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ひとり暮らしの若者に、Sonos Era 100を使って欲しい

音楽をイヤフォンで聴く人が増えて久しい。日本の場合、パーソナルスペースも小さいし、家も集合住宅の場合が多いから、スピーカーを買っても大きな音を出せないという事情もある。しかし、若者がiPhoneのスピーカーでシャカシャカした音(だいぶ良くなったけど)を聞いているのを見ると、実家に『ステレオ』があった世代としては「ぜひ、Sonos Era 100のようなちゃんとしたスピーカーで音楽を聴いて欲しい」と思うのである。ちなみに、Sonos Era 100の価格は3万2800円。得られるQOLからすると、決して高くはないと思う。

Sonos Era 100
https://www.sonos.com/ja-jp/shop/era-100

Sonos Era 100はスマートホームオーディオの最初の一歩

人の耳というのは不思議なもので、音質には慣れる。だから、iPhoneのスピーカーや、MacBook Airのスピーカー、安価なスピーカーで聴いていても、慣れればそれほど不満はない。

しかし、同じ曲でも、良い音質で聴くと、安価なスピーカーでは気付かなかったディテールや、迫力に気が付く。弦の振動、歌い手の息遣い、高音の抜け、左右への広がり……さまざまな情報がある音楽を聴くことで、人生が豊かになる……こともある。

Sonos Era 100は、欧米で人気のスマートスピーカー。2023年3月に、前モデルであるEra 300からアップデートされた。

Sonosの超スタンダードが、新世代に進化【Sonos Era 100】

Sonosの超スタンダードが、新世代に進化【Sonos Era 100】

2026年08月31日

自宅のWi-Fiを掴むことで、スマホやパソコンから音楽を再生することができる。1台でも使えるし、2台あればそれぞれを左右のスピーカーとして使うこともできる。また、テレビに繋いだサウンドバーと組み合わせてEra 100をリアスピーカーとして利用することもできる。さらに、SubやSub miniというウーファーと連携させることもできる。

単体でも使えて、多くの機材とシステムを組むこともできるのだ。

実は、筆者も今、原稿を書いている書斎で、このEra 100の旧モデルにあたるOneとSL(Oneと同じクラスだが、ステレオペアを組むようにマイクなどが省略されている製品)を、ステレオペアとして組み合わせて使っている。原稿を書いている時は、いつもこのSonos One/SLで音楽を聴いている。

Oneから比べても、楽器の分離がクッキリ

Era 100はOneから大幅に進化している。

最大の進化は、単体でステレオ再生が可能になったこと。Oneはモノラルで、2台組み合わせることで初めてステレオになったのだが、Era 100は単体でステレオ再生ができる。Oneがモノラルでダメだったとは言わないが、やっぱりステレオで聴きたくなるので、筆者も2台をペアにして使っている。Era 100なら単体で使ったかもしれない。

3万2800円の小さなスピーカーだが、クオリティはピカイチ。

音のツブ感というか、楽器の分離がクッキリしていて、音の鮮明さはOneから大きく進化している。打楽器などのアタックもしっかりしている。小型ながら低音の迫力もOneとは段違い。Oneも十分にいいスピーカーだが、比べると格段の進化が感じられる。

我が家のOne/SLのステレオペアと比較しても、ほとんどの領域でEra 100の方が良いといえる。唯一、ステレオ感だけは、置き場所を離せるOne/SLのステレオペアの方が優位。もちろんEra 100をステレオペアで使えればそれに越したことはないのだが。

ともあれ、日本の4畳半とか6畳ぐらいの部屋なら、Era 100で十分。ワンルームマンションでの一人暮らしとか、パーソナルオフィスなら、まずEra 100を導入することをお勧めする。パソコンからでも、スマホからでも、いつでも高音質な音楽を流せるのはQOLを大幅に上げてくれる。

また、生活する部屋が広がれば、もう1台のEra 100を買ってステレオペア運用したり、SubやSub miniを買って重低音を補強したり(この効果もすごく大きい)することもできる拡張性がSonosの最大の魅力だ。

スマートスピーカーならではの、賢い機能も満載

Sonosアプリを使えばイコライザーで自分の好みの音に調整することもできる。

Trueplayという仕組みで、テスト音を出している時に部屋中をスマホを持ってかざして回ることで、部屋がどのような音響環境を持っているかを把握し、音を調整することもできる。これは、Sonosのスピーカーを持っている人は、設置したり、置き場所を変えたりした時にぜひやって欲しい。驚くほど、音がしっくりとその部屋にフィットするようになる。

また、Alexaのスピーカーとしても使えるし、Apple Musicや、Amazon Music、Spotifyなどと連携させて音楽を聴くこともできる(アカウントを入れれば、スマホやパソコンと繋がってない時でも音楽を聴くことができる)。

また、Era 100は従来モデルと違ってUSB-Cスピーカーを持っていて、それをライン入力としてレコードプレイヤーなどの音を再生できる(要アダプター)。

今、上質なスマートスピーカーを持っていない人に、ぜひ使って欲しい

つまり、Era 100は、あらゆる意味で満足できるオーディオコンポーネントの最小単位であり、そこから連携、拡張させていくことができるシステムオーディオでもある。たとえば、テレビにArcやBeamなどのサウンドバーを繋ぎ、それにウーファーのSubを連携させ、さらにリヤスピーカーとしてEra 100や Era 300を使い、さらに他の部屋にもEra 100やEra 300を置き……という、家中をサウンドで包む連携が可能なのだ。

もちろん、そこまでシステムアップするのは将来の夢として……まずは、一人暮らしの若者にEra 100を使ってみて欲しい。私もそのうち、娘や息子にまずEra 100をプレゼントできればと思っている。それで彼らが豊かな音楽生活を始めるスタート地点に立てるなら、安いものだと思うのだ。

(村上タクタ)

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村上タクタ
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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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