佐藤勝利、菊池風磨、松島 聡の熱い想いが込められた 「timelesz」初の全国アリーナツアー「We’re timelesz LIVE TOUR 2024 episodo0」横浜アリーナ公演の最終日をレポート

2024年4月1日に佐藤勝利、菊池風磨、松島 聡の3人体制となり、グループ名を「timelesz」に改名してからの初の全国アリーナツアーとなった「We’re timelesz LIVE TOUR 2024 episodo0」の神奈川・横浜アリーナ公演最終日。数多くのライブを行い、彼らの「ホーム」ともいえるこの会場は、外の暑さに負けないくらいの熱気に包まれていた。

圧倒的なパフォーマンスで会場をお祭り騒ぎに。

18時の開演時間近くになると観客から自然と湧きあがってくる手拍子。客電が落ちてステージ中央のスクリーンには、「timeleszの挨拶まわり」というコンセプトに沿って、メンバーがマネージャーに扮し奮闘するシーンが流れる。オープニングナンバー「RUN」のイントロが流れると、観客は一斉に立ち上がる。

「『騒げ!』の菊池の叫びに応えるように、観客は熱狂し早くも会場はヒートアップ状態に。このツアーでは彼らの単独公演としては初のメインステージから中央、後方までをステージごと移動する「ムービングステージ」を使用。そこからセンター席(1階席)をぐるっと1周できるステージにつながる花道やアリーナ席やスタンド席の高さ近くまで上がるリフトなど、どの客席でもメンバーを身近に感じられるステージセットが組まれている。

「みんな会いたかった? 会いたかった!」と素直な気持ちを隠さない佐藤、「みんな大好き! 思い出を作りましょう」と明るい笑顔でムードメーカー的な役割を担う松島、「声出せる? 最後まで走れそう?」とあおりながらも終始客席を気遣う菊池。観客とコミュニケーションをとりながら、Sexy Zone時代のナンバー、6月に発売されたtimeleszの1st EP「timelesz」からのナンバーを取り混ぜて、菊池が考案したセットリストが進んでいく。

16枚の可動LEDを組み合わせた映像演出で盛り上げながら、力強くリズミカルなビートを聴かせるラップタイムや、メンバーそれぞれの個性を生かした趣向を凝らしたソロコーナーも。それぞれのソロコーナーでは、佐藤=赤、菊池=紫、松島=緑と客席のペンライトがメンバーカラー一色になることに、一体となってライブを盛り上げたいというファンのあたたかい気持ちを感じる。

とにかく盛り上げ上手な松島が「やってきました、コールタイム! 今叫ばなかったらいつ叫ぶの!?」と楽しそうに声を張りあげて始まった、昨年のドーム公演で初披露された「スキすぎて」コールバージョンの「スキすぎて(コール2024ver.)」のパフォーマンス時は、会場一体となってはお祭り騒ぎに。

ライブ中何度か「改めまして、僕たちがtimeleszです!」と、自分たちのグループ名を観客に名乗ると、その度に観客からは割れんばかりの歓声が起こる。MCタイムでは、このツアーに櫻井 翔が訪れたというエピソードも披露。1stEPにも収録されて今回披露された「puzzle」は「3人の思いが伝わってきて、グッときた。3人で目を合わせて歌ってよ」という櫻井のリクエストをもらって以来、向かいあって歌うパフォーマンスに変えたという裏話も。

菊池がマイクなしの地声で歌唱したり、佐藤がアコースティックギターを披露したり、彼らの個性を生かした演出や、シンガーソングライーターのiriがゲストに登場したりと盛りだくさん。timeleszロゴモチーフの衣装を身にまとい、ステージセットをフルに活用して歌うメドレーでは盛り上がりが最高潮に達したところで、メンバー一人ひとりにスポットライトがあたり、しばし思いを伝えるMCに。

「1分1秒みんなに会える時間は貴重だと思うので、丁寧に過ごしたいと思ってこの景色を目に焼きつけています。活動を通して少しずつみなさんに理解してもらえるように頑張っていきたいです」(松島)

「皆さんに戸惑いや不安を与えてしまったと思います。ツアーで毎回思うことはこの状況はファンのみんなが支えてくれているということ。timeleszの頭文字の「t」はアルファベットの「u」の前。あなたの前にtimeleszがいることを込めています」(佐藤)

「僕たちは前を向いて無我夢中で走ります。5人のSezy Zoneが叶えたかった夢を、グループ名は変わりましたが5人で描いた夢をこれからも僕たちが追い続けていきます」(菊池)と、それぞれが、自分たちの思いがファンと共にあることが伝わる言葉を投げかけた。

続いて煌めく上下黒の衣装で、「Anthem」などの1stEPからのナンバーを歌い上げるコーナーを、映像や炎とともに盛りあげていく。「We are timelesz!」と叫び、メンバーの会場入りの様子などがスクリーンに流れる中、本編が終了。

アンコールではメンバーがスタンド席をトロッコで移動するというパフォーマンスも。会場を回って、メインステージに戻った3人がダンサーたちをひとりずつ紹介し、ライブの幕を閉じた。

 

4月に「timelesz project」が発表され、3人体制でのtimeleszの最初で最後のコンサートとなった今回のツアー。何があってもついてきてくれたファンの気持ちを慮り、互いにメンバーを気遣い、丁寧にこのツアーを作り上げてきたことが感じられるものとなった。

メンバー3人の間、そしてメンバーとファンとの団結は強固。ここから新たなメンバーが加入し新生「timelesz」へと進化するが、その受け入れ態勢はできている。続く新章「episode1」への期待は高まるばかりだ。

この記事を書いた人
Men's PREPPY 編集部
この記事を書いた人

Men's PREPPY 編集部

プロ向けメンズビューティ誌

Hair & Beauty Trend For Professional!美容のプロのためのヘア&ビューティトレンド専門メディア。今や男性もヘア、スキンと美意識は高まるばかり。そんなニーズに応えようと頑張る理美容師に向けて成功事例をたっぷり紹介。カッコいい男性をプロデュースするノウハウがぎっしり詰まっています。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...

無垢の金属、輝く伝統。純金や純プラチナを使った「市松」の究極の逸品

  • 2026.09.25

純金や純プラチナなど、純度100%の軟らかい金属をアクセサリーにするためには非常に高い技術が必要だ。それを可能にするのが「市松」。約30年にわたって培った“叩く”技術が可能にする唯一無二のリングの輝きに迫る。 熟練の技なくしては完成しない究極の逸品 原材料高騰の影響もあって、希少性が高まっている純金...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

Pick Up おすすめ記事

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

上野の2つの「SUN HOUSE」で、秋支度。おすすめのアイテムを聞いてきました

  • 2026.09.18

歩いてわずか30秒ほどの距離にある、上野ふたつのサンハウス。今回はそれぞれの店舗で、この秋おすすめのアイテムを聞いてみた。2軒を行ったり来たりしながら、そろそろ秋支度を始めよう。 上野のサンハウスは行ったり来たりが正解です 昨年のリニューアルを経て、アメ横に2店舗を構えるようになった「サンハウス」。...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...