いい香りが漂う! お香にもなる蚊取り線香を自作してみよう!

うだるような夏が終わり、気持ちいい季節がやってきた。これからの季節こそが、キャンプやアウトドアの本番ともいえるだろう。これからアウトドアをとことん楽しむみなさんに、ぜひ作って欲しいのがお手製の蚊取り線香。

  • 【仕様】
    ■所要時間/約30分
    ■材料費目安/約4500円(購入先によって金額は変わります)
    ■難易度/★☆☆☆☆

すでに蚊が出没する季節は終わってしまったが、原料に使っている除虫菊パウダーは、蚊だけでなくダンゴムシやクモ、ムカデ、ゲジゲジなどのいわゆる害虫に効果があるので作って損はない。また、ローズマリーやアロマオイルをプラスすることで、お香として使えリラックス効果もプラスされるという優れものなのだ。作り方も簡単なので、家族で作ってみてはいかがだろう。

ただし、除虫菊パウダーは、虫以外にも両生類や魚類、甲殻類にも影響を及ぼすので、自宅で使うときには、ほ乳類と鳥類以外のペットは避難させておくべし。

【今回教えてくれた先生は……】
DIYer(s) http://diyers.co.jp
DIYに特化したWEBサービス「DIYer (s)」。ショップの紹介やオリジナルDIYレシピを世界に発信&アーカイブしている。またDIYを通して暮らしを豊かにし、モノの価値を見直すことを提案。

まずは、準備するものをご紹介。

天然除虫菊パウダー

天然100%で、ほ乳類や鳥類に影響がないが、昆虫、両生類、魚類、甲殻類などに強い毒性を放つ。約2000円

竹ひご

棒状の蚊取り線香の芯となる竹ひご。用途によって様々な太さがあるが、φ1.8㎜くらいのものを使用。約700円

ドライローズマリー

リラックス効果がある人気のハーブ、ローズマリーの乾燥したもの。好みのハーブを使ってもOK。50g約500円

椨粉(たぶこ)

お香の原料で、タブの木の樹皮を粉末にしたもの。水を加えること粘りが強くなり、線香製造の粘結剤として使用。約400円

アロマオイル

今回はレモングラスとサンダルウッドのアロマオイルも追加して、爽やかで馴染みやすい香りに。各約600円

半円にカットしたクリアファイル

コーン型の蚊取り線香を作るときに型にする。使うときは半円状を円錐にしてテープで留めておこう。

今回使った道具はこちら!

乳鉢と乳棒

ローズマリーをすり潰したり、材料をこねたりするときに使う乳鉢と乳棒。乳鉢はφ13㎝くらいのものでOK。乳棒付きで500〜800円ほど。

早速やってみよう! 虫除けになるからアウトドアにも!

1.材料を量る。

まずローズマリーを乳鉢に入れる。分量は、ローズマリー:除虫菊:椨粉=1:4.5:4.5の配分になるようにする。

2.粉砕する。

ローズマリーを潰して粉末状にする。

写真のように少し粒感が残るくらいにすると、出来上がったときにクラフト感が出る。

3.除虫菊パウダーと椨粉を加える。

さらに乳鉢に除虫菊パウダーと椨粉を投入する。分量は手順1で紹介したとおりで、この2つは同量を使用する。

乳鉢でローズマリーと馴染むように乳棒で掻き混ぜる。

4.アロマオイルを加える。

レモングラスとサンダルウッドのアロマオイルを投入。それぞれ10滴ずつくらい入れると、ちょうど良い香りになる。

5.水を加えて練る。

水を少しずつ足しながら練っていく。柔らかすぎると固まらないので、具合を見ながら水を足し練っていこう。

6.粘土状に練り上げる。

形が作りやすい粘土くらいの硬さが目安。全体が同じ硬さになるまで練ったら、蚊取り線香部分は出来上がり。

7.成形する。

適量を取り出し、丸棒を作るようにテーブルで細長く形成。竹ひごを写真のように中央に埋め線香で包んでいく。

1日乾燥させて完成!

円錐状のお香も作ってみよう。半円状のクリアファイルを円錐にして、中に線香を詰めていく。

隙間がないくらいに詰め込んだ方がキレイな形になる。これも乾燥させれば完成!

完成!

素朴な味わいある仕上がりに。自然由来のもので作れば、小さなお子さんのいる家庭でも安心。粘土遊び間隔で家族で挑戦してみよう!

(出典/「Lightning 2019年11月号 Vol.307」)

この記事を書いた人
めぐミルク
この記事を書いた人

めぐミルク

手仕事大好きDIY女子

文房具、デザイン、ニッポンカルチャーなどのジャンルレスな雑誌編集を経てLightningへ。共通しているのはとにかくプロダクツが好きだということ。取材に行くたび、旅行するたびに欲しいものは即決で買ってしまうという散財グセがある。Lightningでは飲食、ハウジング、インテリアなどを担当。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

全16色! 10年以上のロングセラーを誇る「HEATH」の名作ネルシャツが超人気なワケ

  • 2026.09.30

秋冬のアメカジ服の定番、ネルシャツ。横浜のセレクトショップHEATHが手がけるオリジナルブランドBLUE PORTのネルシャツが10年以上のロングセラーを誇るとのことで、その人気の秘密に迫る。 【理由①】優れたコストパフォーマンス ディテールやシルエットにもこだわった高いクオリティに対して、なんと税...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

時間を重ねて、ヴィンテージになる。「RAGGY CLOTHING」の何年先も、格好いいと思える服

  • 2026.10.02

時代が変わっても、色褪せない格好よさがある。「ラギークロージング」が大切にするのは、流行に左右されない普遍的さ。アメリカンカジュアルの王道を、いまの時代に自然に着られる1着へと仕立てる。 旧きよき服を現代の日常に アメリカンカジュアルの王道を見つめながら、現代の日常に馴染む服を作る「ラギークロージン...

歴史に残る空軍服を、いま再び。機能美が息づく「中田商店」のモーガンメンフィスベル

  • 2026.10.02

メンフィス・ベル号の機長、ロバート・K・モーガン氏との交流から始まったモーガンメンフィスベルは第二次世界大戦期の空を支えたフライトウエアを現代に蘇らせる中田商店のオリジナルブランド。極限の環境で求められた機能と、色褪せない完成されたデザインが魅力の航空服を紹介する。 R.A.F. Irvin She...

Pick Up おすすめ記事

時間を重ねて、ヴィンテージになる。「RAGGY CLOTHING」の何年先も、格好いいと思える服

  • 2026.10.02

時代が変わっても、色褪せない格好よさがある。「ラギークロージング」が大切にするのは、流行に左右されない普遍的さ。アメリカンカジュアルの王道を、いまの時代に自然に着られる1着へと仕立てる。 旧きよき服を現代の日常に アメリカンカジュアルの王道を見つめながら、現代の日常に馴染む服を作る「ラギークロージン...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

TRUE SWEATWEAR, MADE IN JAPAN. “未来のヴィンテージ”となる究極のスウェット。

  • 2026.09.29

スウェットやTシャツを中心に、高品質なプロダクトを創り続けるジャパンブランド「RIDING HIGH」。生地や糸より前の“綿”から開発するなど、徹底的なモノづくりの姿勢は国内外で高い評価を獲得している。そんな彼らが生み出すプロダクトは、すべてメイド・イン・ジャパンである。 [caption id="...

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...