熟練職人の魂宿る伝統のレザークラフト
英国中部の小さな町・ウォルソール。革加工・馬具産業の中心地として栄えたこの地で、20数名の職人とともにスタートしたのが〈べオーマ〉だ。140年続いた〈ホワイトハウスコックス〉の工場が2022年末に閉鎖した際に、熟練職人たちを引き継ぐ形でスタート。伝統を重んじつつつ、独自の“アレンジ”を加えたプロダクトは世界屈指のクオリティを誇る。
ブライドルレザーを中心とする厳選された革をベースに、金型によるカッティング、ハンドミシンを駆使した縫製を中心にモノづくりは行われる。水分の侵入防止と補強のために革の端を折り込む“ターニング”と呼ばれる工程を取り入れるなど、品質向上のための手間暇はいとわない。250以上の金型を所有するなど、豊富なデザインを誇るなか、新たなデザイン開発にも精力的に取り組み、サンプルを作っては職人同士で意見交換を行うのだという。「ともに人生を歩むことのできるプロダクトを作り続けたい」という代表のアレックスさんを筆頭に、選ばれし職人だけが集うこの小さな工場には、真のクラフトマンシップが宿っている。



ベルトやバッグなどのパーツに使用されるレザーメッシュは手編みで作られている。革紐を引っ張る力加減や角度など、非常に難易度が高く、長年の経験による技術が求められる。レザーのカッティングや糊付け、ミシンによる縫製などの全工程をこの工場で行う。

代表のアレックスさんが「フェノメノン(怪物)」と称す、20数名の熟練職人が集う工場。この道30年以上の職人もおり、〈べオーマ〉のモノづくりは彼らの技術なしには語れない。また、若い職人の教育にも力を入れている。



代表のアレックスさんは、英国軍に従事した異色の経歴を持つ。〈ホワイトハウスコックス〉のプロダクトを愛好していた彼が退役後、工場閉鎖に追い込まれた同ブランドの職人を引き継ぐ形で〈べオーマ〉を始動させた。自身もレザー職人であり、写真のウエスタンデザインのバッグは自ら手作りで製作。

イングリッシュブライドルレザーを使用した多様なプロダクトを展開。豊富なカラバリも魅力だ。1.編み込みレザーのハンドルが特徴的なトートバッグ[ボドリアン]。15万4000円 2.ライニングにピッグスキンを採用したアイウエアケース。3万3000円 3.馬蹄型のコインケース。2万4200円 4.コンパクトな3つ折りウォレット。5万5000円 5.ビジネスシーンに欠かせない名刺入れ。2万2000円 6.L型ジップのスリムウォレットにボックス型コインケースがついたマルチパース。4万4000円 7.カードサイズのポケットが搭載されたパスポートケース。2万8600円 8.カードポケットを備えるミニウォレット。3万800円 9.レザーストラップの付いたAirPods用ケース。1万9800円 10.コストパフォーマンスにも優れるキーホルダー。1万6500円 11.マグネット内蔵のマネークリップ。1万8700円
【問い合わせ】
フレーム青山
TEL080-4729-1485
https://beorma.jp/
Photo/Benz ベンズ、Shinjyu Hitomi 人見心珠(Factory)、Makoto Tanaka 田中誠(Model&Product) Text/Kihiro Minami 南樹広
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