北米発祥のFJ CUISERは、左ハンドルに乗るのが正解!?【今の気分はこの一台。】

今回紹介するのはトヨタ車ながら、北米主導で開発が進み、06年に北米市場で発売が開始されるFJクルーザー。今見ても特徴的なフロント形状は、北米市場でも大ヒットしたFJ40型ランドクルーザーをオマージュしたもので、直立したフロントウインドーやスクエアなフェンダーアーチ、観音開きの側面ドアなどが特徴的なレトロスタイル車両だ。

2012 TOYOTA FJ CRUISER

当初は北米市場のみの販売だったが、日本にも数多くの車両が逆輸入されたことを受けて、10年にトヨタも右ハンドルをディーラーで正式に販売することとなる。その後は世界中で販売され、北米は14年、日本は18年、最後まで販売された中東でも22年に生産を終了する。シャシーや足回りはランドクルーザープラドと共通で、4リッターのV6エンジンにフルタイム四輪駆動という組み合わせは、実はクロカン四駆としても非常に優秀。そのため、ここ最近のアウトドア人気やオーバーランドスタイルカルチャーにもマッチ。再びFJクルーザーの価値が評価されている。

今回紹介するのは、数多くの逆輸入車を取り扱ってきた東京のユーティリタスで販売中の北米仕様。ビルシュタインショックやデフロックなどが備わるオフロードパッケージで、6速マニュアルという本格的な一台。あえて左ハンドルを操るのも楽しいカーライフとなりそうだ!

日本仕様はナンバーがバンパーに装着されるが、US仕様はスペアタイヤ脇となるのが特徴。当然だが、バンパーも形状が異なる。

左ハンドルのダッシュ上にはコンパスや傾斜計、外気温度計などが並ぶが、日本仕様は前方視界を妨げるとして備わらない。

リアドアが観音開きとなる特徴的なドア形状。構造上、リアドア単体での開閉はできない仕組み。

ミドルサイズSUVとしては決して広い車内ではないが、大人5名が快適に移動可能だ。

リアゲートは跳ね上げ式や観音開きではなく、左側ヒンジの側面開きとなる。

ホイールは17インチの純正の8穴デザインのアルミで、タイヤサイズは265/70R17となる。

ミラーも日本仕様とは異なり、背面にデイライトが備わるのがUS仕様の特徴。ステー部分のカメラは後付けとなる。

テールランプは側面にサイドマーカーが備わるUS仕様。丸い部分の中央がウインカー、その内側がバックランプとなる。

エンジンは同時代のタコマなどと同じ1GR-FE型4リッターのガソリンV6で、これは日本仕様と基本的に共通となる。

取材車両のトランスミッションは6速マニュアルで、フルタイム4WDとなる。そのため、脇の小さなレバーは二駆/四駆の切り替えではなく、Hi/Loの切り替え用だ。

Specification:

全長:4670mm
全幅:1910mm
全高:1830mm
ホイールベース:2690mm
エンジン:水冷V型6気筒
排気量:3956cc
燃料供給方式:インジェクション
駆動方式:フルタイム4WD
税込車両価格:398万8000円

【問い合わせ】
ユーティリタス
東京都小金井市貫井南町1-5-22
Tel.042-384-7700
10時〜19時、火曜休
https://www.utilitas.co.jp/

(出典/「Lightning 2026年7月号 Vol.387」)

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