今回は、「せっかく12.9インチのiPad Proを買ったのに、全く使いこなせてません。このトートにぴったりなので、毎日持ち歩きたいんだけど……校了明けたら特訓します」と語る、革ジャンの伝道師・モヒカン小川がお届け!
vasco×ライトニングで特別に作った、革ジャンラバーに捧ぐトート。
秋、冬、春と毎日革ジャンを着る俺にとって、モノ選びの基準はすべて「革ジャンに似合うかどうか」。革ジャンの中に着るインナーもそうだし、デニムもブーツも例外ではない。中でもいちばん気を遣うのが「鞄」だ。
もちろん、俺が選ぶ鞄はほぼすべてレザー製。基本的に俺はショルダーを使うことが多いのだが、最近、妙にレザートートが気になっている。だってカッコよくない? 実はレザートートも何個か持っているのだが(すべて縦型タイプ。革ジャンに似合うし、使いやすい)、にもかかわらず俺が普段トートをあまり使わない理由、それは「フタが無いから」。
雨が降って中のモノが濡れるのも嫌だし、バッグが倒れたりして、中身をぶちまけてしまったら目も当てられない。フタがあって、革の雰囲気がよくて、エイジングも楽しめる縦型のトートはないものか……そんなことを考えていた折、たまたま撮影で東京・東中野のvascoにお邪魔して、代表の並木さんと話しているときに、ふと閃いちゃったわけ。
「vasco×ライトニングで特別に作っちゃえばいいんじゃね?」
早速その場で並木さんに直談判し、あれよあれよという間に話が決まり、あっという間に完成した。それがこの「レザーラバートート」。もともと俺が持っていたvascoの「レザートラベルトート ハイト」のサイズスペックで、開口部にジッパーを付けたスペシャルモデルだ。
注目すべきはこの革。オイルを刷り込んだラフアウトで、最初から使い込んだような風合いが味わえる。革ジャンに合わせると、素材感の違いが絶妙でしょ?使っていくうちに表面が擦れて光沢感が出てくるので、よりダイナミックなエイジングを楽しむことができる。11月中旬より受注受付開始なので、気になる人は要チェック! 全国のレザーラバーの諸君! ともにこいつを使い込んで、アジを出してみないか?
(出典/「Lightning 2022年12月号 Vol.344」)
Photo/A.Sekiguchi 関口アツシ
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