.09.23

「チャムス」の名作[ハリケーントップ]の誕生から40年を迎える今年、「ハローウェア」が再登場する。そのコレクションを紹介する前に、まずはブランドが歩んできた歴史を紐解いていこう。これまでの歩みを知れば、「ハローウェア」をもっと楽しめるはずだ。 ハロー、懐かしくて新しいチャムス サングラスを川に落とさ...

究極のクラシックを背負う。英国発バッグブランド「Billingham」のカメラバッグ『System-1』

  • 2026.09.24

英国生まれのバッグブランド「ビリンガム」。そして同ブランドを代表するモデル[システム-1]。"用の美"を極めたその実用性とルックスは昔も今も、服好きの心を捉えて離さない。 “機能美”を極めたクラシックバッグの筆頭 創業は1973年。写真を撮るのが大好きだったという創業者のために妻がカメラバッグを手作...

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

Pick Up おすすめ記事

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...