ストラムの「バーニングダイ」は、燃ゆる革だけが辿り着く境地

ストラムの「バーニングダイ」は、レザーの上から染料を燃やしながら焼き付けることで美しい濃淡を革に刻む唯一無二の技法である。ひと口にバーニングダイと言ってもその仕上がりは一辺倒ではなく、色の掛け合わせ次第で武骨にも上品にも変化する。

CORE FADE|ヴィンテージを思わせる圧倒的コントラスト

一般的なレザーでは表現し得ないワイルドなムラ。これは、ブラウンで芯通しした革の上にネイビーのバーニングダイを施すことで生み出されたストラム独自の技法によるもの。焦げて変色した染料がブラウンレザーの上に定着し、唯一無二のコントラストとして表面に刻まれるのだ。この異なる2色の組み合わせにより強い濃淡をもたらす手法を「コアフェード」と呼ぶ。そのヴィンテージライクな表情は、武骨なプロダクツを愛する者たちの心を魅了してやまない。

Aging

このモデルと同じバーニングダイを施したエイジング見本。経年で色が濃くなる部分と、下地のブラウンがプルアップする部分とで強いコントラストが生まれ、よりヴィンテージらしい表情に育つ。

MONO FADE|同系色の濃淡がもたらす静かな色気

美しいブルーで染め上げたこちらは「モノフェード」と呼ばれるシリーズ。「単一」を意味する“モノ”の言葉通り、レザーに対して同じトーンのカラーでバーニングダイを施すことで柔らかな濃淡を生み出している。ロイヤルブルーで芯通ししたレザーに、ネイビーのバーニングダイを重ねた本作。コアフェードとはひと味違う上品な表情と、着込むほどに深まる同系色のコントラストを堪能できる。都会的でスタイリッシュな装いにもマッチすること間違いなし。

Aging

同じ配色で加工を施したエイジングサンプル。まだ着用歴の浅いサンプルではあるが、着込んでいくことで全体的に色に深みが加わり、同系色のなかでコントラストがしっかりと強まっていく。

model

クラシックなディテールによるヴィンテージらしい顔つきが魅力のモデル[ハイフライヤー]。フルベジタブルタンニン鞣しを施したダブルショルダー(成牛の肩部分の革)を採用。各346,500円

【問い合わせ】
ストラム
TEL03-6303-0696
https://strum.jp

(出典/「Lightning 2026年12月号 Vol.392」)

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パピー高野
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パピー高野

断然革靴派

長崎県出身、シティーボーイに憧れ上京。編集部に入ってから服好き精神に火がつき、たまの散財が生きがいに。いろんなスタイルに挑戦したい雑食タイプで、ヨーロッパからアメリカものまで幅広く好む。家の近所にある大盛カレーショップの名を、あだ名として拝借。
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