ロサンジェルスを拠点に、小さな体と重たいカメラで写真を撮り続けるフォトグラファーMaiko。実際にMaiko自身の足で訪れた、話題のスポットや立ち寄ってみたくなるようなショップをMaikoの目線から切り取って紹介する。
今回紹介するのはロサンジェルス・アート地区生まれのブランド、APOLIS。アメリカンブランドでありながら、適した場所で適したものを、というスタンスをとり、生産国にこだわらないグローバルな視点を持っている。
製品企画から生産まで各地のメーカーと共同、雇用機会を現地に
コンセプトは「Global Citizen(地球市民)」。世界各国のメーカーと共同で製品企画から生産まで行うことで、現地での雇用機会を増やしてきた。貧困地でも同様で、ファッションを通じて環境や社会に貢献しているブランドとしてはパイオニア的存在だ。
素材選びから、社会貢献を考える
オーガニックやリサイクル素材なども積極的に採用しており、生産国が明記されている。ファッションを楽しみつつ、社会貢献もできるというわけだ。
ポケットチーフ($32)やシャンブレーのネクタイ($58)は、柔らかく優しい印象を与えてくれる。APOLISのアイテムひとつひとつに温かみを感じられるのは、生地だけが理由ではないようだ。
〇Apolis:Common Gallery
806 East 3rd St.Los Angeles,CA 90013
12AM‐6PM (Mon-Wed)
12AM-7PM (Thu-Sat)
http://www.apolisglobal.com
●フォトグラファープロフィール
静岡県出身。都内の大学を卒業後、マスコミ関係の仕事に携わる。退社後、心機一転しフォトグラファーとしてハワイへ移住。仕事を通じて技術と語学力を身につけ、2015年に以前から憧れていたロサンジェルスへ。クリエイター集団Seven Bros. Picture所属(http://seven-bros.com)