1.ツイスパの進化系、ニュアンシーなウェーブ。
今季ツイスパにはゆるやかでいてしっかりカールを感じるニュアンスを求めたい。最初のドライが重要。フロントの根元に風を送り、ふんわりと立ち上げる。サイドは上から押さえるようにしてドライヤーで乾かす。完全ドライ後、ワックスを全体になじませ、ウェーブの質感を出して完成。
【アレンジ】互いを引き立て合うラフ感と立ち上げバング。
メリハリを効かせて男っぽさをさらに強調。タオルドライの状態から、前髪の立ち上げたい部分にグリースをなじませる。根元の立ち上げ部分はリバース気味に起こすように動かす。ヘビーサイドはパーマの質感をもみ込んで強めに出し、ライトサイドは耳にかけてタイトに整える。
2.清潔感と色気を両立するシェーンラフマッシュ。
全体的にツヤを意識し、色気を演出したマッシュ。つむじから放射状に根元をしっかりと乾かし、9割ドライの状態に。クリームワックスをバック、サイド、フロントの順に持ち上げるようにつけ、髪を下ろした後、フロントとトップを浮かせるように立ち上げ、サイドはタイトに抑える。
【アレンジ】センターパートで爽やかな印象がアップ。
爽やかさを引き出すよう額を見せるアレンジに。フロントラインを後ろに向かって風を当てて9割ドライ。クリームワックスを全体になじませ、ジグザグにパートをつけてサイドからバックは軽く流し、前髪は目の横に落とす。
3.小顔効果を叶える前下がり無造作スパイラル。
長めの前髪がシャープな輪郭を引き立てるマッシュショート。カジュアルで軽やかさを感じる、デイリー用のスタイリング。毛先中心にグロスワックスをもみ込んで整えて、毛先を細かくさいてほつれ感を出し、パーマの立体感とツヤ感を出そう。
【アレンジ】片方だけ耳にかければクリーンで頼れる印象に。
全体的にグロスワックスをもみ込んでツヤを出した、きれいめで清潔感のあるスタイリング。片方のみ耳にかけ、タイトに押さえて毛流れを整えてメリハリをつける。
4.男らしい強弱のある立体感で即キマるソフトツイスト。
アウトラインを一周刈上げにしたショートヘア。全体にハードワックスをなじませたら、前髪は内側からつけて立ち上げよう。トップは高さを意識して、前髪につながるように整える。毛先を指でランダムにねじって散らし、男らしい束感を作る。
【アレンジ】無造作な毛束にツヤを出し秋らしい質感を加える。
ハードワックスをつけたあと、グロスワックスを毛先になじませ、品のあるツヤをプラスしよう。前髪が重く見えないように額との間に空間を作るのもコツだ。髪がつぶれないように、最後はハードスプレーでキープ。
5.強いパーマがパンクなトライアングルリーゼント。
先細のアウトラインで、パーマの動きを最大限に生かせるショートヘア。ハードワックスを使用。ドライヤーの熱を当てながら手でトップを押さえてハチを引き出し、バランスを見てトライアングルを作る。トップやフロントではなく、ハチがポイントのリーゼントが完成。
【アレンジ】パーマを生かしたナチュラルなインテリ感 。
フォームをつけて自然乾燥させるだけ。しっかりかけたパーマを生かしたナチュラルで品のある雰囲気。髪を乾燥後、髪の毛を握るようにして全体にフォームをなじませる。スタイリングも手早く、時間がないときにもうれしい。
6.スパイラル×ツイストのアカ抜けるMIXパーマ。
MIXパーマでノーブルさを引き立てるマッシュショート。ハードワックスとドライワックスを1:1で混ぜ、根本を立ち上げるようにして全体にもみ込む。ふんわりさせるため、手で空気を入れるようにするのがポイント。耳上は締めるように意識をして、カールを散らしていく。
【アレンジ】ランダムな動きを立たせてカジュアルな印象に変化。
アレンジはカジュアル感を意識して。まとまりすぎないドライワックスのみを使い、前髪はセンターパートにわけてラフなカッコよさを演出。ワックスをつけ、センターパートの根本を立たせるように握る。やわらかなパーマに角を作るため、毛束は外ハネに。
7.前髪を上げてカチッとさせた大人スパイラルパーマ。
ラフなパーマ感で大人っぽさへ導くグラショート。ハードワックスを使ってハチの張る部分をしっかり抑え、短めのトップを立たせて動きを出す。前髪だけハードスプレーを付けて、根本を立ち上げてアップにし、黒目の上に毛先が下りてくるように整える。
【アレンジ】ハイライトを散らしてやさしくナチュラルに。
前髪を下ろしたやさしい印象のスタイリング。ワックス後、ハイライトの主張が強くなりすぎないように、毛束を上下にさいて細かく散らすのがポイント。ハイライトの束を重点的に細かくさいて、ナチュラルに仕上げる。
8.自然な色気をかもし出す海外発カルマパーマ。
ナチュラルかつ品のあるカルマスタイル。スフレバームとオイルを1:1でMIXし、髪の全体になじませてツヤ感のあるスタイリングに。広がりがちなハチまわりを、スプレーで抑えておく。前髪はスプレーで根元を立ち上げ、ナチュラルに動かす。
【アレンジ】ソフトオールバックで爽やかに男らしく。
ラフなバックスタイルでさらにクリーンさをプラス。オイルを多めに付けて、ウェット感を出したオールバック風スタイリング。ニュアンスで前髪をひと束落とし、印象がきつくなりすぎないよう調整しよう。前髪が落ちてこないように、ハードスプレーで固める。
9.グランジマッシュ×スパイラルがエッジィな男臭さを演出。
ややハードなカーリーヘアで男臭さを打ち出したショートヘア。タオルドライ後、ヘアミルクとトリートメントムースを全体によくもみ込み、自然乾燥させる。乾いたら再度ヘアミルクを足して、ラフにくずして仕上げカーリーヘアを楽しもう。
【アレンジ】くしゃっと分かれた前髪できれいめヘアにスパイスを。
男臭さは残しつつもクリーンさを引き出すアレンジを。タオルドライ後、ジェルと固めのワックスを1:1で全体にもみ込む。くしゃくしゃと動かしたら自然乾燥させ、乾いたらフロントを持ち上げてクリーンな印象に。前髪を握って根元から立ち上げ、センターパートに分ける。
10.オリエンタルムードのエッジィなパーマウルフ。
ヌーディな質感がセクシーなウルフスタイル。ウェット状態のヘアに、全体的にグリースをなじませる。グリースを付けてもみ込むとき、下から持ち上げるようにする。ハーフウェットに自然乾燥をさせて整えれば、ランダムな動きが目に留まるスタイリングが完成。
【アレンジ】ラフなふたつの団子結びで気負わない脱力アレンジ。
ラフなまとめ髪でリラックス感を好演出。オールバックに髪をとかし、グリースを付ける。セミウェットな状態から後ろにまとめ、上下に分けて団子に結ぶ。耳の上と下に髪を分け、毛先を抜き切らないようざっくり結ぶのがポイント。タイトよりもルーズにまとめ、印象をやわらかく。
photo: Kazuki Sano, SHOTA SOTODATE text: Akiko Sugiura, Yukiko Shigetomi, Tomoko Yabuta
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