保存版! 知らなきゃアメトラ好きとはいえない。アメトラブランド図鑑 A to Z 【S編】

  • 2024.10.20

由緒正しき名門大学の伝統的なスタイルである「アイビー」とそれをベースに着崩した「プレッピー」。“アメトラ”とはこれらのスタイルに衝撃を受けた日本人が、独自の視点を盛り込みながら作り上げた、必ずや後世に伝えていかなければならない、ひとつのカルチャーである。そこで由緒正しきアメトラブランドと、その精神を受け継ぐジャパンブランドをここに網羅。これを知らなきゃアメトラ好きとはいえない。ここではA to ZのS編を紹介。

SCYE BASICS <サイベーシックス> Since2000, Japan

素材や構造にこだわったベーシックなプロダクトが充実。

英国クラシックをベースに性構築した〈サイ〉のベーシックライン。素材やカッティング、内部構造にまでこだわり、ブレザーやチノパンなどの一過性の流行にとらわれない、普遍的なアイテムを提案している。

定番として作り続けるウールのシングルブレザー。13万2000円(マスターピースショールーム TEL03-6407-0117)

SEBAGO <セバゴ> Since1946, U.S.A.

唯一無二の存在感を放つステッチングの妙。

ニューイングランド地方で創業したシューメーカー。ネイティブアメリカンのモカシンから着想を得たハンドソーンのペニーローファーやボートシューズの代名詞である[ドックサイド]などトラッドマンに愛されるモデルを多数ラインナップしている。

ビーフロールローファーの元祖[クラシックダン]。2万8710円(ジャラーナ本店 TEL03-3834-0966)

SERO <セロ> Since1929, U.S.A.

イエール大学の生徒御用達の老舗シャツブランド。

コネチカット州にて創業したシャツブランド。アイビーリーグ校のひとつ、イエール大学の生徒御用達ブランドであった。日本では1980年代のアイビーブームで脚光を浴びたが、のちに消滅。2010年に復活した。

SIERRA DESIGNS <シエラデザインズ> Since1965, U.S.A.

ヘビーデューティに欠かせないマウンテンパーカの元祖。

カリフォルニアにて創業。バッグを製造する会社としてスタートし、ブランド名はシエラネバダ山脈に由来。1968年、代表モデルとなる、ヨコ糸にコットン60%、タテ糸にナイロン40%の比率で折り上げた生地を仕様した[60/40マウンテンパーカ]を発売した。

あまりにも有名な[60/40 マウンテンパーカ]。防水性や収納力などの機能性の高さだけでなくデザインの完成度の高さも魅力のひとつだ。

Southwick <サウスウィック> Since1929, U.S.A.

メイド・イン・USAを貫くアメリカントラッドの本流。

イタリア系移民のグリエゴ兄弟によりマサチューセッツ州・ローレンスにて設立。もはや絶滅危惧種ともいえるメイド・イン・U.S.A.を貫き、ブレザーを中心としたトラディショナルウエアを作り続ける。

段返り3つボタン、3パッチポケットの名作[ケンブリッジ]。14万3000円(シップス 銀座店 TEL03-3564-5547)

SOUTIENCOL <スティアンコル> Since1992, Japan

元VAN社員が考える普遍的なトラッドを表現。

1970年代に〈VAN〉のデザイナーとして活躍した三浦俊彦氏がデザイナーを務め、英国やアメリカのトラッドカルチャーをベースに、普遍的かつ高品質なプロダクトを追求。目の詰まったオックスフォードのBDシャツなどトラッドスタイルの軸となるアイテムが目白押しだ。

Sperry Top-sider <スペリー トップサイダー> Since1935, U.S.A.

抜群の機能を携えたデッキシューズの祖。

船員であった創設者のポール・スペリーが氷の上で走り回る愛犬の様子を見て犬の足に細かい溝があることに気づき、そこからインスピレーションを受けたことが始まり。デッキシューズの祖とも言えるブランドだ。

定番のデッキシューズ。甲板での作業中も滑らないように設計された、細かい波状の模様が入ったゴム底、通称“スペリーソール”が機能性を担保。

SUGAR CANE <シュガーケーン> Since1975, Japan

素材や縫製にこだわった確かなモノづくり。

ヴィンテージプロダクトをデザインソースとしたワークウエアに定評があるジャパンブランド。マドラスシャツのようなトラッドなアイテムにもワーク由来のディテールを落とし込むことで、ほかにはないオリジナリティを表現している。

空環仕上げを施したマドラスシャツ。1万5180円(東洋エンタープライズ TEL03‒3632‒2321)

 

(出典/「2nd 2024年11月号 Vol.208」)

 

 

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