2ページ目 - インバウンド復活のアキバで調査! あの懐かしのゲームも、驚きのプレミア価格に!?

  • 2024.03.21

「スーパーポテト」で懐かしのゲームを市場調査!

【価格・メーカー名について】ソフト紹介の「定価」は発売当時の価格で税抜、黄色で示したスーパーポテト店頭価格は取材当日のもので税込で表記。メーカー名も発売当時のもの。

ファミリーコンピュータ(FC)|任天堂/1983年〜

本体発売から今年ではや40周年 。SNS全盛の昨今、コレクターや動画クリエイターによる国内販売カセット1053本、ディスク199本、計1252本(通説)のコンプリート達成も散見され、相場は安定しているかと思えた。が、後期希少品の高騰は止まらない。

『地底戦空バゾルダー』(ソフエル/’91)

美少女モービィと地底探索用戦車バゾルダーを操り、縦横奥と多彩なスクロールで飽きさせないシューティング&アクション。 グラフィックの評価も高い。定価6,300円→27万2,800円

『ロックマン』(カプコン/’87)

最新ナンバリング『11』の長寿シリーズ。『X』『エグゼ』なども人気で外国人にも認知度が高い。実は初代はミリオン未達成、美麗品なら驚きの高額買取! 定価5,300円→11万円

スーパーファミコン(SFC)|任天堂/1990年〜

発売後1995年頃までが黄金期で、多くの名作 RPGやシミュレーションが誕生し ミリオンヒットも多数。ただし安易なキャラゲーや大爆死ソフトも多く、そもそもソフトの価格が高かっただけに、お宝化しているならありがたい!?

『ドレミファンタジー ミロンのドキドキ大冒険』(ハドソン/’96)

名門ハドソンの『ボンバーマン』精鋭スタッフが多数携わった良作アクション。パステルな色調と表情豊かなキャラ、音楽など高評価ポイントも多かったが、RPG全盛期に埋もれて希少品に。定価6,800円→7万4,580円

メガドライブ(MD)|セガ/1988年〜

“時代が求めた16ビット”機も発売35周年。日本ではややマイナー感が漂うが、音速のハリネズミ「ソニック」が世界で大ウケし、海外ではスーファミ(SNES)と互角の人気に。洋ゲーの日本移植版も多く、訪れる観光客を喜ばせる。

『バトルマニア大吟醸』(ビック東海/’93)

MD屈指の良作バカゲー『バトルマニア』(’92)の続編。パッケージからは想像できないが横シュー。多重&ラスタスクロールを駆使する美麗演出は“技術のムダ使い”とマニアに讃えられている。定価7,800円→20万6,800円

PCエンジン(PC-E)|NECホームエレクトロニクス/1987年〜

FC、 SFCのライバルとなった高性能8ビット機。本体発売翌年に家庭用機初のCD-ROMドライブも投入、ディスク版ソフトを浸透させた。ナムコ、アイレム、コナミ、日本ファルコムなどの実力派メーカーも参入し、名作多数。

『コリューン』(ナグザット/’91)

アーケードやPCからの移植が多かったPCエンジンだが、こちらは完全オリジナル作のファンタジー系横シュー。ていねいに作られ遊びやすいが新鮮味はなく、数が出ず希少に。定価6,800円→12万9,800円

プレイステーション(PS)|ソニー・コンピュータエンタテインメント/1994年〜

気づけば来年30周年、すでにレトロの域に達した初代PS。任天堂の牙城を崩した豊富なラインナップのなかには、非ゲームメーカーによるサブカル色強めで、レアかつカルトな作品も多く、価格高騰の真っ只中。

『LSD』(アスミック・エース エンタテインメント/’98)

マルチメディアアーティストの佐藤理が制作。楽曲はケン・イシイ、μ-Ziqなどのテクノアーティストが担当し、欧州サブカル組にも刺さる逸品。定価4,800円→14万800円

ライターが当時からの所有ソフトを持ち込み! 果たして買取査定は…HOWマッチ!?

お宝候補筆頭は、元祖が MSXでFCでは「いきなり外伝!?」だったシューティングアクション『ガーディック外伝』。巨匠・加藤直之の箱絵が海外でも人気。後は、『忍者くん』好きで 信頼のUPL『ロボキッド』、最近リメイク発売の『ライブ・ア・ライブ』、そして当時の最大容量40メガROMを誇る『スパストII』MD版と選りすぐり。保存状態には自信アリ!

1.『ライブ・ア・ライブ』(SFC/スクウェア/’94/定価9,900円)
2.『ガーディック外伝』(FC/アイレム/’88/定価5,500円)
3.『スーパーストリートファイターⅡ The New Challengers』(MD/カプコン/’94/定価1万900円)
4.『アトミックロボキッド スペシャル』(PC-E/UPL/’90/定価6,700円)

定価の倍以上を叩き出した『ガーディック外伝』の高額査定ポイントは、珍しい縦開きの取扱説明書と、折りたたんで同梱された布製の大型イメージマップ(取説の8倍サイズ)もバッチリな完品だったこと。

続く高値の『ライブ・ア・ライブ』は、やはり参加マンガ家7名の絵力の強さでオリジナル版は人気が高いそう。4本トータルの定価超えはならずだったが、店頭 価格の3割と考えれば十分お宝でした!

総額2万4,000円に!

【DATA】
スーパーポテト 秋葉原店
東京都千代田区外神田1-11-2 北林ビル3〜5階
TEL03-5289-9933
http://superpotatoakiba.jp

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「昭和50年男 2023年5月号 Vol.022」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部