実際のオーナーに聞く“4カム”の魅力とは!? 原宿の人気バーバー「ウルフマンバーバー」曽原さんの場合

今年で20周年を迎えるウルフマンバーバーは栃木の佐野から始まり、現在は原宿、六本木、姉妹店が下北沢にある。その卓越した技術と世界観の詰まった空間を味わえば、曽原さんの魅力がより理解できるだろう。ホットロッドカルチャーにも精通しており、戦前から70年代のアメリカ車を複数台所有。そんな曽原さんが選んだのは、ヴィンテージ4カムの代表作であるアイアンスポーツXLHのファーストイヤーモデルである。ベテランをも歓喜させる4カムの魅力とは――!?

純正度の高い旧車を街乗りで気ままに楽しむ !

「毎週ピックアップトラックに車両を積んでダートレースを楽しむこともあって、バイクでの長距離移動は考えていなかったので、ビッグツインではなく軽快で街乗りをクイックに楽しめるKフレームのアイアンを中心に探していました。仕事柄、50年代以前のカルチャーやクロージングに惹かれることもあって、できればクラシック感のある純正に近い個体を狙っていたんです。

SNSを見ていたら、アメリカでXLHのファーストイヤーが販売に出されていたので、懇意にしている『サイドモーターズ』の脇さんに輸入してもらって、整備してもらいました。

ファーストイヤーのXLHはモデル『K』のラージタンクやナセルの意匠を受け継いでおり、独特なクラシック感があるのが気に入っています」

1958 XLH

1952年にリリースされたスポーツスターの原型であるモデルKをベースに、エンジンをOHV化したXLスポーツスターが1957年に登場。この車両は翌年に初のツアラーモデルとして発売されたXLHとなる。ずっとアメリカで乗られていた車両で数年前に曽原さんが見つけ、サイドモーターズにて輸入整備してもらった。ほぼ純正に近く、当時のクラシックな趣が残っている。エンジンも絶好調で街乗りでも快適に操作できるそう。

ナセルのデザインもモデルKと同型で7インチヘッドライトを装備する。1959年からナセルの形状が刷新されるので貴重なパーツ。

前オーナーが貼った1986-87年のペンシルベニア州のライセンスステッカー。フェンダーチップは当時モノの社外パーツ。

ラージタンクは、モデルKの意匠を受け継いでいる。OHV化したため、底部の形状が異なる。丸型のエンブレムもこの年代の特徴。

当時のオプションにあったタンデムシートにカスタム。ツアラーモデルなので、あえてシングルではなく、このデザインを選んだ。

トランポとしてエルカミーノを愛用!

毎週ダートレースに通い、実はKモデルのレーサーも所有する曽原さん。トランポとしてシボレー「エルカミーノ」を使用し、ライフスタイルの中にさまざまな旧車が溶け込む!

(出典/「CLUB HARLEY 2026年8月号」)

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