今回は、「昔はたくさんあったトイショップも、今ではだいぶ少なくなった印象。でも、そんな
状況だから、残っているショップはどれも本物。皆様もぜひ一度はリアル店舗へ!」と、編集部のホビー担当として熱い思いを秘めた、イスカンダル功がお届け!
いまこそ、’90年代のアクションフィギュア。
’90年代後半に沸き起こったアクションフィギュアブーム。火付け役はマクファーレントイズのスポーン。当時はナイキのスニーカー、Gショックの限定モデル、そしてスポーンのストア別注を手にするため、週末になれば都内各所を散策する日々。まだヤフオクはなく(クアントという個人売買の情報誌はあったけど)、自分の足とクチコミがすべてという世界。いや〜、ホント楽しかった!
で、このスポーンを生んだマクファーレントイズが、DCコミックとタッグを組んだ『DCマルチバース』シリーズで再びブームになっている。
その世界観と造形力の高さに反応した若いコレクターが過去のアーカイブを掘り進め、辿り着いたのが’90年代のスポーン。その結果、ここしばらく二束三文でセット売りされていたスポーンの中古アクションフィギュアが、ジワジワとプライスを上げつつある状態に。
個人的にはスポーンだけでなく、ハズブロなどの’90年代アクションフィギュアの可動部の少ないレトロな造形と、いかにもアメリカンなブリスターパックのパッケージデザインも大好物。スターウォーズのヴィンテージのように価値が高まることはないと思うけど、見つけたらサルベージして、コツコツと収集していくつもりだ。
(出典/「Lightning 2022年4月号 Vol.336」)
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