書類、名刺、レシートなどすべてデータ化 リモートワークの必需品 ScanSnap iX2500

ひとり暮らしの若者に、Sonos Era 100を使って欲しい

音楽をイヤフォンで聴く人が増えて久しい。日本の場合、パーソナルスペースも小さいし、家も集合住宅の場合が多いから、スピーカーを買っても大きな音を出せないという事情もある。しかし、若者がiPhoneのスピーカーでシャカシャカした音(だいぶ良くなったけど)を聞いているのを見ると、実家に『ステレオ』があった世代としては「ぜひ、Sonos Era 100のようなちゃんとしたスピーカーで音楽を聴いて欲しい」と思うのである。ちなみに、Sonos Era 100の価格は3万2800円。得られるQOLからすると、決して高くはないと思う。

Sonos Era 100
https://www.sonos.com/ja-jp/shop/era-100

Sonos Era 100はスマートホームオーディオの最初の一歩

人の耳というのは不思議なもので、音質には慣れる。だから、iPhoneのスピーカーや、MacBook Airのスピーカー、安価なスピーカーで聴いていても、慣れればそれほど不満はない。

しかし、同じ曲でも、良い音質で聴くと、安価なスピーカーでは気付かなかったディテールや、迫力に気が付く。弦の振動、歌い手の息遣い、高音の抜け、左右への広がり……さまざまな情報がある音楽を聴くことで、人生が豊かになる……こともある。

Sonos Era 100は、欧米で人気のスマートスピーカー。2023年3月に、前モデルであるEra 300からアップデートされた。

Sonosの超スタンダードが、新世代に進化【Sonos Era 100】

Sonosの超スタンダードが、新世代に進化【Sonos Era 100】

2025年10月27日

自宅のWi-Fiを掴むことで、スマホやパソコンから音楽を再生することができる。1台でも使えるし、2台あればそれぞれを左右のスピーカーとして使うこともできる。また、テレビに繋いだサウンドバーと組み合わせてEra 100をリアスピーカーとして利用することもできる。さらに、SubやSub miniというウーファーと連携させることもできる。

単体でも使えて、多くの機材とシステムを組むこともできるのだ。

実は、筆者も今、原稿を書いている書斎で、このEra 100の旧モデルにあたるOneとSL(Oneと同じクラスだが、ステレオペアを組むようにマイクなどが省略されている製品)を、ステレオペアとして組み合わせて使っている。原稿を書いている時は、いつもこのSonos One/SLで音楽を聴いている。

Oneから比べても、楽器の分離がクッキリ

Era 100はOneから大幅に進化している。

最大の進化は、単体でステレオ再生が可能になったこと。Oneはモノラルで、2台組み合わせることで初めてステレオになったのだが、Era 100は単体でステレオ再生ができる。Oneがモノラルでダメだったとは言わないが、やっぱりステレオで聴きたくなるので、筆者も2台をペアにして使っている。Era 100なら単体で使ったかもしれない。

3万2800円の小さなスピーカーだが、クオリティはピカイチ。

音のツブ感というか、楽器の分離がクッキリしていて、音の鮮明さはOneから大きく進化している。打楽器などのアタックもしっかりしている。小型ながら低音の迫力もOneとは段違い。Oneも十分にいいスピーカーだが、比べると格段の進化が感じられる。

我が家のOne/SLのステレオペアと比較しても、ほとんどの領域でEra 100の方が良いといえる。唯一、ステレオ感だけは、置き場所を離せるOne/SLのステレオペアの方が優位。もちろんEra 100をステレオペアで使えればそれに越したことはないのだが。

ともあれ、日本の4畳半とか6畳ぐらいの部屋なら、Era 100で十分。ワンルームマンションでの一人暮らしとか、パーソナルオフィスなら、まずEra 100を導入することをお勧めする。パソコンからでも、スマホからでも、いつでも高音質な音楽を流せるのはQOLを大幅に上げてくれる。

また、生活する部屋が広がれば、もう1台のEra 100を買ってステレオペア運用したり、SubやSub miniを買って重低音を補強したり(この効果もすごく大きい)することもできる拡張性がSonosの最大の魅力だ。

