ラーメンの余韻を、持ち帰ろう
新横浜ラーメン博物館では、開館以来「ラーメン文化の多様性」や「時代を超えた食の魅力」を伝えることをテーマにしており、国内外の銘店の味やその背景にある物語を紹介してきた。今回のミュージアムショップのリニューアルは、そうした体験の“余韻”を日常に持ち帰ってもらうため、もうひとつのラーメン体験の場として構想された。
例えば、香水やリップグロス、ぬいぐるみ、入浴剤など、ラーメンの世界観をユニークに表現したオリジナル商品が多数展開される。食後の満足感を記憶として留めるだけでなく、思わず誰かに語りたくなるような“物語性のあるお土産”として、訪れるすべての方々に驚きと笑顔を届けることを目指している。
ラーメンを「食べる体験」から「余韻を持ち帰る体験」へ――新たな物語が始まる
【フレグランス】“ラーメンの香り”を纏うという、かつてない体験。
新横浜ラーメン博物館では、ラーメン文化を五感で楽しんでもらう新たな試みとして、香水という新ジャンルの商品を開発した。商品の名は、『Ramen』と『1958』。どちらもラーメンにまつわる情景や空気感を香りとして昇華させた、全く新しいコンセプチュアル・フレグランスだ。
香りの調香は、世界でも高い評価を得ている「ルズ(LUZ)」に依頼。記憶と感情を呼び覚ます独創的な調香で、ラーメンと昭和の世界を香りとして表現している。
ラー博フレグランス01『Ramen』
価格:4,100円(税込)
湯気の向こうに、チャーシューが、ふわり。一口目をすする直前の、あの幸福な瞬間を思わせるような香りだ。小麦の蒸気、優しい鶏油、漂う醤油の気配が感じられる。食べ物の匂いではなく、ラーメンという風景そのものをイメージさせる繊細な香りに仕上げている。
トップ|アルデヒド
ミドル|ガイアックウッド、ホワイトシダー、ドライウッディノート
ラスト|サンダルウッド、アンバー、ムスク
ラー博フレグランス02『1958』
価格:4,100円(税込)
昭和33年、地下に広がる「もうひとつの日本」。木材の古びた香りと無機質なコンクリートの埃っぽさが融合し、サンダルウッドのぬくもりが重なることで、高度経済成長期のエネルギーとノスタルジーを香りで体現している。懐かしく、力強い昭和の空気を纏うことができる。
トップ|クローブ
ミドル|シダーウッド、ガイアックウッド
ラスト|サンダルウッド、アンバー、パチュリ
【コスメ】
ラー博オリジナル『鶏油リップ』
価格:880円(税込)
ラーメンから着想を得た、ユニークなリップグロスが誕生した。鶏油を塗ったようなツヤ感のあるリップグロスで、香りは鶏の白い羽根をイメージした、やさしく清潔感のある香りに仕上げている。性別を問わず幅広い層に使用できる無着色だ。
【ぬいぐるみ】
ラー博オリジナルぬいぐるみ『てぼ』
価格:3,490円(税込)
ラー博オリジナルぬいぐるみ『どんぶり』
価格:1,970円(税込)
ラー博オリジナルぬいぐるみ『4点セット(具材・麺)』
価格:1,750円(税込)
本商品は、「ラーメンのぬいぐるみがあったら面白いのでは」との一言からスタートした。まず着想を得たのは、麺をゆでる際に使う“てぼ網”だった。その後「てぼがあるなら、どんぶりも」「どんぶりがあるなら、麺や具材も」という発想が広がり、ラーメンそのものをぬいぐるみとして再現するというユニークなアイデアが形となった。
店舗情報
新横浜ラーメン博物館 ミュージアムショップ
営業時間:平日 11:00~21:00(L.O 20:30)/ 土日祝 10:30~21:00(L.O 20:30)
定休日:年末年始(12月31日・1月1日)
所在地:横浜市港北区新横浜2-14-21 新横浜ラーメン博物館1階
電話番号:045-471-0503
入場料:大人450円、小中高校100円、シニア100円、小学生未満 無料
公式HP:https://www.raumen.co.jp/