実際のオーナーに聞く“4カム”の魅力とは!? DIYカスタム邁進中の松本さんの場合

「どうしてもスポークホイールにしたくて、いろいろ調べながら部品を集めて自分で挑戦しました。最初は、組んでみたらリムに対してハブが車体の右側に飛び出てしまったりして四苦八苦しましたが、何とかなりました(笑)」この撮影に間に合わせようと頑張って愛車を仕上げてきてくれた松本さん。完成したばかりのメーターまわりは、何と3Dプリンターを導入して製作。同時にハンドルまわりやネックまわりの配線関係をシンプルに見直し、スッキリ加減に磨きをかけたという。

自分だけのバイクに仕上げていくのが楽しい‼

「3Dプリンターで作った部品は、負荷のかからない部分ならかなり使えると思います。部品の出ない旧車乗りの人にもオススメかも」

もしかしてDIYカスタムの達人⁉ 松本さんが本格的にバイクにのめり込んだのは社会人になって購入したホンダ「GB250クラブマン」がきっかけ。愛車をカッコよくしたいという想いから、SNSで知り合ったさまざまなカスタムの達人に、方法やヒントを教えてもらいながらDIYカスタムの腕を磨いた。スポーツスターとの出会いもそんなきっかけだ。

「ラバーマウントのモデルに乗ってる人と仲良くなって、ある時実際にまたがらせてもらったんです。そうしたら、どうしても乗りたくなってしまって……」

教習所に通いつつ、インターネットのオークションを眺めている時に見つけたのが現在の愛車だ。

「新潟からの出品で、現車確認させてもらいに行ってその場で即決してしまいました。その日のうちにクルマに積み込んで、積載したバイクを眺めてはニヤニヤしながら帰ってきましたよ(笑)」

購入後はGBと同じように自分流にカスタムを楽しんでいる。購入間もないころはガチの走り屋風カスタムだったが、旅に行きたくなるような仕様が自分には合うと、現在のスタイルに辿り着いた。

「攻めるよりも、遠くに走りに行けるような感じにしたくなったんです。スポーツスターはやりたいカタチにトライしていろいろと変えていける面白さが魅力です‼」

以前は2in1マフラーにバックステップで峠も攻められる仕様だったが、旅が楽しめるよう現在のスタイルに。

2003 XLH883

「ハーレーに憧れはあったけれど、手の届かない存在だと思っていました」と松本さん。それだけに所有欲も存分に満たしてくれるという。愛車はキャストからスポークホイールに換えてフロント19、リア18インチにしたことが最たる特徴。操縦性が軽快になった他、後ろから見た時にスリムさが際立ったこともお気に入りだ。

タンクは容量のあるキングスポーツスター。経年変化を楽しみたいとピンストライプで描かれたロゴは「アルティメットロー」作。

マフラーはサンダンス製ボマー。連結管のない純正スタイルやサウンドがお気に入り。構造変更を取ってチェーンドライブ化も実施。

細い配線に換えて、ハンドルバー内に通してシンプル化。ハンドル着脱時にラクなよう、ひとつのカプラーにまとめて整備性も向上。

ホイールは18インチ化。前後のスポークホイールは四苦八苦しながら自分で組んだもの。また、「GB350」の純正サスを流用。

3Dプリンターを導入してオリジナルパーツも製作!!

メーターの視認性はほしいが、ライザーの上に付くのは見た目が好みではなかったため、ライザーとツライチにしたい▶そんな部品はない▶自分で作るっきゃない!! と、インジケーターランプの台座と合わせて3Dプリンターで製作。「取り付けが大変でメーターだけは整備性がとても悪くなってしまいました(苦笑)」

(出典/「CLUB HARLEY 2026年8月号」)

この記事を書いた人
ポイズン雨宮
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ポイズン雨宮

真性バイクオタ

単気筒や2気筒のいわゆる“エンスー的なバイク”が大好きな真性オタ。中でも70sアメリカを感じさせるモーターカルチャーを特に好む。XR1000と1969年型カマロを所有し、その維持に四苦八苦しつつも実は喜んでいるドMでもある。カフェレーサー好きでもあり、フェザーベッドフレームのH-Dを作りたいと絶賛夢を膨らませ中。
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