2024年のINDIAN RIDERS DAYS JAPANはアメフェス内で開催


国内のインディアンオーナーたちが集う「インディアン・ライダーズ・デイ・ジャパン」がIKURA’s American Festival内で開催された。アメフェスを楽しみながらインディアンオーナーたちの交流も深まる2度美味しいイベントに多くのオーナーが集まった。

走る、観る、食べる、買うが充実だった1日。

秋の定番イベントになる感のあったインディアン・ライダーズ・デイ・ジャパンが、今年はなんと夏真っ盛りの7月28日に、アメフェスとして多くのライダーにも知れ渡っているIKURA’s American Festival内で開催された。

今年は全国各地で熱中症アラートが出まくるいわゆる酷暑。当日も好天だったため、とても暑い1日となったのだが、インディアン村(Indian Motorcycle Riders[IMR]メンバー専用エリア)は大きな日除の下だったので参加者にとってはいい休憩スペースとなっていた。

インディアンモーターサイクルが用意したコンテンツに加えてアメフェスのコンテンツもたくさんあり、それらを端から端まですべて見て回るとなると1日では足りないてんこ盛り状態。そんな中から一緒に来場した仲間と足を運ぶ場所を厳選し、みんな思い思いのペースでイベントを楽しんでいた。そこかしこで見られる来場者の笑顔が、その充実ぶりを物語っていたといえるだろう。

伝説となった多くのレースが繰り広げられた富士スピードウェイのメインコースを走れたパレードに、長めのコースで新型スカウトシリーズを含めた車両のパフォーマンスをしっかり体感できた試乗会。そして世界にも名が知れた木下真輔さんがFTRで繰り出した数々のトリックがインディアンモーターサイクルの名をさらに広めたことだろう。

IRON HEART、CRED WING SHOES、osah drypak+虹色屋Veaton、Dr. JEKILL & Mr. HYDE、RIDEZ、SurLuster、Flow Style Custom、Kima photo 出張カメラマン、Kid Kustom Paint、BRIDGESTONE、7TH-HEAVEN ART JEWELRY、ROUGH TAILがブース出店し、取り扱い製品の説明や販売、はたまた持ち物へのペイントでイベントを盛り上げた。

IKURA’s American FestivalにもDAINAO GARAGE FACTORYやGOD SUNS、LUMINOX、ORION ACE、SWING DOG、THE FLAT HEADなどインディアンユーザーが気になりそうなブースがたくさん並んでいた。

INDIAN RIDERS DAYS JAPAN(IRDJ)の前身イベントから皆勤賞となるディーラー“インディアンモーターサイクル北海道”。今回もサポートカーとしてトラックが同行する万全の対策で来場。その面々にイベントの印象を聞いてみたぞ「ここまで来たらもう行けるとこまで行くしかないよね(笑)」とは松村正樹代表(写真左。右はインディアンモーターサイクルを取り扱うポラリスジャパンの藤原裕史代表)の言葉だ。

松村恵子さん/SCOUT 100th ANNIVERSARY EDITION

インディアンのイベントを手伝った際にチーフ・ビンテージを見て、“かわいい!あれに乗りたい”となるも、その大きさから少し小ぶりなスカウトにてインディアンデビューとなる。ちなみにスカウトは足もしっかり着くし、乗りやすいとのこと。IRDJはなんと皆勤賞で「来年もあれば来ると思う」とのこと。今回は前日に雨の中走ったこともいい思い出となった。

西宮直利さん/CHIEF DARK HORSE

タバコを止め、そのタバコに使っていた費用をバイクへスライドさせ、インディアンオーナーとなった西宮さん。パッと見さほど手が入っていないように見えるけれど、リヤタイヤが240幅になっていたりとハードなカスタムがほどこされている。今回が初めてのIRDJ参加で、アメフェスの規模が大きくてビックリしたそう。記念Tシャツ購入をはじめ、大いに満喫していた。

川岸 勝さん & 清美さん/ROADMASTER

ここにきて子育て・介護が落ち着いたことで、2人の時間が取れるようになった河岸さん夫婦。これまで北海道からバイクで出たことはなかったけれど、時間的な余裕ができたこと、アメフェスを主催するイクラさんとのつながり、IMRの人たちとのつながりもあって、今回IRDJに初参加となった。2人ともツーリングからイベントまで思いっきり楽しめているよすだった。

貝塚 司さん/CHALLENGER DARK HORSE、貝塚百香さん/CHIEF DARK HORSE、遥さん、蓮斗さん

IRDJへの参加が恒例の家族イベントとなっている貝塚ファミリー。そのキッカケを作ったのは百香さんだ。以前バイクに乗ろうとするも身長153cmの身には、スポーツモデルだと足つきが悪くて断念。そして一度バイクから離れるも、ヤマハ・ボルトに一目ぼれして再びバイクへの興味がわく。そして、ボルトと同じカテゴリーのインディアンを司さんが勧めたことで、インディアンオーナーになったのだ。

その際、それまではスポーツモデルに乗っていた司さんも百香さんの「一緒にインディアン乗ろうよ」の誘いに乗ってインディアン乗りとなった。現在13歳の息子の蓮斗さんも、将来はバイクに乗ることを宣言していて、姉の遥さんだけが予定なしとのこと。とはいえ、このIRDJに行くことを家族全員が楽しみにしていて、会場でも大いに楽しんでいた。

【DATA】
開催日:7月28日(日)
会場:静岡県・富士スピードウェイ
主催:ポラリスジャパン

この記事を書いた人
タンデムスタイル編集部
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タンデムスタイル編集部

初心者にも優しいバイクの指南書

バイクビギナーがもっとも知りたい、ハウツーや楽しいバイクライフの提案がつまったバイク雑誌。タイトルの"タンデム"は本来"2人乗り"の意味だが、"読者と編集部をつなぐ"、"読者同士の輪が広がる"といった意味が込められているぞ。バイク選び、ライディングギア選び、ツーリング、メンテナンス情報のほか、チャレンジ企画も大好評!
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