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飛行カメラHOVERAir X1 Smartを作ったMQ Wang来日! 本日から一般発売開始!【クーポン付き】

99gと超軽量で、許可取り不要で飛行可能な飛行カメラHOVERAir X1 Smartを作ったZERO ZERO ROBOTICSの創業者兼CEOであるMQ(Mengqiu) Wangさんが来日。本日からの一般発売に向けて取材に対応した。同機はクラウドファンディングで2億円以上を集めた製品で、4月末頃にクラウドファンディングのサポーターには送られており、本日から一般発売が始まった。

HOVERAir X1 Smart
https://jp.hoverair.com/products/hoverair-x1-smart

一般のカメラでは撮れない画像を、簡単に

筆者もクラファンが始まった時に機材をお借りして、飛ばしてみたのだが、「ドローンでなく飛行カメラ」という表現は正しく、ボタンひとつで飛行して、プリセットされたスタイルの動画を撮影してくれる。

以下は、飛ばしてみたレポート。

99gの超軽量ドローン『HOVERAir X1 Smart』は自撮りカメラとして最高!【動画あり】

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超小型カメラドローン『HOVERAir X1 Smart』で、いろいろ撮って遊んだ【動画あり】

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本機自体は非常に安全だとは思うが、過去にドローンの引き起こしたいろいろなトラブルもあり、どこでも飛ばすというわけにはいかない。99gなので、いわゆる免許が必要だとか、許可申請が必要だとか言うドローンのルールには引っ掛からないが、それでも空港近辺や一般公道などで飛ばすのはNGだし、「ドローン禁止」という大ざっぱなルール設定の公園では「99g以下だから」という強弁も難しいだろう。

また、実際に地方の人の少ない安全な場所で飛ばしていても、「ドローンだ!」という興味と、羨望と、危ないんじゃないか? という不安の混じった目線を感じることは多かった(自意識過剰かもしれないが)。「では、99g以下も規制しよう」ということにならないように、十分に安全な場所で、他の人の神経を逆なでしないようにフライトを楽しみたい。

人柄も素敵な、超秀才のイケメンMQ Wangさん

今回、取材にご対応下さったのは、HOVERAir X1 Smartを作ったZERO ZERO ROBOTICS社の創業者兼CEOのMQ Wangさん。ご覧のように、アジア系の好男子で長身(175cmの筆者より10cmぐらいは高かったので、185cmぐらいはありそう)、ご経歴からするとかなりの頭脳も持ち主のよう。

しかし、ご説明は真摯で、我々の質問には笑顔をうかべながらていねいにお答え下さった。人柄も素敵なナイスガイだった。

出身は中国で、アメリカへ進学し、カーネギーメロン大学でコンピュータサイエンスの修士号、スタンフォードで博士号を取得。FacebookやTwitterで初期の従業員を務めたのち、アリババのデータサイエンティストを務めていたという。

きっかけは、『Alone Across Australia』というドキュメンタリー

HOVERAir X1 Smartを作ったキッカケは、『Alone Across Australia』という記録映画を見たからなのだそうだ。

『Alone Across Australia』というのは、ジョン・ミューアという人と犬のセラフィンが2001年に南オーストラリア州のポートオーガスタからクイーンズランド州のパークタウンまで約2500kmを無補給で歩いたという2003年に公開されたドキュメンタリー映画。

「この映画の中で、ジョン・ミューアは自分を撮影するために岩山に上って三脚を据えて、そして下りて映像に映るように砂漠を歩く……という行程を繰り返さなければならなかったんです」と、MQ Wangさん。「もし、一緒について回って撮影するカメラがあれば、そんな手間は不要だったはずです」

ZERO ZERO ROBOTICS社が「ドローンではなく、飛行カメラ」と言い続けているのは、何もドローンに対する批判的意見を回避するためではない。そもそも、HOVERAirは飛行カメラとして企画されたのだ。実際に社名はZERO ZERO ROBOTICSであり、飛行ドローンの会社であるとは言っていないし、MQ Wangさんは「カメラを飛行させるのが、一番便利な手段だったのでそうしましたが、今後開発する製品が、かならずしもドローンタイプであるとは限りません」とも語った。

写真に写らない人が、かならずひとりいる

もうひとつ、きっかけになったエピソードがあった。

MQ Wangさんが、中国のご両親のアルバムを見た時のことだ。

いろんな場所に旅行に行ったりして、背景と時は変わっていくのだが、どれを見てもご両親が並んで同じ姿勢、同じ表情をしているのだそうだ。

三脚を立てたり、誰かにシャッターを頼んだりして撮っているのだが、他人の前で表情豊かになれるわけもなく、まじめな表情でふたり並んで写っている写真ばかりが続いていたのだそうだ。

家族写真や、グループ写真にはかならず写らない人がいる。シャッターを押す人だ。

かくいう筆者も30年ぐらい前から、一眼レフ(もしくはデジタル一眼)を使っているし、他にも数多くのカメラを使ってきたので、家族写真は非常にたくさんあるが、筆者自身が家族と写っている写真は少ない。三脚を立てて撮った写真は堅苦しいポーズになっている。

