「ビームス プラス 大阪」がクラシックアウトドアの聖地に!?

去る2025年の12月12日(金)、国内3店舗目となる「BEAMS PLUS」の旗艦店「ビームス プラス 大阪」がオープンした。場所は大阪の中心地でありながらも、落ち着いた雰囲気も漂う南船場エリア。ジャンルを問わずツウ好みの良店が立ち並ぶ場所だ。そして、オープンから間もない1月15日(木)~18日(日)の期間で開催されたのが、今回ご紹介する「EXPEDITION CLUB OSAKA」。ビームスの名物バイヤーである金子茂氏による著書『OUTDOOR EXPEDITION BOOK 99』の世界観を体験できるイベントだ。このイベントに合わせ、ダウンマスク、ダウンケープ、ダウンマフの特別な3アイテムが発売されたほか、「Nepenthes New York」とのコラボアイテムも登場。さらには金子氏と業界人によるトークショーも行われるなど、着道楽にはたまらない陣容となった。 

超希少なクラシックアウトドアのヴィンテージ&カタログが集結!

店内に一歩足を踏み入れれば、金子氏のコレクションであるクラシックアウトドアなアイテムがずらりと並び、ヴィンテージ好きならずとも気分が高揚するレイアウトに。色鮮やかなアウターを中心に、ここでしかお目にかかれないアイテム群が「ビームス プラス 大阪」を訪れた者を“EXPEDITION”な世界感に引きずり込んでいく。

金子氏のコレクションの中から厳選した3着をご紹介。左/サンディエゴの伝統的なアウトドアショップ「Adventure16」によって制作された”WIDE TEMPERATURE PAKA”。肩回りはゴアテックス素材、脇下にベンチレーションを備えるなど細部までこだわり抜かれている。中/1964年に登場した「Gerry」の最高峰ダウンジャケットである“ANDEAN JACKET”。驚愕の軽さとアメリカらしい遊び心のあるジップ遣いが魅力。右/アラスカ州にあるベーリング河から命名された「Snow Lion」の“BEARING PARKA”。パンパンに詰まったダウンとヴィンテージらしい褪色がたまらない一着。

「EXPEDITION CLUB」のもう一つの魅力。それは旧き良きアウトドアカタログを手に取って見られることだ。ユタ州立大学図書館が所蔵する『Outdoor Recreation Archive』(※以下ORA)から、厳重に保管されている貴重なアウトドアブランドのカタログが「ビームス プラス 大阪」に並んだ。質感や色遣い、そして大胆なデザインや発想に誰もが刺激されていた。

 金子茂さんが激推しするスペシャルアイテム!

金子 茂/1984年生まれ。文化服装学院スタイリスト科を卒業後、2010年に「ビームス 原宿」のアルバイトを経て入社。2015年に「BEAMS PLUS」のバイヤーに就任。古着への造詣が深く、ヴィンテージを元に再構築するものづくりやバイイングを得意とする。自身のアウトドアアイテムのコレクションを元に、25年3月『OUTDOOR EXPEDITION BOOK 99」を上梓。

これまでは「Nepenthes New York」のみで販売されていたダウンマスク、ダウンケープ、ダウンマフの3型が本イベントに合わせて「ビームス プラス 大阪」でリリースされた。金子氏のコレクションである70年代のエディバウアーやシェラデザインに着想を得ながら、現代的にアップデート。ハンターやフィッシャーマンが愛用していたマスクはインパクト抜群。マフはバッグとしても使用できるなど機能性はもちろん、冬のコーディネートに華やかさを加えられるアイテムに仕上がっている。ダウンマスク14,850円。ダウンケープ3万8,500円。ダウンマフ2万1,210円。

ネイビー、ブルー、パープル、イエロー、グリーン、ターコイズとクラシカルな雰囲気あふれる6色をラインナップ。イベント当日はスタッフが各色を身に纏い、流石のコーディネートを披露してくれた。

