映画で観た欧米のクラシックな世界観をモダンに昇華。“好き”が詰まった空間で暮らす!

衣食住は、私たちが生活するうえで必要不可欠な要素である。なかでも日々の生活と最も密接に結びつく住居には、ひと際こだわりたいもの。自分のお気に入りの空間を作るための選択肢のひとつに、リノベーションがある。

“三人四脚”で作り上げた理想の居住空間

兵庫県芦屋市。豊かな自然と落ち着きのある街並みから関西でも屈指の人気エリアである。坂本昌謙さん、未紗さん夫妻は、「快適な暮らしをデザインする」をテーマとする「スクールバス空間設計」と“三人四脚”で作り上げたマンションの一室で2022年より生活をスタートさせた。マーベルやディズニーなどの共通の趣味を持つふたりの“好き”をこれでもかというほどに詰め込んだ居住空間は圧巻のひと言だ。

「とにかく自分たちの好きなものを詰め込んだ空間にしたくて、スクールバスさんと話し合いながら作り上げて行きました。ふたり揃って収集癖があり、とにかくフィギュアがたくさんあるので、それらを置くことができるような一室を設けるというのがひとつ。そして、ハリー・ポッターやバック・トゥ・ザ・ヒューチャーのような欧米のクラシックな世界観を出したかったんです」と夫の昌謙さん。

広々としたリビングからクラシックなレンガタイルの奥にはふたりがこれまでに集めてきたフィギュアのコレクションが集められた「コレクションルーム」が存在する。この家で暮らし始めてからもフィギュアの数は増え続けている一方とのことで、「入り切らなくなった分はどんどんリビングに侵食してきています。このままだとやばいですね(笑)」と妻の未紗さんは笑う。

先述のレンガタイルのほか、木製のヘリンボーンとグレーの磁器タイルが切り替わる床のデザイン、通常よりも約10 センチ高く、剥き出しになったコンクリートの天井、さらにはコレクションルームに付いた黒縁の窓やドアノブの形状など、細部にまでこだわりを詰め込んだ。昌謙さんによれば「スクールバスさんに自分が住みたい家のイメージを伝えると、数パターン提案してくれて、とてもイメージが付きやすく、家の仕様はとんとん拍子で決まっていきました」という。

元々この一室は、木製タイルの床に白く塗られた壁、そして和室が一室あるシンプルな作りであったが、リノベーションによってふたりが理想とするクラシックとモダンが共存する心踊る空間へと昇華されている。

「程よい重厚感もあり、コンクリートの天井からはどこか“基地感”も感じられる。まさに僕たちの理想の空間となり、とても満足しています。引越しとリノベーションから3年が経ったいまも、ふたりで快適な生活を送れています」と昌謙さん。ここからはさらに細かくふたりのこだわりのポイントを見ていこう。

天井が高く、広々としたリビングにもこだわりのポイントがたくさん。ヘリンボーンの床や左端に見えるレンガ壁からは旧きよき欧米の建築物のような重厚感のある雰囲気が感じられる。フィギュアやレコード、雑誌などふたりの“好き” が随所に散りばめられている点も見逃せない

Before

After

全体的な作りは大きく変わらないが、「Japanese Room」(和室)と「Room2」を改装して「Collection Room」と昌謙さんのための「Work Space」を設けたほか、エントランスから入って右手の靴棚を削って土間仕様の靴収納部屋を設けるなど、ふたりの要望に応じた設計に。

居住者に寄り添ったリノベーションが理想的な生活空間を実現する。

ここからは坂本夫妻が特にこだわったというリノベーションのポイントをご紹介。取材班も撮影をしながら「こんな家に住みたいなあ」という心の声を漏らすほどの理想的な居住空間がそこにはあった。

【コレクションルーム】“好き” が詰まった圧巻の空間

マーベルやディズニーを中心に数えきれないほどのフィギュアが並べられたコレクションルームは、おふたりが熱望した空間。リビングから中の様子を見ることができる黒縁の窓とレンガ壁は、映画で観た英国の建築から着想を得たのだとか。

リビングからも見ることができる

【リビング】壁、床、天井。すべてにこだわりが宿る

「天井を高くしたい」というおふたりの要望に応えて、天井はコンクリートが剥き出しとなった設計に。ウッド調のキッチンやリビングとコレクションルームを隔てるレンガ壁など、重厚感のあるクラシックな雰囲気で統一されている。

【ワークスぺース】遊び心溢れる“大人の勉強机”

コロナ禍に在宅勤務が増えた昌謙さんの仕事部屋として設置されたが、いまでは” 趣味部屋” に。フィギュアやCD、漫画など昌謙さんの好きなもので溢れている。額装されたポスターも飾られ、旧きよきアメリカンなムードも漂う。

【エントランス】確かな収納力を担保しつつクリーンで洗練された空間に

スニーカーも趣味であるおふたり。所有数は70足を超えるため、元々設置されていた靴棚を排除し、土間仕様の収納部屋を作ったほか、ドアと壁をグレーで統一。さりげなく存在感を放つゴールドのドアノブもこだわりのポイントだ。

【問い合わせ】
スクールバス空間設計
Tel. 0120-946-887
https://www.school-bus.jp/
@schoolbus_renovation
10 時-19 時 水曜、祝日定休日

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みなみ188
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みなみ188

ヤングTRADマン

1998年生まれ、兵庫県育ちの関西人。前職はスポーツ紙記者で身長は188cm(25歳になってようやく成長が止まった)。小中高とサッカーに熱中し、私服もほぼジャージだったが、大学時代に某アメトラブランドの販売員のアルバイトを始めたことでファッションに興味を持つように。雑誌やSNS、街中でイケてるコーディネイトを見た時に喜びを感じる。元々はドレスファッションが好みだったが、編集部に入ってからは様々なスタイルに触れるなかで自分らしいスタイルを模索中。
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