やっぱりプリントスウェットが好き! 趣向を凝らしたブランドロゴ入りおすすめ6選

季節の変わり目の定番といえばやっぱりスウェットでしょ。ということで気になるブランドのおすすめスウェットを集めてみた。今回はプリントものが中心です。

AVIREX|FOAMING CREW NECK SWEAT

“AVIREX USA”のブランドロゴをアレンジし発泡プリントで膨らみを持たせ、’80年代の雰囲気を漂わせたポップなグラフィックスが印象的。やや薄手の裏起毛を使っているので、重ね着もしやすいのも魅力だ。シルエットのバランスもよい。1万2100円(AVIREX新宿 TEL03-5367-2013)

フロント、バック、左腕に入った発泡プリントのロゴとグラフィックが特徴的。特に左腕の「NEW YORK」の文字は縁取りを採用。とても凝ったデザインに仕上がっている。

Champion|リバースウィーブ®クルーネックスウェットシャツ

チャンピオンを代表する製法「リバースウィーブ®)」のクルーネックスウェットシャツ。両脇に付いたエクスパンションガゼットが生地の縮みを防ぎ動きやすくする。胸には星条旗と白頭鷲をモチーフをプリント。1万5400円(チャンピオン ブランドハウス シブヤ トウキョウ TEL03-5962-7600)

ボリュームのある生地と運動性を高めるリバースウィーブ®は、チャンピオンの代名詞。

プリントは洗い加工によって色合いや風合いを表現。掠れた仕上がりで着込まれた感がある。

FULLCOUNT|LOOK STEP BLUES

フルカウントの代名詞ともいえるジンバブエコットンの原綿を先染めした定番の3741ボディを使用したStephen Kennyとのコラボレーションプリントスウェットシャツ。William Page Type Foundry の活版で製版し、ひび割れたフロッキープリントを表現。3万4980円(フルカウント TEL06-4705-1108)

袖や裾のリブがやや長く、さらに針抜きを採用することで、ヴィンテージ感を出している。

生成りボディにえんじ色のひび割れプリントを採用。すでに味のある仕上がりになっている。

Pherrow’s|24W-PVSS1

旧式の吊り編み機で余計なテンションをかけずに生地の重みだけでゆっくりと編み込んだ一着。もちもちとした柔らかさが特徴で耐久性も抜群。フロントにはアレンジしたブランド名と虎のイラストを配置。インパクトのあるデザインに仕上がっている。2万2550円(フェローズ TEL03-5725-9577)

日焼けしたような色味とふっくらとした立体感もヴィンテージライク。

両Vガゼットには太めの縫製糸を採用し、ヴィンテージ感を表現。

インパクトのあるグラフィックはフロッキープリントを採用。

YAMANE JAPANESE DENIMS|YAMANE & Co 1959

ボディの縫製は4本針フラットシーマを採用。フロッキープリントがやや上部に配されるのは、アイビースタイルのジャケットのインナーに着用した際ラペルの間から覗くように計算されている。「1959」はレジェンド山根英彦氏の生まれ年。2万9700円(ヤマネジャパニーズデニムス 奈良 TEL080-1365-0501)

レタリングの書体のフロッキープリントがクラシカルさを印象付ける。

手首にフィットする長リブがアメリカンクラシックの王道スタイル。

柔らかな裏毛とフラットシーマによる縫製が抜群の肌触りを実現。

Trophy Clothing|Atelier Logo Freedom Sleave Sweatshirt

アトリエニコラ氏が描いた繊細なデザインをプリントにて落とし込んだ一着。旧式の吊編み機を使い度目を詰めて編まれた裏毛で、ふっくらとした生地は着心地がいい。肩から袖脇下にかけてS字を描くカッティングしたフリーダムスリーブを採用しているのも特徴だ。3万3000円(Trophy General Store TEL03-6805-1348)

裏起毛付きで、防寒対策も万全。暖かいだけでなく、肌触りもいい。長く着れるアイテムだ。

アトリエニコラ氏によるイラストを採用。掠れたようなデザインで、風合いだけでなくアート感満載。

(出典/「Lightning 2025年4月号 Vol.372」)

この記事を書いた人
めぐミルク
この記事を書いた人

めぐミルク

手仕事大好きDIY女子

文房具、デザイン、ニッポンカルチャーなどのジャンルレスな雑誌編集を経てLightningへ。共通しているのはとにかくプロダクツが好きだということ。取材に行くたび、旅行するたびに欲しいものは即決で買ってしまうという散財グセがある。Lightningでは飲食、ハウジング、インテリアなどを担当。
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