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2ページ目 - TDKの内定式は『ポルシェでコースを激走』のなぜ?

フォーミュラEとの技術協業は、そうした事業の方向を目に見える形にするものでもある。自分たちの仕事が、どんな世界につながっていくのか。その入口を、クルマの走りで知ってもらおうというわけだ。

※念のために書いておくが、当日の体験車に搭載されているTDK製部品は確認していない。電子制御の体験すべてがTDK製品によるもの、という意味ではない。

前述のように、いまやTDKなしにEVは語れないような状況になっている。そのEVの先端技術を磨く場所としてフォーミュラEほどのステージはない。さらに、シミュレーターやゲーミングなどにも深く関わっている。ある意味では、『ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京』ほど内定式に相応しい場所はないともいえる。

さて、いよいよ午後は、お楽しみの時間

午後のプログラムは、シミュレーター、チームビルディング、同乗走行などを、グループに分かれて体験するものだった。

まずは、シミュレーターによるレース体験。このシミュレーターはこの『ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京』に常設されているもの。いろいろなコース、クルマが設定可能だが、この日の設定はフォーミュラEでお台場の特設コースを走るというもの。

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シミュレーターを体験した内定者は、道が狭くて難しかったと話していた。おそらく、フォーミュラEのコースを紹介したかったのだと思うのだが、お台場の特設コースをフォーミュラEのマシンで走るのはプロだって難しいのだから、もうちょっと優しいコースで体験させてあげた方が良かったのではないかと思う。なにしろ、免許を持ってない人もいるのだから。

タイカン4S、598馬力の加速と、最強のポルシェブレーキを体験

こちらでは、ポルシェのEVのパフォーマンスを体験しつつゲーム 。助手席の人は、加速で身体をシートに押しつけられながら、ダッシュボードに貼られたカードを取る。奥のカードが2ポイント、手前が1ポイント。後席の人は、皿に載せたテニスボールを、急制動でも落とさないように保つ。もちろん、運転は『ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京』のプロドライバー。

使われていたのは、ポルシェ・タイカン4S(Taycan 4S)。598馬力、0-100km/h加速3.7秒という凄まじいクルマなので、参加した人が楽しかったかどうかは謎。ABSについての説明もされていたので、勉強にはなったと思うが。

カイエンで、28度の上り坂を体験

こちらは、カイエン(Cayenne)の登坂力を使って、坂を登りつつ、玉入れをするというゲーム。

カイエンの登坂コースには28度、33度、38度の斜面があるという。インストラクターによれば、38度は主にデモ走行で使う。街で見かけるSUVが、こんなところを走れるのかと驚く。普段、都内で見ているだけでは分からない性能だ。

別の場面では、エアサスペンションによる車高の変化や、急制動時のABSの働きも説明されていた。「遊びながらも学んでもらおう」という言葉が、プログラムの狙いを表していた。

タイカン4Sで、圧巻のハンドリングトラック

おそらく、一番特別な体験が、プロドライバーによる外周コース=ハンドリングトラックの周回だろう。

この記事を書いた人
村上タクタ
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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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