待ちに待った例の大戦モデルの出来栄えにうっとり! 「シュガーケーン」SC19008 “S1943” MODEL

物欲旺盛なライトニング編集部員たちが、今の気分で選んだ欲しいモノや身銭を切って購入したアイテムをジャンルレスで報告! 今回は「昨年は髪の長さが中途半端だったので、自分の中でショーツスタイルがしっくりこなかったけど、今年はロン毛になったので’70年代っぽく穿けるかな。楽しみ!」と話すライトニング編集部の古着番長・ランボルギーニ三浦がお届け!

シュガーケーン SC19008 “S1943” MODEL

第二次世界大戦中、最も戦況が悪化していた1943年度のデニムジャケットを、ヴィンテージのデッドストックをもとに忠実に再現した1着。ムラが強くかなり荒々しいデニム、歪なステッチワークやオールイエローステッチ、汎用のドーナツボタンなどこの時期だけの特徴的な仕様が魅力のモデルだ。5万7200円(東洋エンタープライズ TEL03-3632-2321 https://www.sugarcane.jp/)

以前も紹介していた気がするとか言わないでください! だって、遂に手元に届いたんですよ! 2023年にずっとLightning本誌でも紹介し続けてきた例のやつです。個人的に一番楽しみにしていた1943年モデルのデニムジャケット。いわゆる大戦モデルで最も歪な仕様が味わえるモデルです。

ジーンズもそうでしたが、誌面ではサンプルを使って撮影してきました。ディテールにフィーチャーするため、基本的にはスタジオのセットに置いて物撮りです。だから袖を通すのは実は初めて。

パターンもヴィンテージのデッドストックから取っただけあって、着た時の感覚がヴィンテージそのものです。生地の風合いも抜群ですが、なによりビックリしたのがステッチワーク。本当に歪です。わかりやすくいうと、実物の大戦モデル同様に雑なんです。

戦時中は人手不足から技術のない人も縫製を担当したため、このような特徴的なステッチワークが生まれました。それを現在、縫製工場の熟練の職人に真似してもらうことがどれだけ大変なことか。聞くと、部位ごとに“下手に縫うこと”を練習してもらったそうです。そりゃ時間かかります!

とにかく厳つく大戦モデルらしい顔つきの1着。早く色落ちさせて、こだわりのデニムの真価をこの目で確かめたい!!!

サイズ42なので“T‒BACK”仕様にはなっていない。絶妙に短い着丈もヴィンテージそのもので雰囲気抜群
通常は縦に3運針のボックスステッチはなんと倍以上! 歪で大きく左右もずれており、着ると通常モデルとは印象が大きく異なる
大戦中期から後期のモデルに使われていた百合デザインが施された2本針バックルも“復刻”。艶のある仕上げもヴィンテージに忠実だ
コバのステッチがかなり歪だが、これももとにしたヴィンテージと瓜二つ。着た際にかなり厳つい印象を与える“萌えポイント“

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2024年6月号 Vol.362」)

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ランボルギーニ三浦
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ランボルギーニ三浦

ヴィンテージ古着の目利き

全国的に名を轟かせていた札幌の老舗ヴィンテージショップに就職。29歳で上京。Lightning編集部、兄弟誌・2nd編集部で編集長を務めた後、現在は、Lightning副編集長に。ヴィンテージ、古着の知識はその道のプロに匹敵。最近はヴィンテージのロレックスが最大の関心事で、市場調査も日課のひとつ。ランボルギーニ三浦の由来は、もちろんあの名車。
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