パタゴニアなどのアウトドアをファッションに根付かせた第一人者。

「ラブラドールリトリーバーを飼いたい、一緒に暮らしたい」という犬と暮らすライフスタイルへの憧れから、犬の名前を屋号にした中曽根信一さん。1988年に原宿でオープンし、アメリカで買い付けてきた商品とラブラドールリトリーバーがアイコンとなったオリジナルが当時の若者に大ヒットした。休止していた時期もあったが、2016年に原宿で再オープンした。

「私は’77年にバックドロップに入って、バイヤーを担当していました。その後にビギへ入社して、洋服作りを学んだんです。だからラブラドールリトリーバーでは海外で買い付けた日本未発売のものやヴィンテージ、そしてオリジナルを同時に展開するのは自然な流れでしたね。パタゴニアとポロラルフローレンはよく売れました。今は並行輸入することはほぼないですが、それでもパタゴニアのマーズなどの日本に売っていない一部のものは入れたりします。あと当時より犬グッズは充実していますね」


アイコンをうまく駆使した「メイドインジャパン」のオリジナル。

新生ラブラドールリトリーバーでは、ボディから日本で作り込むオリジナルを展開している。アイコンは当時から変わっていないのがまた嬉しい。サイズ感などはしっかりと今風に。
【問い合わせ】
ラブラドールリトリーバー
TEL03-6433-5507
http://labrador-newengland.com
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(出典/「Lightning 2019年4月号」)
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