髪が動く隙のあるスタイリングが今っぽさのコツ。
最近のスタイリング剤は、オイルやヘアバームがトレンドです。ハードなワックスで髪を固めるのが流行っていたのは一世代前。以前はパーマやブリーチの薬剤が強く、髪の毛が傷みやすかったため、ガチッとしたスタイリングが好まれていました。
今は薬剤も髪にやさしいものが増え、指通りもよくなりました。そこで、スタイリングも髪をきれいに見せるものが主流に。髪全体にオイルやヘアバームを薄くのばして、 ハサつきを抑えるベース作りがおすすめです。
ホールド力のあるスタイリング剤は、ベリーショートなら全体につけてもOKですが、髪が長ければ動かしたい部分にのみつけて、ゆれ感のあるスタイリングがオシャレです!
まずはドライな質感で、頑張りすぎないプレッピーテイストを演出。重ければモードな雰囲気になりますが、かき上げるスタイリングにすると都会的なムードで今っぽくキマります。
2つ目のスタイルは、クセを生かしてボサッとしていますが、髪の毛を割いて束感をていねいに作って抜け感を与えました。ウェットにしたことで、大人っぽく仕上がるのがポイントです。
まずは、スタイリング基本テク6ステップを紹介!
Before
センターパートのボブスタイル。少し長めのレングスは、スタイリングで遊べて人気。
1.ベースオイルをなじませる。
タオルドライ後、ベースオイルを髪に付けたら、まんべんなく浸透させるためにコームを使ってとかそう。
2.仕上げは冷風で。
毛流れに沿って髪を引っ張りながら、ドライヤーで乾かす。冷風で仕上げると形がキマりやすくなる!
3.オイルは2~3回に分けて付ける。
スタイリングオイルはベタつきすぎないくらいの量を2~3回に分けて付ける。バーム系ワックスでもOK。
4.付けムラに注意。
特に耳の後ろの内側など付けづらいところは上の毛をめくって付ける。付けムラがないように気をつけよう!
5.ポイントでグリースを付ける。
グリースを指に取り、動かしたいところや抑えたいところなど必要な場所にのみ付け、形を整える。
6.ツヤ出しスプレーをON。
ツヤ出しスプレーでフィニッシュ。ハードスプレーより、コームでとかしたとき粉が出ないタイプが今っぽい。
基本のスタイリングをマスターしたら、アレンジしたスタイリングに挑戦してみよう。おすすめの2スタイルを紹介!
【スタイル1】ドライな質感で魅せる、インテリジェントムード。
【プラスアイテム】ドライワックス
毛先を動かすために付けたり、収まりが悪いところを抑えたり。仕上げのワックス。
1.コームでとかしてなじませる。
タオルドライ後、ベースオイルを付けたら分け目をつけたいところを決め、コームでとかしてなじませる。
2.のばして乾かす。
ドライヤーで完全に乾かす。クセ毛の人はクセをのばすように後ろへ引っ張って。ハネやすいえり足ものばす。
3.アイロンで軽く動かす。
保護スプレー後、アイロンで立ち上げたり、ハネる毛先を内側へ巻く。巻きすぎないようサッと通す程度に。
4.シアバターをなじませる。
シアバターを手のひらに付けて、オールバックにするようにかき上げよう。髪の質感がしっとりまとまる。
5.ドライワックスをポイント付け。
ドライワックスを使い、髪の内側を耳にかけるように毛流れを作る。全体ではなく部分的に付けていこう。
NGスタイリング
毛流れなし。立ち上がりもなくペタッとして、抜け感0。重すぎるボブは昔っぽいかも。
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