お気に入り故に汚れも蓄積……
そこで、ブーツのカスタム&リペアを手掛けるシューズボックスの山梨真裕さんに、お手入れ方法を伝授してもらうことに。キャンバス生地の繊維に汚れが溜まり、ゴムソールにも汚れが付着……。薄汚れてしまったオールスターは、果たして蘇るのか!?
【やり方】頑固な汚れは浮かせて取り除く
【1】今回使用するのは、布製品にも使えるサフィール社の革靴クリーナー。水を混ぜて、ブラシでゴシゴシと汚れを浮かしていく。紐穴の金属と擦れてできた汚れが目立つタン部分も念入りに。
【2】ウエスを水に濡らし、キャンバス生地に付いたクリーナー液を薄めつつ取り除く。
【3】キャンバス生地を乾かす。年月が経った汚れは落ちにくいので、乾かしながら汚れの落ち具合を見極める。落ちていない箇所は【1】~【2】を繰り返す。
【4】次はゴムの部分の汚れを落とす。乾いたウエスをしっかりと2本指に巻きつけると力が入って◎
【5】ゴムソールには、サフィール社製の皮革用クリーナーを使用。ウエスに塗布して使う。
【6】ゴシゴシ擦れば、元の白いゴム面が! このときキャンバス生地に付かないように注意する。
【7】シューレースは手洗いで洗ってもいいが、せっかくなら新品を用意しよう。これでよりフレッシュな印象に。
【仕上がり】見よ!まるで新品のように蘇ったスニーカー
まるで新品のようにきれいになったオールスターに思わず感動。履き口のインディゴデニムの染み汚れは漂白剤で落ちるので気になる人はこちらもケアを。お気に入れの一足だからこそ、履きつぶしてしまうなんてもったいない。普段の洗濯に加えて、汚れが気になってきたら念入りメンテナンスをして、長く愛用していきたい。
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