飛行カメラであるHOVERAir X1 Smartは、単に宙に浮かんでシャッターを切るだけでなく、HOVERAir X1 Smart自体がいろいろと動いたり、被写体を追いかけた動きのある写真、動画の撮影が可能だ。HOVERAir X1 Smartがあれば、家族写真、グループ写真は大きく変わる(し、お父さんも写真に入れる)。

そう考えると、HOVERAir X1 Smartの動画、静止画の画質がけっこう高い理由が分かる。ドローンにカメラが付いているのではなく、カメラ自体が本体なのだ。

最初からケージありきで設計されている意味

筆者はラジコン飛行機、ヘリのメディアを作っていたので、高速回転するプロペラの危険性を良く知ってる。

知人には指を切断した人もいたし、ラジコンヘリのローターでは死亡事故も起っていた。グローエンジンのラジコンは当たるとエンストして止まるのだが、ブラシレスモーターの電動機は、肉を切っても回転し続けるので、千切りのようにいくつも切断跡がついてしまうのも問題だった。もちろん、HOVERAir X1 Smartほど小さければ大きな怪我にはならないが、ローターが露出してると、子どもに当たって怪我をさせたり、他の方向を見ている人の目を切断したりという危険はなくはない。

ドローンを飛ばす人の中にはそういう過去のアクシデントを知らない人もいるから、案外と他の人のいる場所でフライトさせたりして、こちらがヒヤヒヤするということもある。

しかし、HOVERAir X1 Smartはローターがケージに囲まれていて、安全性が高いと、筆者は感心していた。

MQ Wangさんによると、なんとHOVERAirは、構想時から安全性を確保するためにケージが前提だったのだそうだ。

これには感心した。

もちろん、ケージがあることは重さを増すことになるし、ローターの効率も低下する。それでも安全性の確保が優先されるのだそうだ。

ちなみに、構造をよく見ると分かるのだが、ケージの一部が配線を通すと同時に、ブラシレスモーターとローターをホールドする構造になっている。また、HOVERAir X1 Smartのローター形状は静音性を向上させた新設計のもので、このローターを採用することで、5dB音量を下げているのだそうだ。

さらに、このケージの素材はプラスチックではなく、航空機にも使われる特殊な素材なのだという。

比重は0.96と非常に軽量であるにもかかわらず、強度が高く、フレキシブルで耐久性も高いのだそうだ。たしかに、細かい形状を見ていると、空気抵抗を極力抑えつつ、剛性、強度を確保する工夫が見てとれる。

2016年の登場と、8年間での進化

そして、MQ Wangさんが、『Alone Across Australia』を見てから約10年。2016年に最初のHOVER CAMERAがリリースされる。

本機は大好評を博し、2017年にはアメリカのApple Storeで販売されるようになる。

そして、2023年、従来モデルから、約半分の重量、約半分のサイズ、約半分の価格を実現したHOVERAir X1を発売。

さらに、2024年に125gのHOVERAir X1から、折り畳み機構を廃し、26gの軽量化を果たした、今回の日本仕様の99 gモデル『HOVERAir X1 Smart』がリリースされた。

これだけの軽量化は容易なことではないし、今やシュリンクしつつある日本市場のために、特別な機種を開発するというのは驚きだった。

実際、他のメディアからも「なぜ、日本市場のために?」という質問が出ていたが、MQ Wangさんは、「日本は世界有数の大きな市場ですし、日本市場で評価されるということは世界市場でも非常に重要なことなのです」と答えてくれていた。我々日本人は少し自信を失いすぎなのかもしれない。

ちなみに、ZERO ZERO ROBOTICS社は現在約300人規模の会社で、うち約80人が開発に携わるエンジニアで、次なる新製品もいろいろと研究、開発中なのだという。

3000円引きクーポンはこちら!

発売は本日2024年5月28日(火)から。

オンラインでは、Amazon、HOVERAir JAPAN日本公式サイトで、実店舗では二子玉川蔦屋家電、代官山 蔦屋書店、枚方T-SITEで販売される。

本体だけの基本セットが5万9980円、予備バッテリーを1つ加えた標準セットが6万4980円、バッテリー2個を充電できる充電ハブを加えたプレミアムパックが6万9980円、さらにもうひとつバッテリーを加えたオールインワンパックが7万4980円となっている。

なんらかのトラブルで回収できない所に墜落するとこの価格……と思うと、少々ドキドキするが、普段と違う視点からの、画像、映像はプライスレスである。

なお、5月31日(金曜日)の23時59分までに、こちらのリンクから、アクセスしてクーポンコード『HOVER3KOC6』を入力すると、3000円引きとなる。ぜひ、ご利用を。

HOVERAir X1 Smart Amazon販売サイト
https://amzn.to/3R3WzZC

取材の最後に、HOVERAir X1 Smartで、一緒に記念撮影をさせてもらった。こういう記念撮影が当たり前になる日が来るかもしれない。

(村上タクタ)

この記事を書いた人
村上タクタ
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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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