グランドワゴニアはやっぱり定番の人気車種|1989 JEEP GRAND WAGONEER【今の気分はこの一台。】

今回取り上げるのはアメリカンSUVの代表格として日本では安定して人気のあるワゴニア/グランドワゴニア。カイザージープ時代の63年に誕生した際の基本設計をそのままに細かな進化を続け、AMC時代を経てクライスラー時代の91年まで約30年も製造を続けるロングセラーだ。それゆえに最終モデルに近い車両は、三角窓が残るレトロな雰囲気とアップデートされた中身を両立した車両として、人気となっているのはご存知の通り。

1989 JEEP GRAND WAGONEER

アメリカンSUVというと、ピックアップをベースに荷台に屋根を被せた構造が一般的だが、ワゴニアはステーションワゴン型のボディを四輪駆動のシャシーに搭載する構造で、居住性も高く高級感のある内装は、今でも魅力的な一台かつ、現代でも非常に人気の高い理由となっているのだ。

今回紹介するのは、東名の横浜町田インターからも程近い場所にあるワゴニアの専門店「アトニック」で販売中の89年式グランドワゴニア。エンジンはAMC時代の360ci(5.9リッター)のV8で、3速オートマチックの組み合わせ。四輪駆動はダッシュ下の小さなレバーで切り替えるパートタイム式を採用。悪路の走破性も高い上に街中でも快適に走行するワゴニアは、まさに現代で最も選択しやすいビンテージと言えるだろう。

Specification:

全長:4800mm
全幅:1900mm
全高:1800mm
ホイールベース:2761mm
エンジン:水冷V型8気筒
排気量:5896cc
燃料供給方式:キャブレター
駆動方式:4WD
税込車両価格:ASK

木目調の高級感あるダッシュ。ステアリングはレカラに変更されている。ダッシュ下に見えるのがエアコンの吹き出し口となる。

明るいベージュのシートはレザーとファブリックのコンビネーション。セパレート式ながらセンターにパッドが備わり乗車定員は6名となる。

ラゲッジスペースの広さは大きな魅力。セカンドシートを畳めば、かなり広いスペースを確保できる。手足の長いカーペットもアメリカらしい部分。

エンジンはAMC時代に設計された360ci(約5.9リッター)のV8。各部はしっかりとメンテナンスされているほか、ラジエター容量アップなどの熱対策も行われており、日本の夏でも快適に走ることができる。

フロントグリルは年代によって細かく変わるため、年式変遷を知る手掛かりとなる。最終型は角目ヘッドライトに別体式グリルの組み合わせ。

足回りは、14本スポークデザインの純正アルミホイールに、235/75R15サイズのホワイトリボンタイヤの組み合わせとなる。

2WDと4WDを切り替えは、トランスファーレバーではなく、ダッシュ下、ステアリングコラム脇にある小さなレバーで行う仕組み。

’90年代のクルマながら、三角窓が残るのも大きな魅力。走行風を効率よく取り入れることで、車内をしっかりと換気することができる。

【DATA】
アトニック
東京都町田市南つくし野2-30-5
Tel.042-788-6660
10時30分〜19時(月〜土)11時〜19時(日祝)
無休
http://www.atnik.co.jp

(出典/「Lightning 2026年8月号 Vol.388」)

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