Owner・河野栄三郎さん
これまでもシボレーC10やエルカミーのなどに乗っていたが、このエコノラインと出会うまでバンには興味がなかったそうだが、今ではバンライフを満喫している。
1964 FORD FALCON CLUB WAGON|機関&足周りを徹底的に仕上げたサーフワゴン。

長年の経年劣化や走行中にぶつけて凹んだ外装のままの車両を、アメリカでは「くたびれた」や「オンボロの」といった意味のスラングでビートアップと呼ぶ。
ここに紹介する河野さんの初代エコノラインもそんなビートアップと思いきや、水戸のファストワークスの手で足周りやエンジンなど見えない部分に徹底して手を入れ、見た目とは裏腹に驚くほどキビキビと走るクルマになっている。さらに電動パワステやクーラーといった快適装備も備わり、河野さんのサーフィンのアシとして活躍中だ。

ちなみに初代エコノラインのパッセンジャーモデルは、ファルコンシリーズとしてファルコンクラブワゴンの名前で販売された。ドア後ろの逆三角形の窓を含め、開放感のあるボディが特徴だ。
セカンドシートを外した車内は、白いウッド張りとなっており、愛用のロングボードや道具をラフに積み込んでもOK。さらにルーフキャリアを搭載しているので、複数のボードを運ぶこともでき、使い勝手もいいとのこと。
見た目はそのままに見えない部分のパフォーマンスをアップした車両を『SLEEPER』という。河野さんのエコノラインはまさにスリーパーと呼ぶに相応しい一台と言えるだろう。



(出典/「Lightning2023年2月号 Vol.346」)
Text & Photo/D.Katsumura 勝村大輔 取材協力/ FAST WORKS TEL029-291-3922
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