東京・渋谷発のeバイク「ROCKA FLAME」が新型eバイク『BASARA』を発表。3月以降入荷予定

東京・渋谷発のeバイク(電動アシスト自転車)ブランド「ROCKA FLAME(ロカフレーム)」を運営するイエローソウルクリエイション株式会社は、堂々としたスタイリングとパワフルなモーターを搭載し、幅広い顧客にeバイクライフを楽しませる新型クラシックヨーロピアンスタイルのeバイク「BASARA(バサラ)」を発表した。2025年3月以降、入荷予定だ。

“婆娑羅”の精神をまとい、東京発のカルチャーを体現する堂々のロー&ロングデザインを実現したeバイク

「婆娑羅」とは、日本中世期に芽生えた、従来の権威や常識に縛られず、自由闊達で華美・奔放な振る舞いや価値観を指す言葉である。その精神は、個性を尊重し、型破りな表現やスタイルを楽しむことを肯定するものである。今回発売するBASARAも、この“婆娑羅”の精神が、ROCKA FLAMEが追求するカルチャーである「ROCK&SKA」の世界観と響き合ったeバイクとなっている。

BASARAは、一目でレトロなクラシックモーターサイクルを想起させる堂々たるロー&ロングデザインを実現しながらも、普通自転車の規格(全長1,900mm・全幅600mm以内)を遵守している。全長1,890mm、全幅590mmという車体サイズは、26インチファミリータイプの一般的な電動アシスト自転車と比較してほぼ同等の全長を保ち、幅もわずか30mm拡大したに過ぎない。そのため、日常使いにおいても取り回しやすく、さらに普通自転車の規格内であることから、車道だけでなく歩道での走行も可能である。

車体に使われている素材はアルミであり、海風が吹き抜ける海岸沿いでライドしても錆びにくい特徴がある。

また、独特な曲線を描くダウンチューブやシートステーを採用し、フレームラインは90年代より活躍するグラフィティアーティストDOPESACによるデザインである。東京ストリートスタイルに拘るROCKA FLAMEのメインロゴ「Ace Flame」も彼が手がけており、これにより、東京ストリートスタイルで一目で「BASARA」と認識できる個性的なスタイリングが実現している。

さらに、フロントフォークには、モーターサイクルを思わせるデュアルクラウンタイプのサスペンションフォークを採用している。サスペンションフォークは、路面からの衝撃吸収をライダーの好みに合わせて調整できる機能を備えている。

ライディングポジションは、着座位置より前方に配置したペダルと、腕や肘回りに余裕をもたせるプルバックスタイルのハンドルバーを採用している。ロー&ロングデザインの車体と組み合わせたことにより、高い視点と抜群の安定性を実現し、心地よいゆとりあるクルージングを楽しむことができる。

パワーユニットは、バーファン社製のリアインホイールモーターを搭載しており、定格出力は350Wである。これにより、スムーズでパワフルなアシストを実現しつつ型式認定を取得している。型式認定とは、電動アシスト自転車が道路交通法令で定められたアシスト比率やブレーキ性能などの基準を満たしていることを、国が正式に認める制度である。BASARAは型式認定を取得しているため、免許不要で運転できる電動アシスト自転車として安心して走行できる。

バッテリーは車体に内蔵するインチューブバッテリーを採用しており、スマートなスタイリングを実現している。簡単な操作で本体からの着脱が可能な設計を採用しているため、家庭やオフィス、外出先でも柔軟な充電スタイルを選択でき、多様なライフシーンに対応している。さらに、付属の専用鍵によりバッテリーの盗難リスクを抑制している。容量は25.2V換算で約14.8Ah(36V 10.4Ah、374Wh)と、一般的な電動アシスト自転車と比較して大容量のバッテリーを搭載しており、最大アシスト可能距離は50~70キロを実現している。

マットシルバー
マットブラス

カラーリングは定番色であるマットブラックに加えて、マットシルバー、マットブラスの3色をラインナップしている。マットシルバー、マットブラスの2モデルはシルバーのハンドルを装着することでラグジュアリーな雰囲気を纏っている。

ROCKA FLAME BASARA SPEC

  • 全長:1890mm
  • 全幅:590mm
  • ハンドル高さ:1020mm
  • サドル高さ:840mm~910mm
  • 適応身長の目安:167CMから
  • 車体重量:30キログラム
  • 一充電あたりの走行可能距離:40~70キロメートル(モードや条件にもよる)
  • フレーム:6061アルミフレーム
  • フロントフォーク:デュアルクラウンタイプサスペンションフォーク
  • ハンドル:プルバックスタイルハンドル
  • サドル:ビッグサドル
  • 変速機:シマノ製外装7段変速
  • ブレーキ:機械式ディスクブレーキ
  • ペダル:アルミタイプ
  • タイヤ(前/後):24×3インチ
  • バッテリー:36V-10.4Ah、374Wh(25.2V換算で約14.8Ah)
  • モーター:BAFANG リアインホイールモーター(定格出力350W)
  • アシストレベル:5段階
  • 最大アシスト速度:時速24キロ
  • 標準装備品:サイドスタンド、充電器、丸形ヘッドライト、簡易工具
  • 充電時間:約5~6時間
  • 型式認定番号:交A24-56、交N24-63
  • 希望小売価格:29万9200円(税込)

【問い合わせ】
イエローソウルクリエイション株式会社
http://www.yellowsoul.jp

この記事を書いた人
Dig-it 編集部
この記事を書いた人

Dig-it 編集部

ライフスタイル提案メディア

「Dig-it(ディグ・イット)」は、アナタが何かにのめり込むキッカケとなる読み物を提供するWEBメディアです。ファッション、クルマ、バイク、アウトドア、グルメ、ステーショナリー、ビューティなど、さまざまな分野のプロフェッショナルが執筆しており、アナタのよき趣味の先輩となってくれることでしょう。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

決して真似できない新境地。18金とプラチナが交わる「合わせ金」のリング

  • 2025.11.17

本年で創業から28年を数える「市松」。創業から現在にいたるまでスタイルは変えず、一方で常に新たな手法を用いて進化を続けてきた。そしてたどり着いた新境地、「合わせ金」とは。 硬さの異なる素材を結合させるという、決して真似できない新境地 1997年の創業以来、軸となるスタイルは変えずに、様々な技術を探求...

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

【ORIENTAL×2nd別注】アウトドアの風味漂う万能ローファー登場!

  • 2025.11.14

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【ORIENTAL×2nd】ラフアウト アルバース 高品質な素材と日本人に合った木型を使用した高品質な革靴を提案する...

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

グラブレザーと、街を歩く。グラブメーカーが作るバッグブランドに注目だ

  • 2025.11.14

野球グローブのOEMメーカーでもあるバッグブランドTRION(トライオン)。グローブづくりで培った革の知見と技術を核に、バッグ業界の常識にとらわれないものづくりを貫く。定番の「PANEL」シリーズは、プロ用グラブの製造過程で生じる、耐久性と柔軟性を兼ね備えたグラブレザーの余り革をアップサイクルし、パ...

Pick Up おすすめ記事

この冬買うべきは、主役になるピーコートとアウターの影の立役者インナースウェット、この2つ。

  • 2025.11.15

冬の主役と言えばヘビーアウター。クラシックなピーコートがあればそれだけで様になる。そしてどんなアウターをも引き立ててくれるインナースウェット、これは必需品。この2つさえあれば今年の冬は着回しがずっと楽しく、幅広くなるはずだ。この冬をともに過ごす相棒選びの参考になれば、これ幸い。 「Golden Be...

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...