タフに、歳を重ねる

――今回、〈レッドキャップ〉と〈フリークス ストア〉のコラボを着てみていかがでしたか?
「〈レッドキャップ〉って、長い歴史を持つワークウエアブランドだからこその強さがありますよね。海外でも、ごく自然に着ている人たちを見ていると、その人の生き方まで見えてくるような感じがする。そういう“着る人の個性が出る服”だと思います。今回のアイテムも細部までこだわって作られていて、幅広い世代の人が楽しめると思いました」
――普段、服を選ぶときに大切にしていることは?
「僕の周りにはアパレルに詳しい友人が多くて、すごく影響を受けています。服って、ただデザインがいいというだけじゃなくて、そのブランドが何を大切にしてきたのか、どんな哲学を持っているのかも面白いですよね。そういう意味では、歴史のあるブランドを着ることって、その背景や哲学を着ることでもあると思います」

――45歳になった今、ファッションとの向き合い方に変化はありますか?
「むしろ年を重ねたからこそ、もっとかっこよく服を着たいですね。落ち着くだけじゃなくて、ちょっとした遊び心も持っていたい。今回のコーデュロイや差し色もすごく新鮮でしたし、“こういうのもいいな”って思わせてくれました」
――これから大切にしていきたいことは?
「続けてきたことをちゃんと続けること、新しい刺激を入れること、それと孤独にならないことですね。結局、ひとりじゃ何もできない。これからもいろいろな人と出会って刺激をもらい、それをまた誰かに返していく。そんなことを続けていけたらいいなと思っています」

金子ノブアキ(かねこ のぶあき)
1981年、東京都生まれ。ロックバンドRIZEのドラマーとして活躍するほか、ソロ活動やゲーム、映画音楽など、ジャンルレスな音楽活動を展開。劇伴制作をきっかけに音楽プロジェクトWILD LAW ORCHESTRAを結成し、2026年にはHuluドラマ『八神瑛子』の劇伴を担当した。俳優としてもNetflix『今際の国のアリス』Season 1、2(’20/’22)、Amazon Prime Video『【推しの子】』(’25)など出演作多数。現在配信中の『ちるらん 新撰組鎮魂歌』(’26)、フジテレビ/FOD『東京P.D. 警視庁広報2係』(’26)にも出演している。
Photo/Ryota Yukitake 行竹亮太 Styling/Manabu Harada 原田学 Hair/Miki Yoshizawa 吉沢実希