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もうケンカしない! テレビの音量問題を解決する究極の方法『Sonos Ace』

SonosのヘッドフォンAceは単体で使っても素晴らしいオーディオ体験を提供してくれるが、同社のArc/Beam/Rayなどのサウンドバーと連携させた時にユニークな機能を発揮する。サウンドバーから出ている音を、『Sonos Ace TV音声スワップ機能』を使えば、ボタンひとつでAceからの再生に切り替えることができるのだ。筆者の自宅のBeamと連携させて、テストしてみた。

なおSonos Aceは2025年8月1日に価格改定されており、7万4800円から5万9800円に約1万5000円値下げされている。

Sonos Ace
https://www.sonos.com/ja-jp/shop/sonos-ace

Sonosから『筆者が絶対に欲しい』ヘッドフォン登場。その理由とは?

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2026年08月31日

家族の喧嘩は、だいたいテレビのチャンネルと音量

お盆に帰省して、実家の親が大きなボリュームでテレビを見ていて閉口した人も多いのではないだろうか? 人は高齢になると次第に耳が遠くなり、テレビのボリュームを上げる。しかし、当人はそれを感じられないから、周囲の人がうるささをガマンすることになる。昔は、高齢者にモノを言えなかったことも多かったから、多くの人が「うるさいなぁ」と思いつつガマンした経験があるのではないだろうか?

そうでなくても、家族全員が同じテレビを楽しめた昭和の時代と違って、現代の番組編成は細かなニーズに合わせてターゲティングされている。勢い、ひとりが楽しめても他の人がまったく面白くないということも起こりがちだ。プロ野球を観たい人、アニメを見たい人、時代劇を見たい人……帰省して、興味のないテレビの音の大きさについてケンカしたという人も多いのではないだろうか?

筆者はずっと雑誌編集者だったので、コロナ禍で状況が一変するまで帰宅は夜中の2時や4時なら早い方……という生活だった。その時間から、録画したテレビや映画などを見ながら夕食(というには遅いが)を食べるのが楽しみだったが、隣の部屋で妻や子どもたちが寝ているので、音量を上げることができなかった。映画の音は、セリフの声は小さいのに、突然、爆発などの効果音が鳴り響くことが多い。セリフを聞くために音量を上げて、アクションシーンになると下げて……という操作をしながら見ていたことを思い出す。ラグビーやF1などのスポーツ中継も同様。解説は聞きたいが、大きな音は避けたい。狭い集合住宅で、リビングの隣に家族の寝室があったから、毎日、音量についてヒヤヒヤしていたものだ。

ボタンひとつで、あなただけの音

そんな時に、Sonos Aceがあったら、とっても役立っただろう。Aceを装着してコンテンツキーを押せば、サウンドバーから出ていたテレビの音は消え、Aceでのみ再生される。

利用出来るサウンドバーは、Arc、Arc SL、Arc Ultra、Beam (Gen 1)、Beam (Gen 2)、Rayと過去のモデルに遡ってアップデートで対応可能。ちなみに、我が家のサウンドバーはBeam (Gen 1)。

しかも、Dolby Atmosによる空間音響で、テレビ(サウンドバー)との位置関係を把握し、常に画面を中心として、ステレオ立体音響で音がなる。しかもTrueCinemaテクノロジーが部屋の音響環境を計測しているから、スピーカーから出ている音が、部屋の壁に反射したり、ソファーに吸収されたりという影響を反映して再生される。

もちろん、高度なアクティブノイズキャンセリング機能も搭載されているから、家の外の車の音や、工事の音、洗濯機や、掃除機や、洗い物の音など、他の家族の生活音もまったく気にならない(気にならなさ過ぎるので、もし家族が家事をしているのにテレビに熱中しているなら、そのことに意識的に配慮した方がいいかもしれない)。

φ40mmのドライバーによる高音質

Aceのオーディオ性能についても語っておこう。

φ40mmのダイナミックドライバーを搭載しており、Dolby Atmos対応で空間音響を再現。ダイナミックヘッドトラッキング対応で、頭の動きにかかわらず、常に一定の音響環境から音が聞こえてくるように調整される。ノイズキャンセリング用と通話用で8つのマイクを内蔵。ノイズキャンセリングは外部音遮断はもちろん、アウェアモードでは外部音を取り込んで、周囲の状況を把握しながら音楽を楽しむことができる。

オーディオ性能は、もちろん高性能なのだが、どちらかといえば音楽より映画などの音響を楽しむ特性に振られている気がする。男性の声などの中音域はしっかりしており、低音も強い。しかし、そのため、少しボヤッとした印象もある。映画などを見ると、包まれ感があってすごく迫力がある。

なぜ、テレビはまったく進化しないのか?

今や我が家は子どもたちも巣立って夫婦2人なので、スピーカーから音を流してもまったく問題がないため、Sonos Aceの恩恵にはあずかれないが、子どもが隣室で寝ていた10〜20年ほど前なら大変役に立ったはずだ。そういう環境で、映画やスポーツ番組を楽しみたい方には、Sonosのサウンドバーとともに非常にお勧めできる製品だ。

それにしても、テレビ番組も個人の嗜好にフォーカスした番組作りに徹してるのだから、デフォルトでAirPodsなどのBluetoothイヤフォンとペアリングできるようにしてくれれば便利なのだが(一部できる機種もあるが)、なぜそうなってないのだろうか? HDDレコーダーなどのUIの劣悪さなども含め、なぜテレビはリビングの真ん中にあるのにまったく進化しないのだろうかと不思議に思う。

(村上タクタ)

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村上タクタ
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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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