御殿場Barnstormerで開催された「デラックスウエア内見会」から注目のアイテムを紹介!

2025年2月15~16日の二日間、御殿場Barnstormerにてデラックスウエア/ダリーズの春夏シーズンの内見会が開催された。来季の新作をいち早く見て触れて、オーダーもできるということで毎回大変な賑わいを見せるイベントとなっている。今回はその中からアロハシャツ、Tシャツの注目作を数点ご紹介する。

AL-17 VALLEY[渓谷]

1970年に存在した実在の和柄デザイン。1970年ヴィンテージウエアでは平織コットンにこの和柄デザインが入り、エリ先に芯が入る仕様のモデルだった。もし1950年代にこの和柄デザインが存在したのであればという仮説から、100%レーヨンちりめんでリプロダクトしたモデルがAL-17。

縦糸に強撚フィラメントレーヨンを張り、横糸にはS(右)撚2本、Z(左)撚2本を交互に打ち込み、織り糸の組合せでちりめん形状を創るファブリックと、職人の手捺染プリント11色により創り上げた本物志向のハワイアンシャツとなっている。現在この素材の貴重性も然ることながら、職人手捺染プリントの製造工程そのものが大変希少なもの。決して増えることのない技術の融合を是非その目と手で確かめてみてほしい。AL-17 31,680円(税込)

AL-18S/L 50s PINE REEF

1950年ヴィンテージアロハシャツに実在した柄をリデザインしたパインリーフ柄。当時のリゾートブームを受けてサンフランシスコからハワイまでの船での航路「マトソンライン」が活発になったことで南国を想わせるデザインが広がった。この風潮を反映するかのようなパイナップルデザイン柄は数多く存在している。

中でも珍しいパインリーフ柄をデラックスウエアがリデザインしたことでスッキリとまとまったイメージに仕上がった一枚。また、当時を彷彿とする100%レーヨンによるフジエット素材は、縦糸にフィラメントレーヨン、横糸にスフレーヨンを打ち込み製造している。

このファブリックの素材感と、パインリーフデザイン柄、そして地染め抜染と呼ぶ製造手法(生地を染色した後に柄部を脱色し着色、その後蒸して発色させる昔ならではの製造工程)を経てカタチにした本物のアロハシャツだ。地染め抜染の工程を忠実に行うかどうかにより、経年変化の表情に大きく影響することは言うまでもない。現在もこの先も末永く付き合えるはずだ。

ショートスリーブとロングスリーブ2種の展開がある。AL-18S(半袖) 26,400円(税込)、AL-18L(長袖) 27,500円(税込)

DXTSシリーズ

希少な旧式吊り編み機で創られた12.5ozTシャツ。1日10m(8着分)の大変非効率な設備で製作され、現代機器では真似できない素材感が特徴。極厚ボディと3本針バインダーネックの耐久性に重きを置いた造りで伸びない、ヨレない、安心感を実現した最高品質のTシャツだ。DXTSシリーズ 9,900円(税込)から

3月も1、2日にJELADO内見会、15,16日にY’2 LEATHERカスタムオーダー会と注目のイベントが続々と開催される。今後もバーンストーマーで行われるイベントに注目したい。

【DATA】
BARN STOMER&CO.
静岡県御殿場市御殿場17-3 11時〜19時 火曜休
TEL0550-75-7755
https://www.barnstormer.jp

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

メイド・イン・ノーサンプトンを貫く英国靴の筆頭「Crockett & Jones」のモノづくり

  • 2026.10.21

革靴の聖地であるノーサンプトンにて1879年に初声をあげた〈クロケット&ジョーンズ〉。英国靴を語る上で欠かすことのできない同ブランドのモノづくりの現場に足を運んだ。 一足の革靴に宿る147年の歴史と誇り 革靴産業の一大拠点として名を馳せる英国・ノーサンプトン。中世から靴職人が集まり、17世紀には軍用...

「BEORMA」140年の伝統を受け継ぐ、英国屈指のレザークラフト

  • 2026.10.21

英国トラッドを語るうえで欠かすことのできない存在がレザークラフトだ。140年の歴史とクラフトマンシップを受け継ぎ、現代のスタイルにも馴染む唯一無二のプロダクトを生み出す〈べオーマ〉は、その筆頭となりうる存在だ。 熟練職人の魂宿る伝統のレザークラフト 英国中部の小さな町・ウォルソール。革加工・馬具産業...

気鋭のアイウエアブランド「CUBITTS」が描く、クラシックとモダンの共鳴

  • 2026.10.19

18世紀から20世紀にかけて眼鏡産業の世界的な中心地であったものの戦後、衰退の一途を辿ったロンドン。この地で2013年に創業した「キュービッツ」は当時を彷彿とさせるクラシックスタイルをモダンに昇華させた独自の世界観を築く気鋭のブランドだ。 伝統と現代とを繋ぐアイウエアの研究所 「キュービッツ」は伝統...

原毛から生地まで。一貫生産を守る英国生地の名門「ムーン」とは?

  • 2026.10.19

服を突き詰めていくと辿り着くのが生地。トラッド好きなら一度は耳にしたことがあるであろう英国の名門が「ムーン」だ。羊毛から紡績、染色、織布を一貫して行う英国最後の生地メーカーが誇る伝統のモノづくりに迫る。(写真は、生地の製造において重要な“織り”の工程。タテ糸とヨコ糸をゆっくりと交差させ、チェック柄が...

Pick Up おすすめ記事

遊び心とヘビーデューティ! 「ジムマスター」のアウトドア&ミリタリー

  • 2026.10.18

ほどよく力の抜けたカジュアルウエアを展開するカナダ生まれの「ジムマスター」。その真骨頂は、実は骨太なアウトドア&ミリタリーにある。ヘビーデューティな機能美を日常着へと昇華させる秘訣は、「ジムマスター」らしいほんのすこしの遊び心! カラフルな配色の裏に確かな実用性あり! 【右】主役は厚手のボアジャケッ...

気鋭のアイウエアブランド「CUBITTS」が描く、クラシックとモダンの共鳴

  • 2026.10.19

18世紀から20世紀にかけて眼鏡産業の世界的な中心地であったものの戦後、衰退の一途を辿ったロンドン。この地で2013年に創業した「キュービッツ」は当時を彷彿とさせるクラシックスタイルをモダンに昇華させた独自の世界観を築く気鋭のブランドだ。 伝統と現代とを繋ぐアイウエアの研究所 「キュービッツ」は伝統...

世界最高峰のニットメーカー「JOHN SMEDLEY」が編むもの。

  • 2026.10.20

イングランド中部、リーミルズの自社工場で240年以上前からニットウエアを作り続ける〈ジョン スメドレー〉。1784年に創業した同ブランドが編んできた歴史と伝統が息づく場所で彼らが編むものとは。 240年の伝統と魂が息づくファクトリー 英国のトラッドブランドとして群を抜く歴史を持つのが〈ジョン スメド...

東洋エンタープライズが手がける「ゴールド」。高品質な素材選びに一切の妥協なし。

  • 2026.10.20

1965年に創業した日本屈指の老舗メーカー東洋エンタープライズ社が手がける〈ゴールド〉。同社が得意とするヴィンテージへの膨大な知見と技術力の高さを活かしつつも上質にモダナイズしたものづくりに定評がある。着用時のシルエットはもちろん、高品質な素材選びに一切の妥協をしないこと。それこそがシンプルな服に深...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR