
「福禄寿」代表・奥山武|1979年生まれ。三重県出身。日本で初となるワークブーツ専門のシューリペアショップを立ち上げた先駆者。大のアメリカ好きでもあり、バイクから音楽まで網羅している。
70年代のブーツは極めて革と作りの品質がよい
日本屈指のワークブーツ専任のシューリペア&カスタムショップであり、オリジナルブランドのキーストーンでも知られる福祿壽。代表の奥山さんは筋金入りのデッドヘッズでもあり、ハーレーのチョッパーに乗るなど、70年代のアメリカンカルチャーをこよなく愛する。そんな奥山さんにとって70sの魅力とは?
「70sの音楽やチョッパーカルチャーは好きだけど、その手の洋服には興味がないんです(笑)。ただ同年代のブーツやアウトドアのプロダクトは素晴らしい。今と比べると原皮はよいし、鞣しの技術も上がってきているからクオリティが高いと感じることが多いんですよね」

福祿寿の店内には、奥山さんが所有するおおよそ40年代から90年代頃までのヴィンテージブーツが並ぶ。この豊富な知識がもの作りに繋がっている。

1970年代にサイケデリックカルチャーで人気の高かったロボット型のランプ。全身がクロームになっており、この時代ならではの遊び心を感じる。


レッド・ウィングからウエスタンブーツまで様々な年代のアーカイブが並んでいる。キーストーンの代表作ペコジニアなどもここから着想を得ている。
【DATA】
福禄寿
東京都台東区日本堤1-13-8
TEL03-3871-8262 11:00〜20:00 月曜休 http://hukurokuju.com
「福禄寿」代表・奥山武さんのコレクションを拝見!
ナスティフィートのブーツ

アメリカのバイク雑誌『イージーライダース』が誌面で販売していたナスティフィートのエンジニアブーツ。80年代はレッドウィング製。70年代の当ブーツはチペワが生産を手掛けていた!
レッド・ウィングのエンジニアブーツ

プリントの羽根タグで、内側に安全基準の75が入っていることから70年代頃のエンジニアブーツだと判別。希少なデッドストックである。
レッド・ウィングのアイリッシュセッター

超レアな名作877の7インチ丈仕様! 今もロングセラーモデルとして愛され続けているレッド・ウィング876の7インチ丈モデル。70年代から80年代にかけて展開されたよう。
スーベニアジャケット


ベトナム戦争時にアメリカ兵向けに販売されていたスーベニアジャケットこと通称ベトジャン。60年代から存在するが、これは71年。
グレイトフル・デッドのテープ

グレイトフル・デッドはライブの収録を許可しており、専用のシートも販売。これらのテープはファンが録音した海賊版である。
ヴィンテージのダウンベスト

1970年代にはダウンベストが流行し、カウボーイ系のデザインも台頭。ウエスタンヨークにフォトプリントを用いたデザインは様々な柄が存在する。
KEYのワークパンツ

この年代より後にワークウエアの定番となるコットンポリエステル生地が登場する。これはKEYのワークパンツで、タグのデザインから70〜80s初期。
(出典/「
Text/Shuhei Sato 佐藤周平 Ado Shirasawa 白澤亜動 Takehiro Hakusui 白水健寛 Photo/Seiji Sawada 澤田聖司 Ryota Yukitake 行竹亮太 Kazuya Hayashi 林和也
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