想像力をかき立てるモノって好きだなぁ。「パイレックス」のTERRAハンドルレスマグ

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「ここしばらく買い物=洋服になっちゃっていたけど、私の好きなものって“モノ”だったと再認識した。特に食にまつわるモノは大好きなんだよな~」と語る編集・めぐミルクがお届け!

「パイレックス」のTERRAハンドルレスマグ

AIに「マグカップとは?」と質問してみたら、「取っ手が付いた円筒形の大きなカップのこと」と回答された。確かに、私もマグカップにはハンドルが付きものだと思い込んでいたのだが、このマグにはハンドルがない。なぜ?

先日再び福山市のセルロイドを訪れた。ファーストアローズのポップアップの合間に恒例のお買い物タイムをクリア。今回はこれで終了! と思っていたのだが、知ってます? 店舗を入ってすぐのところにファイヤーキングやショットグラスなどのショーケースがあることを。このショーケースの担当は、セルロイドのママさん。

「第二次世界大戦中、寒い海上で見張りの兵士たちが両手で包み込んで手を温められるようハンドルが付いていないマグが作られた。通称『ネイビー・ウォッチマグ』。多くが米国コーニング製だったけどパイレックス製もあったんです」。なるほど。ネイビー・ウォッチングマグは底部分が丸くなっているけれど、このTERRAのマグは、角張っていてスタッキングができるようになっている。より一般用として進化したということなのだろう。さらにママさんが教えてくれた。「ウチではこれで茶碗蒸しを作っているの」

それ、私もやりた~い!

1964年に発売され、約1年だけ製造されたTERRA(大地という意)シリーズのハンドルレスマグ。ぼってりとした厚みのあるミルクガラスのカップで、和モダンデザインが気に入って購入。マグカップというより湯呑み茶碗に近いかも。H86×φ96㎜、1個5,280円(セルロイド Tel.084-957-0251 https://www.celluloid1984.com)

写真ではわかりにくいが底面に「PYREX」「OVEN WARE」などいろいろな刻印が入っている。これをチェックするのも楽しい。

マットなブラックカラーにブラウンの細いストライプ模様が入ったデザイン。多少の擦れはあるが、かなり状態はいい。

海軍で使われることを前提としているだけあって厚みがあって頑丈。ネイビー・ウォッチングマグ同様に大容量だ。

(出典/「Lightning 2026年10月号 Vol.390」)

この記事を書いた人
めぐミルク
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めぐミルク

手仕事大好きDIY女子

文房具、デザイン、ニッポンカルチャーなどのジャンルレスな雑誌編集を経てLightningへ。共通しているのはとにかくプロダクツが好きだということ。取材に行くたび、旅行するたびに欲しいものは即決で買ってしまうという散財グセがある。Lightningでは飲食、ハウジング、インテリアなどを担当。
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