コスモスの特徴は、“似ているけど、何かが違う”というところ。例えば、「ダンガム」「ブタニクマン」、そして「なめるなよ」など。子供たちに人気が出たアイテムがあれば、それを似せて素早く商品化するというスピード感から、瞬く間にシェアを拡大していった。
ここでは、日本一のコスモスコレクターであるワッキー貝山氏のコレクションの中から、特に印象的なアイテムを紹介してもらった。この記事ではなかでも学校に持ち込んで実際に使ってみたり、使えなかったりした文房具系のアイテムをピックアップ!
1.練り消しゴム
コネコネとただただいじり倒す。ひまな授業の最高のお供だった。給食前、「コーラ」の香りが食欲を刺激し、食べてしまう強者も。
2.粉消しゴム
「ゴ無りん」という無理矢理なダジャレを入れての登場。消しカスみたいな中身には衝撃が走る。サイズは大と小があった。
3.辞典消しゴム
粉消しと同様、オリジナルは替え芯のオマケ。さらなる進化を遂げるのがガチャブランド。拳銃や漫画大百科はもはや辞書ではない。
4.ミラクルカラー
オシャレアイテムの代表格。容器から液体を出し手や顔に塗ると、キラキラ光るという化粧品。乾くとカスが出て、面倒だった。
5.匂い付き消しゴム
唯一、学校に持って行ってOKだった文房具。きちんと文字を消せる(笑)。他にカレーやニンニク、う○この匂いなど迷品もあった。
6.ミニ少女漫画メモ帳
30mmサイズで印刷技術の高さを感じさせる。裏面の広告も再現し、クオリティが高い。中身はノートだが小さすぎて使えない。
Text/S.Yasuda Photo/T.Otomo
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