イナバ製のシンプルなガレージを強棘植物で味付けした、植物店「カルティベートストア」の店主の城

めちゃめちゃ天気が良い絶好のツーリング日和だけど、あえて今日は走らずに愛車と共に過ごす。そんな日があってもいいじゃないか。ハーレーの楽しみ方は何も走るだけではない。気になるところをイジってみたり、日がな一日眺めたり。それだけでも十分楽しい。それがハーレー。そんなハーレーライフを送るのに最適なのがガレージだ。ただし、ガレージを100%満喫するのには、ハーレー乗りそれぞれのこだわりやアイデアが必要。そこで、自分だけのこだわりの空間を作り上げた、先輩たちのガレージにお邪魔した。今回紹介するのはシンプルな空間にパーツやウエアがセンスよく並び、植物がエッセンスを加えたガレージだ。

コンパクトだからこそ好きなものを詰め込める

旧車のシェビートラックに乗り、旧きよきアメリカとアガベを中心とした、エキゾチックプランツを織り交ぜた唯一無二の植物店「カルティベートストア」を営む大塚さん。3年ほど前に念願のハーレーを買ったことをきっかけに自宅にガレージを構えた。

「外国人が住む日本家屋をテーマに、由緒正しい感じではなく、どこか遊びのある日本様式の自宅を建てたんです。その時にハーレーを持ってなかったのですが、芝生だったスペースに、イナバのガレージを設置。突発的ではなく、いつかはガレージを置こうと考えていたので、寸法などを計算していました。シンプルな内装なので、ハーレーに乗る時に必要なウエアや道具、パーツなど、好きなものを詰め込んでいます。

もともと芝生だった場所なので、敬愛する植物も育てやすく、アクセントとして置いてあります。ただ住んでいる地域は関東平野なので、真冬は氷点下5度になる日もある。だから耐寒性を考慮した植物選びをしています。そこは植物を生業としてするものとしてのこだわりと言いますか、植物がギリギリ生きれるような環境ではなく、ストレスなく育つようなものを選んでいます」

愛車は60年代のシェビートラックという大塚さんは、大のヴィンテージカー好き。ボートテールが特徴のフルストック状態の1972年FXを買ったことをきっかけにガレージを設置。

年に一度はアメリカに渡り、現地のグリーンショップや植栽をチェックする。その際にアンティークモールなどで買ってきた小物類が、随所に飾られている。

ウエスやクリーナー、パーツなどの小物類は、すべてミリタリーのラックに収納。ヴィンテージらしい鉄の風合いがマッチしている。

もともと付いていた純正パーツは大事に保管し、ガレージのディスプレイとしても活用。1972年の純正で、元の色はバーガンディ。

イナバ製のガレージは耐久性は言わずもがな、コンパクトながらも収納性に優れる。純正のボートテールを魅せるディスプレイとして活用する。

1972 FX1200|フルストック状態のFX1200を購入し、あえてこの年代の特徴的なボートテールを外し、シッシーバー付きのシートにカスタム。もともとはバーガンディだったが、新しくタンクを手に入れ、ブラックに塗装。

この年式の特徴的なシートとボートテールを取り外し、70sスーペリアのシッシーバーをカスタム。メーターはレアなポリス仕様の純正にチェンジした。

1971年製のFXの純正タンクを手に入れたので、ブラックにペイント。サイドにカスタムカルチャー好きな大塚さんらしい模様をペイントした。

当初はフルストック状態を楽しんでいたが、もともとチョッパーに乗りたかったこともあり、純正の良さを活かしつつ、スーペリアのカバーなどに替えた。

(出典/「CLUB HARLEY 2026年2月号」)

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