こんなに変わる! 男の前髪カタログ10パターン。

  • 2023.04.27  2023.04.18

たかが前髪、されど前髪。そう、ここが決まらないことにはヘアは絶対にカッコよくならない。イケてるか否かの鍵を握る前髪こそ、今旬デザインを押さえたいもの。10個の推しをキャッチアップ。スタイリングポイントもバッチリ押さえておしゃれをもっと楽しもう!

1.新鮮バランス!ツヤボサな質感が気になる。

カット/ナチュラルながら大人っぽいマッシュの秘密は刈上げない柔らかい質感。ただし耳周り、えり足はすっきり見えるように整えて爽やかさをキープ。前髪は目にかかる長さを目安に設定する。パーマ/前髪~トップにかけてスパイラルとツイスパをミックスし、ほつれた質感を形成。その他はワンカールと外ハネのパーマで全体の質感を合わせる(Hair:「salon Lyla」杉本ケイタ)

ツヤやかなウェット感と無造作な束感のコンビで魅せるフルバング。スパイラルとツイスパによるミックス感を存分に楽しめる前髪は、抜け感も程よくカジュアルなのにセクシー。

スタイリングのポイント

完全ドライ後、ウェット系のワックスをなじませてから、フロント部分を手グシでラフに握る。きれいに整えようとしなくてOK

2黒髪のクール感を加速する今季本命のセンターパート

※上のスタイルとベースは同じ Hair:「salon Lyla」杉本ケイタ

人気のセンターパートアレンジもミックスパーマのおかげで簡単。黒髪の男らしさとこのグロッシーな束感が好相性すぎるのも見ての通り。目元にハラッと落として色香を堪能したい。

スタイリングのポイント

立ち上げる根元にドライヤーの風を送り込み、形づけを。ウェット系ワックスをまんべんなくなじませ、毛束を目元に散らして完成だ。

3寝グセ風の脱力感でむしろこじゃれる

カット/ショートマッシュベースは、刈上げを低めにしてナチュラルな雰囲気に。前髪は上げ下ろしが自在に効くよう、目の下のラインに設定。全体の毛先を軽くしすぎないことでシースルーにした時も束感、動きがしっかりと映える。カラー/6レベルのダークシアーベージュをワンメイク。ダークトーンでも透明感のある柔らかい質感を演出する(Hair:「K.e.y hair&make Harajuku」須貝沙也香)

まるで起き抜けのような頑張りすぎないラフ感が主役。ボサボサすぎる? というくらいの無造作なスタイリングでOKだ。ワックスで全体の質感を整えることだけは忘れずに。

スタイリングのポイント

ウェットすぎずマットすぎない、柔らかいツヤ束はバーム+ソフトワックスで。手のひらでよく混ぜ合わせて、クシュッと握ればいい感じに。

4上げバングでも気負いのないリラックス感が今どき

※上のスタイルとベースは同じ Hair:「K.e.y hair&make Harajuku」須貝沙也香

ウェット仕上げでも柔らかい。まさに女子心をくすぐるアップバングは、目と目の幅で持ち上げるのが程よい肌見せのポイントだ。色気と男らしさに清潔感も加わった万能バング。

スタイリングのポイント

ウェットの状態でオイルを付けてドライ。目と目の間のみ立ち上げ、毛先は額にかかるように。つむじ~フロントはボリュームを出していこう。

5大人きれいなウェーブでワンランク上の佇まいに

カット/重さのあるシルエットにパーマで動きをつけて大人っぽい雰囲気を高める。トップはワンレンに近いシルエットで作り、サイドとえり足は刈上げないくらいの短さに詰める。やや前下がりにしておくとアレンジがしやすい。パーマ/9~11mmの細めのロッドを使って全体を巻く。平巻きと逆巻きをミックスし、サイドは浮かないようピンパーマで抑える(Hair:「THE REMMY」タカキリョウ)

