1.LANDS’END(ランズエンド)
1963年創業のトータルウエアブランド。ブランド名のアポストロフィーがDではなくSの次にについているのは、創業者が広告を発注した際のタイプミスをそのままにしたのだとか。店舗販売ではなく、カタログ通販のブランドだったのでアイテム幅が広い。90年代以降もアメリカ製のアイテムが多い。






2.J.CREW(ジェイクルー)
1983年にカタログ販売を中心としたブランドとして創業。古着市場においてコットンアノラックやパッチワーク柄セーターなど、すでに人気アイテムとなっているアイテムも多いがまだまだ掘り出し物は多い。オールを持った男が刺繍された「巨人タグ」の期間が長いので、90sと思いきや80sなんてことも。





3.GAP(ギャップ)
レギュラー古着の中でもいち早く価値を見出され『オールドギャップ』という愛称が定着。1969年にカリフォルニアで創業。当時オリジナルの商品は展開しておらず、「リーバイス」のメンズ用のデニムとレコードテープのみの店としてオープンしており、「ギャップ」ネームのつくアイテムが登場したのは1974年以降。






4.L.L.Bean(エルエルビーン)
アメリカ・メインにて1912年に創業。名著『オフィシャル・プレッピー・ハンドブック』に掲載されておりトラッドファッションとも関わりが深い。[ビーン・ブーツ]や[ボート・アンド・トート]など、名作を世に生み出してきたブランドの80年代以降のアイテムは、よりファッションに昇華されたユニークなものが多い。






5.Eddie Bauer(エディー・バウアー)
1920年にアメリカ・シアトルで創業。アメリカ初のダウンジャケットを作ったブランドとして有名だ。アメリカでは東の「エルエルビーン」に対し、西の「エディー・バウアー」と呼ばれている。最近の古着市場では若者にも人気。






6.Columbia(コロンビア)
フィッシングベストなどの釣り系アイテムの人気がきっかけでレギュラー古着で頭角を現した。アウトドアブランドの中でも古着市場ではまだまだ評価低めに感じるが作りの良さや面白さは一級品。今後化けること間違いなしの注目ブランド。






7.NIKE(ナイキ)
1972年にアメリカ・オレゴン州にて創業。スポーツブランドの中でも、バスケ、野球、ゴルフなど様々なアイテムを製作しており、当時かなりの数が流通していたので、これからも古着市場に放出される事を考えるとまだまだ掘れるブランド。






8.Reebok(リーボック)
1895年に創業したイギリス発のシューズメーカー。アメリカのブランド以外でアメリカのメジャースポーツ(NFL、NBA、NHL、MLB)と関わりがあった唯一のブランド。他のブランドにはない特徴的なデザインが多い。






9.NAUTICA(ノーティカ)
1983年にニューヨークにて創業。ラテン語で船を意味する「NAUTICA」がブランド名となっている。90sにヒップホップのアーティスト達が着用したことから人気となる。ここ数年、古着市場でも人気が急上昇し値段も急上昇。買うなら、いま。




エルボーパッチやマチ付きポケットなど優れたデザインのレザージャケット。1万9800円(サーカスTEL090-4525-2258)

10.Ocean Pacific(オーシャン パシフィック)
1960年代にはサーフボードやギアを販売していた前身となるサーフブランドが存在し、1972年にサーフアパレルブランドとして再始動。それまでのサーフ&スキーウエアに対して、カラフルで独特なデザインを展開したのは革新的だった。






※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「2nd 2024年4月号 Vol.203」)
Photo/Nanako Hidaka Styling&Text/Manabu Harada
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