2ページ目 - 2nd編集部がこの春取り入れたい、ジャケット、眼鏡、スリッポン。

旧きよきを活かし、時代を超えた存在感が足元をアップデート|「WEARMASTERS(ウエアマスターズ)」のLot.872 ウエアマスターズ スリッポン

ヴィンテージの魅力をモダンな視点で再構築し、タイムレスなデザインを追求する「ウエアマスターズ」。今季2025年春夏コレクションの目玉として登場したスリッポン[Lot.872 ウエアマスターズ スリッポン]は、1940年代のバルカナイズ製法シューズを想起させるクラシックな佇まいと、現代的な抜群の履き心地を融合した逸品だ。

厚みのあるアウトソールに加え7ミリのインソールを採用し、アッパーには高品質なコットンキャンバスを使用。優れたグリップ性能や、ラバーテープを用いた耐久性も魅力のひとつだ。内カーブを描くヴィンテージライクなラストが生む美しいシルエットと相まり、日常から旅先まで幅広く活躍間違いなし。この一足に宿る“モダン・バイ・クラシック”の精神こそ、「ウエアマスターズ」ならでは。新しい季節にふさわしい、最適解な1足と言えるだろう。2万2000円(アトラクションズTEL03-3408-0036)

凛としたヴィンテージの顔をしながら現代的な心地良さを宿す|「AUTHEN JAPAN(オーセンジャパン)」のヴィンテージエンジニアジャケット

2022年に誕生した「オーセンジャパン」は、TIMELESS(時を超えて),WASTELESS(無駄なく),EFFORTLESS(自然体で)の3つの理念を掲げ、日本の技術力を基盤に、長く愛される品質とサステナブルなものづくりを追求するユニセックスブランドだ。

今回、紹介する[ヴィンテージエンジニアジャケット]には、カイハラ社の少しライトな12.5オンスセルビッジデニムを採用。スキュー(ねじれ防止)とサンフォライズ(防縮)を行わないことで生まれる捻じれや凹凸感が特徴だ。5~60年代のエンジニアジャケットをベースとしたモダンなシルエットに、ユーズド加工を施し、サンフェード(日焼け)を思わせる表情をプラスした。ヴィンテージの風格だが、現代的な作りにより幅広いスタイルと合う汎用性の高さも魅力。日本の技術力の結晶とも言えるデニムをお試しいただきたい。4 万7300 円(ラフォエムTEL03-6786-3504)

(出典/「2nd 2025年5月号 Vol.211」)

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

この冬買うべきは、主役になるピーコートとアウターの影の立役者インナースウェット、この2つ。

  • 2025.11.15

冬の主役と言えばヘビーアウター。クラシックなピーコートがあればそれだけで様になる。そしてどんなアウターをも引き立ててくれるインナースウェット、これは必需品。この2つさえあれば今年の冬は着回しがずっと楽しく、幅広くなるはずだ。この冬をともに過ごす相棒選びの参考になれば、これ幸い。 「Golden Be...

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...

着用者にさりげなく“スタイル”をもたらす、“機能美”が凝縮された「アイヴァン 7285」のメガネ

  • 2025.11.21

技巧的かつ理にかなった意匠には、自然とデザインとしての美しさが宿る。「アイヴァン 7285」のアイウエアは、そんな“機能美”が小さな1本に凝縮されており着用者にさりげなくも揺るぎのないスタイルをもたらす。 “着るメガネ”の真骨頂はアイヴァン 7285の機能に宿る シンプリシティのなかに宿るディテール...

グラブレザーと、街を歩く。グラブメーカーが作るバッグブランドに注目だ

  • 2025.11.14

野球グローブのOEMメーカーでもあるバッグブランドTRION(トライオン)。グローブづくりで培った革の知見と技術を核に、バッグ業界の常識にとらわれないものづくりを貫く。定番の「PANEL」シリーズは、プロ用グラブの製造過程で生じる、耐久性と柔軟性を兼ね備えたグラブレザーの余り革をアップサイクルし、パ...

雑誌2ndがプロデュース! エディー・バウアー日本旗艦店1周年を祝うアニバーサリーイベント開催決定!

  • 2025.11.21

エディー・バウアー日本旗艦店の1周年を祝うアニバーサリーイベントを本誌がプロデュース。新作「ラブラドールコレクション」や本誌とのコラボなど、ブランドの情熱が詰まった特別な9日間を見逃すな! 来場者には限定のブランドブックを配布! 今回のイベントに合わせ、「エディー・バウアー」をもっと知ってもらうため...

Pick Up おすすめ記事

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

「アイヴァン」からニューヨークに実在する通りの名前を冠した新作アイウエアコレクション登場

  • 2025.11.21

ニューヨークに実在する通りの名前を冠した「アイヴァン」の新作コレクション。クラシックな要素をサンプリングしながらも現代の空気感を絶妙に捉え服と同等か、それ以上にスタイルを左右する究極のファッショナブルアイウエア。 Allen 2023年、NYに誕生した「ビースティ・ボーイズ・スクエア」。その付近で出...