【浅草靴職人の愛用靴】 エレガントなフォルムをそのままに脱ぎ履きしやすい仕様に。「ROLLING DUB TRIO」徳永勝也さんのGRIFFIN JODHPUR

  • 2024.06.06

台東区浅草は浅草寺への参拝という長い歴史があり、旧くから履物文化が栄え靴職人が多いという。そんな東京の靴の聖地である浅草の、靴職人の愛用靴とは? 「ROLLING DUB TRIO」徳永勝也さんに訊いた。

履くほどに感じる機能性と美しさ。

「ROLLING DUB TRIO」徳永勝也さん|2007年にROLLING DUB TRIOを設立。機能性はもちろんシューズの持つ美しさやフォルム、デザインを大切にし、かつ堅牢さも加味された無敵の靴作りでファンを魅了する。http://craftbank.net

19世紀に英国の乗馬用ブーツとして生まれたジョドファーブーツ。徳永氏が手掛けたこのブーツのラストには、マンソンラストに独自の修正を加えたオリジナルラストが採用され、ダイレクトウエルト製法で仕上げている。

「そもそもこの靴を作ろうと思ったのは、私事なんですが、子供の保育園に行く機会が増え、靴を脱ぎ履きすることが多くなって、そこでもっと楽で、かつカッコいい靴は作れないかと考えた際に思いついたのがこのデザインです」

一見、ベルトがくるりと回ったブーツに脱ぎ履きしやすそうとは思えないが、よく見ると通常のデザインとはベルトの仕様が異なるのを理解できるだろうか?

「通常のベルトの取り方とは逆配置にし、バックルも長め、力を入れずに片手ですぐに外せるような仕組みを考えました」

脱ぎ履きしやすい=ズボラな靴とならないようにエレガントなデザインやフォルムを崩していないところに彼のデザインの素晴らしさを感じる。また、ブラックは茶芯のホースバットを使用し、エイジングを含めた方向から楽しめるのがこの靴の魅力だ。

サンプルとして製作したジョドファーブーツを約1年、ヘビーに履き続けた。マテリアルは茶芯のホースバットを採用し、履き続けることで中の茶色が現れ、美しい履き皺とともにエイジングを楽しむことができる。気品のある佇まいと武骨さを兼ね備えたブーツだ。

(出典/「CLUTCH2024年5月号 Vol.95」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部