そりゃねえょなぁって、ハーレーの扱いってあるよなw|バイカーズシネマパラダイス第21回

芸術的な価値はどうあれ、ハーレー談義のネタにあるいは物理メディアのコレクションとして、ガレージの棚の飾りか肥やしにピッタリな、そんな映画をテキトーにゴショーカイするぜ!

『エバースマイル、ニュージャージー』と『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』

旧いドラマでよくあったバイクの登場する場面ってえと、暴走族のハズなのにオフロード車だったり、正統派(死語だな)よろしくドノーマルでスポーティなカラーのバイクだったりってのは、バイク好きとしてはへきえきするトコ。ま、だからってネガティブな気持ちで語りたくはないから、そんな話は笑い話にするしかねぇってコトで、今回はそんな途中で鑑賞を辞めたくなるような笑いのネタにもなるかどーかって作品をダラダラっと紹介するとしましょうかねw。

で、俺個人としてマジで途中で鑑賞をやめた作品のひとつが、前回紹介した『ルパン三世』の中であったんだよねぇ。それが1985年の『バビロンの黄金伝説』ってヤツね。せっかく『カリオストロの城』で低迷期を抜けたと思われたルパン三世のフランチャイズを台無しにした作品だったんよねぇ。

さすがに当時の『シティ・ロード』や『ぴあ』辺りの誌面で、「アニメファンってのはこんなつまらない子供向けの作品を喜んでいるのか」なんて〝カリ城〟を知らない一部批評家から侮辱的な寸評が書かれたぐらいのものだった。主題曲も河合奈保子さんだったし、まぁ反論できんな。この当時の彼女の顔と胸の曲線は嫌いじゃないけどね、ルパンに絡めるなよって誰もが思っただろうに。

特に俺がシラケたのはルパンと銭形によるバイクでのチェイスシーン。バイクはハーレーっぽいけど排気音が2サイクルとゆーね、非常に情けないものでしたな。

お次は物語的にはラブロマンスとロードムービーを重ねたコメディとして、その物語自体は良かったのに、サウンドエフェクト(SE)でシラケさせてくれたのが1989年の『エバースマイル、ニュージャージー』。これも冒頭から意味不明な溶接場面で「ん?」ってなるんだけど、それはそれとして抑えたにせよ、1980年ごろのFLH80をベースに社外のサイドカーを組んだ車両なのに、何故か走る場面の音が先程のルパンでのSEと同じく2サイクルみたいな音っつーね、これ、その部分の音だけ修正して出し直せよって思うぐらいに酷い演出だったね。絵面と物語が良いだけに残念な出来だったっけ。

ハーレーのアメリカ国内での人気が復調してきた1980年代以降、ハーレーが映画に登場することが増えてきたけど、そうした中でとても残念だったのは、やはり『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』だったねぇ。1957年の時代設定に2006年式TC88Bのスプリンガーソフテイルを使うとか、あれは脱力したっけ。ま、内容的にも今のハリウッドの駄作連発につながる油断があるよな。H-D社の広報はああいう使い方で宣伝すりゃスプリンガーソフテイルが売れるとでも思ったんだろうか? まぁあの映画ではウィリス製の軍用ジープも『コンバット』で見慣れたSVではなく、フェンダーが前に下がって被ったOHVばっかりだったしね。

“細部に神が宿る”なんていうけどさ、こうした残念な映画って、やっぱ駄作しかねーよなw。

『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』

制作:パラマウント映画
制作年:2008年
監督:スティーブン・スピルバーグ
上映時間:122分

2008年度の世界興行成績1位にして、同年のミステイクス・ドットコム選出の設定に最も間違いが多かった映画No.1(64箇所)にも選出。超豪華大作映画だった。俺ならAVのインラン・ジョーンズ・クリ〇〇スカムの王国ってのがあったらそっちを選ぶなw

『エバースマイル、ニュージャージー/( 原題 Eversmile New Jersey)』

制作:アルゼンチン・イギリス合作
制作年:1989年
監督:カルロス・ソリン
上映時間:91分

絵面もその画面の質感も良く、ちょっと癖のあるコメディではあるものの、物語の内容的には決して悪い映画ではない。YouTube辺りで探してみよう。

(出典/「CLUB HARLEY 2026年8月号」)

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ハーレー好きのためのマガジン

ブランドとしての知名度が高く、独自のアパレルにもファンが多いハーレーダビッドソンは、バイクにあまり馴染みのない『ごく普通の人』にも大変な人気を博しています。バイクの知識がない人はもちろん、今日ハーレーのことが気になり始めた人、そしていまハーレーが好きで好きで仕方ない人たちも満足のいく情報を詰め込んだ雑誌が『クラブハーレー』です。
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