愛用ベストに、ご褒美をあげました。「ReSew」のスタッズカスタム

  • 2023.10.01

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「俺の着ているジェファーソンは染料仕上げの馬革で、最初は移染に悩まされたが、この秋、顔料仕上げのジェファーソンが登場する。俺は黒・茶ともに予約済み。楽しみ!」と語る、革ジャンの伝道師・モヒカン小川がお届け!

ReSewのスタッズカスタム

ここ数年の俺の夏のユニフォーム、レザーベスト。よく「バイカーっぽいですね」と言われるのだが、よく見てほしい。俺の着ているベストは、ワークベストをトレースしたデザインなのだよ。

俺がレザーベストを着始めたのは、別にバイカーに憧れたわけでも、マルボロマン(ドン・ジョンソンのほうね)のウエスタンに傾倒したわけでもない。実は、泉谷しげるさんがライブなどでよくベスト(レザーではないが)をTシャツの上やシャツの上から着ていて、カッコいいと思ったのがきっかけ。以来、ずっと夏にはレザーベストを着るようになったわけ。

俺が愛用しているのは、ファインクリークレザーズのジェファーソンというモデルなのだが、もしかしたら俺の中で最も着用頻度の高いレザーアイテムかもしれない。5月〜9月くらいまで毎日着ているので、それこそ1年で150日くらい着てるんじゃね?

先日、『モヒカン小川のレザーチャンネル』でお直しショップ「ReSew(リソウ)」を訪れた際、思い立って愛用ベストにスタッズを打ってもらった。丸いシンプルなスタッズを、左右5個ずつ打ってもらっただけなのだが、これが何とも色っぽいでしょ?

あまり目立たないんだけど、ときたまキラッと光る胸のスタッズ……。スタッズを打ち始めると、もっともっと飾りたくなって、ついやり過ぎちゃう人も多いけど、そこはじっと我慢。あえて派手なスタッズを使わずに、単色でシンプルに……これぞオトナのカスタムの流儀。たった10個のスタッズだけでも、レザーはクールに生まれ変わるのだ。

これを読んでいるレザーラバー諸君。愛用のレザーアイテムをReSewに持ち込んで、是非スタッズカスタムに挑戦してほしい。より革に愛着が湧くはずですよ!

胸にちょっとスタッズを打つだけで、ご覧の通りクールな装いに。ReSewはレザーのリペアやリサイズも行うショップ。渋谷のSchott Grand Store TOKYO内にあり立地も申し分なし。今回はスタッズ一つ打ってもらって500円の計5000円だったが、料金は是非問い合わせを。(ReSew  https://www.resew.tokyo/
モヒカン小川愛用のレザーベスト、ファインクリークレザーズ/ジェファーソン。毎夏着ているので、かなりいい味が出ている
ポケットの縁に合わせて左右5つずつスタッズを打ってみた。ブラックレザーとスタッズのシルバーのコントラストがたまらない!
スタッズの裏の処理も完璧。金具をしっかり曲げているので、ポケットに手を入れても非常にスムースで、何の引っ掛かりも感じない

(出典/「Lightning 2023年10月号 Vol.354」)

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