スマートスピーカーならではの、賢い機能も満載

Sonosアプリを使えばイコライザーで自分の好みの音に調整することもできる。

Trueplayという仕組みで、テスト音を出している時に部屋中をスマホを持ってかざして回ることで、部屋がどのような音響環境を持っているかを把握し、音を調整することもできる。これは、Sonosのスピーカーを持っている人は、設置したり、置き場所を変えたりした時にぜひやって欲しい。驚くほど、音がしっくりとその部屋にフィットするようになる。

また、Alexaのスピーカーとしても使えるし、Apple Musicや、Amazon Music、Spotifyなどと連携させて音楽を聴くこともできる(アカウントを入れれば、スマホやパソコンと繋がってない時でも音楽を聴くことができる)。

また、Era 100は従来モデルと違ってUSB-Cスピーカーを持っていて、それをライン入力としてレコードプレイヤーなどの音を再生できる(要アダプター)。

今、上質なスマートスピーカーを持っていない人に、ぜひ使って欲しい

つまり、Era 100は、あらゆる意味で満足できるオーディオコンポーネントの最小単位であり、そこから連携、拡張させていくことができるシステムオーディオでもある。たとえば、テレビにArcやBeamなどのサウンドバーを繋ぎ、それにウーファーのSubを連携させ、さらにリヤスピーカーとしてEra 100や Era 300を使い、さらに他の部屋にもEra 100やEra 300を置き……という、家中をサウンドで包む連携が可能なのだ。

もちろん、そこまでシステムアップするのは将来の夢として……まずは、一人暮らしの若者にEra 100を使ってみて欲しい。私もそのうち、娘や息子にまずEra 100をプレゼントできればと思っている。それで彼らが豊かな音楽生活を始めるスタート地点に立てるなら、安いものだと思うのだ。

(村上タクタ)

この記事を書いた人
村上タクタ
この記事を書いた人

村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

この冬買うべきは、主役になるピーコートとアウターの影の立役者インナースウェット、この2つ。

  • 2025.11.15

冬の主役と言えばヘビーアウター。クラシックなピーコートがあればそれだけで様になる。そしてどんなアウターをも引き立ててくれるインナースウェット、これは必需品。この2つさえあれば今年の冬は着回しがずっと楽しく、幅広くなるはずだ。この冬をともに過ごす相棒選びの参考になれば、これ幸い。 「Golden Be...

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

着用者にさりげなく“スタイル”をもたらす、“機能美”が凝縮された「アイヴァン 7285」のメガネ

  • 2025.11.21

技巧的かつ理にかなった意匠には、自然とデザインとしての美しさが宿る。「アイヴァン 7285」のアイウエアは、そんな“機能美”が小さな1本に凝縮されており着用者にさりげなくも揺るぎのないスタイルをもたらす。 “着るメガネ”の真骨頂はアイヴァン 7285の機能に宿る シンプリシティのなかに宿るディテール...

Pick Up おすすめ記事

グラブレザーと、街を歩く。グラブメーカーが作るバッグブランドに注目だ

  • 2025.11.14

野球グローブのOEMメーカーでもあるバッグブランドTRION(トライオン)。グローブづくりで培った革の知見と技術を核に、バッグ業界の常識にとらわれないものづくりを貫く。定番の「PANEL」シリーズは、プロ用グラブの製造過程で生じる、耐久性と柔軟性を兼ね備えたグラブレザーの余り革をアップサイクルし、パ...

着用者にさりげなく“スタイル”をもたらす、“機能美”が凝縮された「アイヴァン 7285」のメガネ

  • 2025.11.21

技巧的かつ理にかなった意匠には、自然とデザインとしての美しさが宿る。「アイヴァン 7285」のアイウエアは、そんな“機能美”が小さな1本に凝縮されており着用者にさりげなくも揺るぎのないスタイルをもたらす。 “着るメガネ”の真骨頂はアイヴァン 7285の機能に宿る シンプリシティのなかに宿るディテール...

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...

この冬買うべきは、主役になるピーコートとアウターの影の立役者インナースウェット、この2つ。

  • 2025.11.15

冬の主役と言えばヘビーアウター。クラシックなピーコートがあればそれだけで様になる。そしてどんなアウターをも引き立ててくれるインナースウェット、これは必需品。この2つさえあれば今年の冬は着回しがずっと楽しく、幅広くなるはずだ。この冬をともに過ごす相棒選びの参考になれば、これ幸い。 「Golden Be...