スウェット上級者は、雰囲気抜群のフェードスウェットでキメる。

1960年代に終焉を迎えた「AKOM」のフリーダムスリーブをグラッドハンドが復刻。ヴィンテージの細かなディテールを踏襲しつつ、アップデートを加えたフェードスウェットに注目したい。

 

AKOM – SWEAT / AKOM × GLADHAND

NAVY

1940年代中期、アメリカ・ニューヨーク州にて「ASSOCIATED KNITTED OUTERWEARMILLS,INC」が設立。社名の頭文字を取り、「AKOM」が誕生した。革新的なデザインやカラーリングでスポーツウエアから街着として通用するアイテムを築き上げたブラントと言われ、多くの銘品を残し、いまもなお根強い人気を博している。

今回、1950年代「AKOM」のGUSSET ACTION SLEEVE(フリーダムスリーブ)をベースにグラッドハンドが復刻を手掛けた。素材は10.7オンスのオリジナル丸胴裏毛を開発し、縫製糸は綿糸仕様。新品だが、ヴィンテージさながらのフェードやリブのボロ感を楽しむことができる。また、経年変化を楽しめる硫化染めを施しているので、着込むごとにさらに風合いが増す。サイズ:S〜XL カラー:ネイビー、レッド、ホワイト、イエロー 4万480円(ホワイトのみ3万8280円)

RED
WHITE
YELLOW

元になったヴィンテージはこれだ!

商品のベースとなったのは、1950年代「AKOM」のGUSSET ACTION SLEEVE(フリーダムスリーブ)。1940年代から1950年代に多くみられたラグランスリーブ仕様で袖付けのパターンを湾曲させることで腕を上げた際に可動域が広がるディテールが特徴的だ。縫製は2本針仕様となっており、グラッドハンドの復刻モデルもこれらの仕様を施している。XLサイズは特注の編み機を使用し、ヴィンテージにはなかったビッグサイズも製作した

【問い合わせ】
グラッドハンド コア 
TEL03-6438-9499
http://glad-hand.com

(出典/「Lightning 2025年4月号 Vol.372」)

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