HAPPY BOUNCEのボウタイとコサージュ。
日頃からミリタリーネタを探していると、ちょっとした発見があったりする。最近だとヴィンテージのフライトジャケットの、ジッパーエンドの修理でダクトテープが使えることが分かったり。40年代ベル型タロンのジッパーエンドなのだが、開具の蝶棒と呼ばれる部分が外れてしまい、歯を噛み合わせてスライダーを動かす事が困難になっていたのだが、外れた蝶棒部分をダクトテープで覆うだけで手軽にジッパーの噛み合わせが復活してしまった。
余談だけどダクトテープと宇宙の探査には、アポロ11~17号に常備されてきた長い歴史があり、最近だと国際宇宙ステーションISSにてスペースデブリによる窓の破損もこいつで応急処置をしていたり。また米軍のダクトテープ信仰は凄まじく、テントからジープまで、全てのモノの応急処置にダクトテープを使うというから恐れ入る。
そんなミリタリーの余談ネタにも事欠かないが、最近ついまとめ買いしてしまったのが、ハッピーバウンスというサスペンダーブランドが手掛けたボウタイとコサージュ。私の大好きなダックハンター迷彩である。入学式やら卒業式、お祝いの席などで使っても良さそうと、山形県のアンカーさんで思わず購入してしまった。
※情報は取材当時のものです。
(出典/「Lightning 2024年9月号 Vol.365」)
Photo/M.Watanabe 渡辺昌彦
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