ReSewのスタッズカスタム
ここ数年の俺の夏のユニフォーム、レザーベスト。よく「バイカーっぽいですね」と言われるのだが、よく見てほしい。俺の着ているベストは、ワークベストをトレースしたデザインなのだよ。
俺がレザーベストを着始めたのは、別にバイカーに憧れたわけでも、マルボロマン(ドン・ジョンソンのほうね)のウエスタンに傾倒したわけでもない。実は、泉谷しげるさんがライブなどでよくベスト(レザーではないが)をTシャツの上やシャツの上から着ていて、カッコいいと思ったのがきっかけ。以来、ずっと夏にはレザーベストを着るようになったわけ。
俺が愛用しているのは、ファインクリークレザーズのジェファーソンというモデルなのだが、もしかしたら俺の中で最も着用頻度の高いレザーアイテムかもしれない。5月〜9月くらいまで毎日着ているので、それこそ1年で150日くらい着てるんじゃね?
先日、『モヒカン小川のレザーチャンネル』でお直しショップ「ReSew(リソウ)」を訪れた際、思い立って愛用ベストにスタッズを打ってもらった。丸いシンプルなスタッズを、左右5個ずつ打ってもらっただけなのだが、これが何とも色っぽいでしょ?
あまり目立たないんだけど、ときたまキラッと光る胸のスタッズ……。スタッズを打ち始めると、もっともっと飾りたくなって、ついやり過ぎちゃう人も多いけど、そこはじっと我慢。あえて派手なスタッズを使わずに、単色でシンプルに……これぞオトナのカスタムの流儀。たった10個のスタッズだけでも、レザーはクールに生まれ変わるのだ。
これを読んでいるレザーラバー諸君。愛用のレザーアイテムをReSewに持ち込んで、是非スタッズカスタムに挑戦してほしい。より革に愛着が湧くはずですよ!
(出典/「Lightning 2023年10月号 Vol.354」)
Photo/S.Kai 甲斐俊一郎
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