ダイナでしか得られないスポーティ・ハーレーの世界。プロに聞くFXR/DYNAの魅力【EPIC WORKS代表:疋田篤史さん】

ライフワークとしてハーレーのカスタムを楽しんできた疋田さんは、ダイナがきっかけで「エピックワークス」オープンに至った。

車両全体のバランスとクリーンな雰囲気を重要視

「魅力はエンジンチューニングと足まわりカスタムの自由度が高いこと。特に“ツインカム”後期の、現行車ほど電子制御がされていなくて、キャブ車ほどアナログでもない過渡期のモデル。ラバーマウントながらバランサーの無いエンジンならではの乗り味が面白いです」

また、カスタムの選択肢が豊富でオーナーの理想とする車両を製作しやすいことも魅力のひとつ。基本的にはインジェクション車両のカスタムが多いが、機械を操作している感覚があるキャブレター車のチューニングも引き受けている。店名の通りエピックなマシンを作る疋田さんがカスタムで重要視していることは、車両全体のバランスとクリーンな雰囲気。絶版モデルとなったダイナに新たな命を吹き込むスタイルは要注目だ。

2012 FXDLダイナ ローライダー

FXDXに見えるペイントがダイナらしさを際立たせる。エンジンはカム交換のみだが足まわりにはこだわり、ホイールは前後グライドでリアは17インチ。ブレーキはすべてブレンボ。フロントキャリパーはレーシーなCNCアキシャルキャリパー。ノーマルの雰囲気そのままにすきの無いパフォーマンスを得ている。

\OWNER吉田龍矢さんはココがお気に入り!/

新車でダイナを購入した吉田さん。当初は12インチのリアショックにエイプバーだったが、エピックに通うようになってハンドルが下がり逆にリア側が上がって現在の“走れるハーレー仕様”に。ダイナは吉田さんにとって“ちょうど良いバイク”で15年乗り続けた現在では、これ以外のバイクは考えられなくなったという。

2008 FXDBダイナ ストリートボブ

このダイナが無ければ今の疋田さんは無いと言い切れる程の思い入れとエピックのすべてが詰まった車両。エンジンや足まわりを自分自身でチューニングした経験からショップをオープンするに至ったという。ハイパフォーマンスだが普段の足からツーリング、ドラッグレースまで楽しめるマルチな一台だ。

エピック代表の疋田さんは、趣味でV-RODやダイナをカスタムしてドラッグレースにも頻繁に出場。インジェクションやサスなどパフォーマンスチューンに定評がある。

(出典/「CLUB HARLEY 2026年10月号」)

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