カジュアルで幼くなりがちな下ろしバングを大人っぽく洗練させるのはウェーブの得意ワザ。あえてデニムやコットンのラフ素材の服と合わせることでこの上品ムードが高まる。

スタイリングのポイント

ウェットの状態でワックスをつけ、パーマの 動きを生かすようにくずさずに握って弱風でドライ。太めの束感にほぐしてツヤを演出。

6遊び心と余裕感漂う かき上げパーマアレンジ。

※上のスタイルとベースは同じ Hair:「THE REMMY」タカキリョウ

強めのウェーブがかかっているのを利用し、ざっとかき上げただけでも遊び心たっぷりに。グロッシーな質感でキメても堅さは全くなく、柔らかで軽やか。ONOFFも対応。

スタイリングのポイント

ウェットの状態でジェルワックスをなじませ、前髪は手グシでラフにかき上げる。そのまま自然乾燥でOK。簡単さもうれしい限り。

7透け感を主役にし、ユニセックスを味わう

カット/ベーシックなマッシュシルエットに軽めのレイヤーを効かせることでアレンジャブルなデザインに。前下がりのラインでつなぎ、前髪は目の下に設定。サイド、えり足は刈上げずに自然に詰める。カラー/根元を外して2回ブリーチ。オンカラーはホワイトベージュを選択。地毛の黒とホワイティな色を組み合わせ、メリハリのあるカラーを狙う(Hair:「December to laundry」石津圭祐)

レディースのヘアのような趣もある、柔らかい印象のバングデザイン。ホワイトベージュカラーとの相乗効果でたっぷりの透け感を味わえる。次なるマッシュを探している人にも

スタイリングのポイント

スタイリング剤はツヤ感とホールド力が大切。グリース&オイルを全体になじませて束感を出し、サイドは耳かけして抜け感をプラス。

8最注目といえば、断然、90年代風センターパート!

※上のスタイルとベースは同じ Hair:「December to laundry」石津圭祐

サイドからのシャープな前下がりラインとブツプツとした毛先のニュアンスが外国人風のセンターパートスタイル。根元に残した地毛の黒が効き、ハイトーンの毛束の動きを強調。

スタイリングのポイント

立ち上がりやラフな動きを作るにはメッシュコームが便利。グリースを全体になじませ、センターの根元を前から後ろへコームを通す。

9ブラック&ホワイトを軽やかな抜けでこなすロングウルフ

カット/最近、注目のロングウルフ。サイド~もみあげにかけては前上 がりにカットし、前髪はアレンジがしやすいようノーズラインで設定。カラー/根元は4レベルのプラチナブラック、中間~毛先は13レベルのホワイトプラチナでコントラストを演出。パーマ/えり足、耳上は平巻き、ほかはスパイラル。前髪は12mmでミックスのスパイラルで巻く(Hair:「CANAAN 表参道店」森田昌範)

前髪を下ろすことによって堪能できるメリハリの効いたカラーと強めのウェーブ。トゥーマッチにはならないよう、スタイリング剤の質感にこだわりを。フォギーなタッチが正解。

スタイリングのポイント

パーマの質感を生かすようにフォームとバームでスタイリング。前髪は手のひらで包み込むようにして握り、繊細な束感に仕上げる。

10立ち上がって落ちる揺らめきがアンニュイ

※上のスタイルとベースは同じ Hair:「CANAAN 表参道店」森田昌範

立ち上げつつも揺れ落ちる。いわゆるアップバングの男らしさとは一線を画すムードあふれるパートヘア。目元に沿うように毛束を落とし、ニュアンシーな表情を引き立てたい。

スタイリングのポイント

バームを全体になじませ、毛先のみフォームをオン。立ち上がりからのくびれを狙い、かき上げる角度は斜め45度がポイントだ。

(出典:「Men’s PREPPY プラス メンズヘアメイクBOOK Vol.2」)

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