Paraboot(パラブーツ)の定番からレアものまで人気革靴13選。|名靴カタログ

機能性と堅牢性で世界を魅了するフレンチシューズ。2020年には、約10年前まで存在していた編み上げブーツやサイドゴアブーツが復活を遂げて、その勢いは増すばかり。「パラブーツ」の歴史と、名作革靴を紹介しよう。

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2021年10月26日

「パラブーツ」とは?

「パラブーツ」を運営するリシャール ポンヴェール社は1908年にフランス東部の町イゾーでレミー・リシャール・ポンヴェールが開いた小さな靴工房から始まった。創業当時はオーダーメイドシューズを製造していたが、後に工場と契約を結んでパリを中心に既製靴の販売を開始した。

パラブーツの誕生は、ソールがラバーで覆われたブーツを米国で入手し、天然ラテックスを底材に使った靴を着想したのがきっかけ。当時、ブラジルのパラ港からラテックスを輸入していたことから、パラブーツと命名された。堅牢で摩耗に強く、快適な履き心地をもたらすオリジナルのラバーソールを備えた靴は、最初にワークシューズとして世に受け入れられ、冒険家たちが愛用したことでアウトドアシューズとしての地位も獲得。

現在では、ファッション業界を席巻する靴として、だれもが知るところ。恒例となった伊勢丹新宿店でのパターンオーダー会は毎年人気を集めている。

【1】 Chambord(シャンボード)

つまみモカタイプのUチップにボリュームのあるラウンドトゥ。このモデルの登場以前にも同型のUチップは作られてきたが、ウェルトや素材のマイナーチェンジを経て、1987年に[シャンボード]として世に出た。現在、ブランドを代表するモデルとして君臨。

【2】Neuilly(ヌイイ)

かつて展開されていた7インチ丈の編み上げブーツが、2016年秋冬シーズンに復刻を遂げたモデル。ほんのりと上品なキャップトゥデザイン。着脱を容易にするため、レースステイの上4つはフックになっている。

【3】Rousseau(ルーソー)

Uチップの[ルーソー]は、ワークシューズやマウンテンブーツの印象が強かったパラブーツが、次の世代に向けての正統派シューズという位置付けで2005年に発表したもの。たちまち人気となり、現在は定番の1足に。

【4】Andersen(アンデルセン)

こちらは、ウイングチップ型のシューズが少ないパラブーツでは稀有なモデル。程よくノーズが長くて、ラウンドトゥが上品にアピール。こちらは温もりのある起毛革が使われていて、冬場のトラッドスタイルにぴったりだ。

【5】Barth(バース)

フランス本国で海軍認定のオフィシャルシューズとして採用されていた本格デッキシューズ。[バース]という名称は1970年代の初頭に与えられたものだが、フランス海軍御用達の歴史は、それ以前の’60年代に遡る。

【6】Manege(マネージ)

全体の適度なボリューム感と少しほっそりしたノーズバランスが絶妙で、スラックスからワイドパンツまで問題なく合わせられる。かつてレギュラーだったが、一度姿を消し、数年前に再び復刻されたモデル。

【7】Photon(フォトン)

2014年秋冬に、新作として登場したサイドゴアスリッポン。包み込むような履き心地と着脱のしやすさが特徴だ。丸みのあるシルエットとカッティングの少ないシンプルな構造で、スタイルを選ばない汎用性も自慢。

【8】Castel(キャッスル)

本国では会社員や教員など、幅広い職業の人が仕事で愛用しているポピュラーな存在。ワックスを染み込ませたリスレザー、ノルヴェイジャンウェルテッド製法、ラバーソールというパラブーツの技術を最大限に活かした1足。

【9】William(ウィリアム)

元々は、パラブーツがOEM生産を手掛けていた有名ブランドのカジュアルラインに存在していたモデル。生産終了後にファンからの強い要望があり、「パラブーツ青山店」の開店記念アイテムとして2001年に復活。

【10】Avoriaz(アヴォリアーズ)

1992年にパラブーツを運営するリシャール・ポンヴェール社の登山靴ブランドであるガリビエールから発売され、2007年にパラブーツで復刻されたモデル。タウン仕様にソールの厚みを薄くし、屈曲性をアップさせている。

【11】Avignon(アヴィニョン)

履き口付近の切り替えが印象的なUチップ。100%天然ラテックスで作られたグリフソールを採用。縦横に刻まれたギザギザのパターンがグリップ力を高め、濡れた路面で効果を発揮する。

【12】Prost(プロースト)

次世代に向けた正統派シューズを発信するべく、2005年に誕生した“アビーコレクション” を代表するモデル。シボが型押しされたグレインレザーを採用すると、淡白な印象になりがちなプレーントゥも味わい深くなる。

【13】Michael(ミカエル)

創業者の孫にして現社長であるミッシェル・リチャードの誕生を祝い、その名を冠したモデルとして1945年に誕生。[ミカエル]は、ミッシェルのラテン語読み。パラブーツの名を世界に広めた記念碑的モデルである。

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

【問い合わせ】
パラブーツ青山店
☎03-5766-6688
http://boq.jp/paraboot/

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2021年10月26日

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