磨き前のクリーニングではシーチングなどのコットン残布、磨き作業では柔らかなタッチのコットンネル素材を使用。ともに50×10センチほどが巻きやすいという。
まずはクリーニング巻き。というのも、クリーニングではクロスを横、磨き作業ではクロスを縦に使うのがポイント。
クロスを人差し指と中指の二本に巻きつけ、指を動かせるほどの緩さを保つ。一方、磨きではピンと張るように。
余分な布をこより状に。張りに余裕を持たせたのは、履きシワなど細かな部分や埃などにアクセスしやすくするため。
こより状に束ねた部分を指の根元へ向け、二重に巻きつけていく。余分なクロスを左手で固定しておくとやりやすい。
さらに余ったクロスを二重に巻きつけた部分の間に通し完成。クロスが汚れたらちょっとずつ接地面をずらそう。
プロのシューシャイナーによるクロスの巻き方はいかがだっただろうか? 靴磨きの基本テクニックとして身につけておけば、普段の靴の手入れも格段に向上するはずだ。 クロスは、多目的に活用できるものが各シューケアブランドから発売されている。上質な肌触りのクロスでよりハッピーなシューケア・タイムを!
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