そして「EXPEDITION CLUB OSAKA」に合わせてNepenthes New York × EXPEDITION CLUBのコラボアイテムもドロップ。EXPEDITION CLUB仕様にしたNのロゴが配されたTシャツ、パーカ、バンダナ、キャップの4型を展開。こちらも日本国内での初めての販売とあって、両者のファンならずとも注目を集めていた。Tシャツ11,000円。パーカ17,600円。キャップ15,400円。バンダナ4,950円。※Tシャツとパーカはネイビーとホワイトの2色展開

「EXPEDITION CLUB OSAKA」は大盛況のうちに終了!

 

1月15日(木)、満を持して初日のイベントがスタートした。「BEAMS PLUS」のファンはもちろん、アウトドア好き、ヴィンテージ好き、そして「ビームス プラス 大阪」に縁のある業界人も多数集まり、店内は大いに盛り上がりを見せた。ケータリングにはニューヨーク・ブルックリン発の「Taku Sando」がスタンバイ。ニューヨーク流のジャパニーズクラフトサンドイッチとドリンクを片手に、珠玉のヴィンテージアイテムやカタログ、新作を楽しみながらトークショーを待ちわびていた。

そして待望のトークショーがスタート。カウンターとなっているレジ周りに登壇者が現れると全員の視線が一気に注がれた。この日のトークショーに登壇したのは「ORA」のChase Anderson氏、「IMA:ZINE」の岩井祐二氏、「STANDARD BOOKSTORE」の中川和彦氏にビームスの金子 茂氏。BEAMS PLUSディレクターの溝端秀基氏がMCとなり『My Favorite Fashion Books』というテーマの元、トークを繰り広げた。「IMA:ZINE」の岩井氏は編集者でもあるだけに、関西の伝説的なファッション誌『カジカジ』や自身に影響を与えてくれる洋書などを紹介。当時の裏話を交えながら『カジカジ』への変わらぬ愛を語った。続いて金子氏は、スタイリスト原田学氏による『THE SUKIMONO BOOK』の紹介とともに、当日会場を訪れていた原田氏もサプライズでトークショーに参加することに。両氏が語るヴィンテージへの深い造詣に、集まった服好き達も耳を傾けた。続いては関西では知る人ぞ知る書店のレジェンド中川氏。アメリカのスモールタウンをテーマにした『語るに足る、ささやかな人生—アメリカの小さな町で』の一冊を皮切りに、中川氏ならではの視点で語られる様々なエピソードは流石のひと言。トリとなるChase Anderson氏は日本の古いアウトドア雑誌での着目点の高さや、ブランド「Snow Lion」の象徴となる手書きのスノーライオンが描かれたカタログを紹介し、まさにEXPEDITION CLUBらしい締めくくりとなった。それぞれが語るファッションやスタイル、自身の哲学などに会場の全員が聞き入り、大盛況のうちにトークショーは幕を閉じた。

 「ビームス プラス 大阪」の懐の深さとアウトドア愛を実感。

4日間開催された「EXPEDITION CLUB OSAKA」では、初日のトークショーに始まり、スタイリスト原田学氏の監修によるダウンジャケットスタイルのスナップ「EXPEDITION CLUB OSAKA FASHION SNAP “DOWN”」、会期中の第二弾目のトークショーと盛りだくさんの内容。金子氏を始め、ビームススタッフからほとばしる洋服への愛情と、「ビームス プラス 大阪」の懐の深さを感じるイベントとなり、多くの服好きが足を運んだ。

※本記事で紹介されているアイテムは、現在販売を終了しております。今後再販売される可能性もあります。最新情報はインスタグラムアカウント( @expeditionclub_e.x.p.d)からご確認ください。

【DATA】
BEAMS PLUS OSAKA
⼤阪府⼤阪市中央区南船場4丁⽬6−6 1F
Tel.06-6282-7248
12:00〜18:00 不定休

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2nd 編集部
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